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2006/11/13

各位殿

妙な言葉使いが組織的に見受けられる某自動車会社だけど、流石に「これはひどい」って感じだったのが先週全社向けと思われるアンケートで使われていた「XXX各位殿」。念のためネットで確認したらやっぱりおかしい用法なので(こことか参照。あとは「各位殿」でぐぐる)、メールで差出人(社員IDからして40くらいのおっさんと思われる)に教えてあげた。ら、今日ご丁寧に返信が来たのだけど、同様の指摘を結構受けているらしい。

この誤りを指摘出来るほどまともな感覚持ったひとが大勢居るのだったら、他の妙な日本語もどうにかならないものか(ま、もうどうでもいいんだけど)。
社内の他人の文書での呼び方が「YYY殿」なのがそもそも違和感ありまくりで、二年経っても気持ち悪い(「各位殿」でぐぐって出てくるページでも、「YYY殿」より「YYY様」にしましょう、ってところが多いのでぼくの感覚は正しいようだ)。ぼくは数回の例外を除いて「YYYさん」で通した。
あと依頼の際の「~~方」(例:「添付資料を参照方」)も、どうやら必ずしも間違っていないようだけど、おかしい(間違ってはいなくても先の用例だと失礼ではあるな。大辞林には「それをすることを表す。「撃ち―やめ」「依頼―お願いします」」とあるが、「~~方」で止まると「~~せよ」という語感になる模様)。

最近気になった妙な言葉の例。
・「ほぼほぼ」<普通単独で使われる副詞を二回繰り返すのが多いけど、これはやり過ぎと思った。ところで「きんきん」というのは喫緊の誤用か?
・「でなり」<調整ごとで生きている会社らしく(2ちゃんによると設計ツールはExcelとPowerPointだそうな)、集約等の際に各所から出て来たそのままのバージョンを指すらしい。「でなりの数字」など。
・「カクn」<①(まるいち)のように、昔の紙文書で□の中に番号を書いてバージョンを示していた名残らしく、普通の日本語なら「n版」(洋風ならversion n)というところで使われることがある。紙の時代のやり方を頑固に押し通しているみたい。

あと「しみじみ」というのはここの用語かと思ったら、どうやらアクセンチュア起源説というのがあるらしい。ぼくはそっちに居たときは耳にしたことなかったけど。「しみじみ来ない」と言っておくのが理論的に理解出来ないことを糊塗する際の伝家の宝刀。「話は分かるけどしみじみ来ないんだよ」と言う場合、まず分かってない。論理でなく感情その他のどろどろしたところで動いているこの会社らしい用語だな、と思う。関連用語で「腹落ち」というのも聞くような気がする。しみじみ来る=腹落ちする。

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