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2006/09/19

SOAに関する諸々の誤解・混乱 #1

転職活動のための思考整理で、SOAに関して考えていることをまとめようとしているけど上手くまとまらないので、見掛けた記事を参照して個別に論点を炙り出していくことにしようかと思う。#2以降があるかどうか分からない。

トラックバック先の記事「東葛人的視点 : 「SOAは長くシステムを使い続けたい企業には薦められない」という話」、そこで触れられている「SOAは長くシステムを使い続けたい企業には薦められない」というテーゼを立てている「ある大手ITサービス会社の社長」の問題点は、SOAの概念的な部分と物理的な実装の話とを明確に分けられていないことにある。以下引用括弧内の文言はトラックバック先のもの。
データモデリングのメタモデルを借用して、概念モデル、論理モデル、物理モデル、という分類を採用し、SOAに関する議論の諸レベルを規定してみる。

・概念モデル:ビジネスを効率的にサポートする情報技術というコンセプトに基づく、情報技術をビジネスに対するサービス単位・駆動で設計・構築・運用すること、「SOA的な発想」
・論理モデル:Webサービスの各種標準、BPM関連の各種標準、SOA対応システムを構築するための各種方法論(IBMのSOMAなど)
・物理モデル:ESBツール、Webサービスの各種標準をサポートするツール、BPM関連の各種標準をサポートするツール

上のような形でとりあえずレベルを設定出来ると思う。概念モデルと論理モデルの分け方が微妙な気がするのだけど、まあ措いておく。
現在SOAについて「まだ先端領域の技術であり、十分に成熟しておらず、検証も進んでいない」のは論理モデルと物理モデルに限られる。概念モデルのレベルでSOAについて語られていることは、全く目新しいものではなく、完全に枯れたものだと思う(し、そういう論調も見られる、TO DO:あとで参照リンクを張る。かも)。
SOA導入プロジェクトがよく失敗する(とトラックバック先では見なされているようなのだが)要因は、論理モデル・物理モデルの未成熟さによるものかどうか、という問いが次に来る。ぼくの感触では「否」だ。そもそも概念モデルのレベルでの設計が間違っているあるいは問題を抱えているために失敗するSOA導入プロジェクトが大半だろうと思う。そのような組織体では恐らくSOA関連プロジェクトだけでなく、通常のシステム開発プロジェクトもデスマーチばかりでろくな成功を収めていないだろうと推察される。
いまいち落ちがついていないけど、とりあえずこんなところで。

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