« 工具大人買い | トップページ | 【バイク練習】HMSもてぎトレッキングファーストステージ&セカンドステージ 2008/03/29 »

2008/03/24

【雪山記録】六日町八海山スキー場 2008/03/21~23

金曜日有給取って八海山スキースクールのバッジテストトレーニング3日間コース(2日のレッスン+検定+検定後のちょっとしたレッスン、のパッケージ)を受講、日曜日にSAJバッジテスト1級受けてきた。テスト結果はオール69の惨敗。後味の悪いシーズン終了(多分)となってしまった。

木曜日夜に出発、外環をETC早朝夜間割引、関越はETC深夜割引で一気に。40%オフだと早朝夜間や通勤で100kmで切って行くよりも安い。家から2時間半でスキー場着、いつも通り車中泊。

1日目
9時前に受付してリフト券もらったので、1時間弱前倉で練習。朝一からざくざくの雪で、こういう機会でない限り好き好んで滑らないだろう。天気は朝のうち曇り、のち11時くらいからは晴れベース。

10時から講習開始。1級バッジテストトレーニングは6人の参加者。2級は2人だったみたい。
以後ずっと講習では前倉ゲレンデを使う。テスト本番もここでやるとのこと。去年2級受けたときはダウンヒルでやったわけだが。

初日の講習は大回りから中回り。

まずは大回り。とりあえず全員自分なりで滑らされる。ぼくに言われたことは次のような感じ。
・体が前向いたままで小回りの滑り方になっている、斜め下にゆっくり切り返す
・頭が前に行っている、膝と腿を使って、力入れないで板に乗れるポジションで

その後全員で横滑り(斜滑降)で板に乗るポジション(姿勢)の練習。ぼくに言われたのは、右ターン(左外足)肩が落ちてる(←コブでもそうなんだけど、相変わらず右ターンが苦手)、ということ。あと繰り返し全員に言っていたこととしては:
・切り返し後内スキーを前に出さない、スキーの前後差が出てしまってはダメ、ブーツを腰の下に置くように、そうすると内足の腿が立って内足も使えるポジションになる
・体だけ先に回してもスキーは回らない
・胸腰をターンの中で雪面に近づける動きを出す(腰から上体を折るのでなく。スピードと斜度に合わせて、ということだったかな)
・膝、骨盤、腰、胸の高さを揃える
・外足に足場作れるように肩の線をキープする
とか。ぼくは最後の方は求められる滑りが出来ていたっぽく、イントラからもいい感じのコメント。

大回りだけで12時に午前は終了。午後は13時半からで1時間半余裕があったから、しばらく復習など。コブがリフト寄りに作られていたので、入ってみる。朝ちょっと入ったときは滑れなかったけど、やっぱり雪が緩くなると滑り易い。

午後は中回り。これはぼくは終始ダメダメだった。一般的な話として:
・自分から(小回り)と板から(大回り)の間が中回り、場合に応じて両方やる
・中回りは角付け取れてから回す

ぼくに言われたことは:
・もっとテンポ早く、大回りになってしまっている(←最初滑ったとき)
・縦に板を踏んでいくのでなく、ずれてもいいから弧を作る(落差作ろうとして縦に行ったとき)
・一杯一杯じゃないの、もっとずらして(←やっぱり縦気味にスピード出していったとき。なお別に一杯一杯でなくスピードはコントロールしていたつもり)
・エッジTOエッジになっている(←小回りっぽくテンポ早くしたとき)
・板に働き掛けられて板の反発を引き出せていない、ずっと同じポジションになってしまっており動けてない

途中からどういう風に滑ったらいいのかさっぱり分からなくなってしまった。去年ここで2級受けて受かったときも中回りは合格点行かなかった(でも何故かその2年前に志賀で不合格だったときは合格点だった)し、何かここの中回りと合わないのかも。

15時半に講習終了後も16:45のリフト終了まで練習。夕日がきれいだった。
Dsc00339

その後、さくり温泉健康館新潟県内日帰り温泉おすすめ情報での評価は結構高い)で入浴。多分地元のひとたちが、年配の方中心に入れ替わり立ち代り入ってくるので、あまり落ち着かない。湯船もそれほど広くないし、ゆっくり湯に浸かるのには不向きかも。結局30分も経たずに上がったのだった。

2日目
9時前から自主練習。Freeline Trackを持って行って積極的にスキーを動かす練習などもしてみた。

それにしてものどが痛い。どうやら風邪を引いた模様。つか、木曜日からどうも調子が悪かったんだよな、地元の駅周辺に各種用足しに出掛けたらいきなり下痢になってパチンコ屋に駆け込んだり。

10時からの講習は、中回りから小回りへ。小回りは落下スピードでなくターンスピード、とのこと。1級ならずれずれでもいいからちゃんとスキーを回してターン弧を描く、小回りはそのときターンのスピードを早く、と。テクニカルとかだとカービング要素も必要で必然的に落下スピードも速くなるのだろうが、1級だとそこまでは求めないそうな。

午後の部の最後30分くらいだけコブで不整地小回り。いわゆるバンク滑りを勧められた。これはこれでラインをどう取ったらいいのかよく分からない(滑れないのにコブの真ん中を行くモーグラーのラインしか取ったことないので)。コブの中でもトップからスキーを動かす、ということなのでそれを見せるには必然的にバンク滑りになるのだろう。

午後の後半(コブやる前)は固まったままと言われていた膝から腿、股関節が動くようになったと評されたが、微妙。まあ昼休みにリフトの上でパンをもそもそ食べてひたすら練習していたのがちょっとは効いたのかもしれないが、いまいち身に付いていないように思う。

とりあえず、上でなく前に抜重して、その際腿を立てるように意識して、その後股関節から足全体の捻りを利用してスキーをトップから回し込んで行く、ということらしいのだが。一旦抜重して腿を立てるという要素が無いとエッジからエッジへの切り替えのみということでダメらしい。またそのときは必然的に捻りが使えない(あるいは膝だけの捻りになってしまう)はずであり、今回の講習中のようなざくざくの雪のときはスキーが回せなくなってしまい、それではターン弧は描けない、という話。まあ理解は出来るし、理論的に正しいのだろう。

この日は一日快晴だったので(朝からジャージでスキーウェア上着は着ず)、大分日焼けしたようで、顔がひりひりする。暑そうだし陽射しも強そうだったのでゴーグルでなくサングラスしていたが、目も焼けたようでかゆい。慌てて夜の買出しで日焼け止めを購入。

この日は五十沢温泉ゆもとかんで入浴。新潟県内日帰り温泉おすすめ情報でより評価が高い旧館に行くことも考えたが、そちらは狭いようなので、前に一度行って一定の満足度が期待出来るこちらへ。寝湯的に使える部分があったのでそこに横になって若干眠ったりしつつ、1時間半近くの長風呂。

風呂に入りながら翌日のテスト本番に向けてまとめた考え方。
一般
・腰を折って上体を低くしない、上体は立て気味でスキーに真上から(鉛直上に)乗る
・切り替えしで腿を上げてニュートラルを作る、但し上に抜けずに前に体を持って行く
・スキーは捻りを使って回し込む
大回り
・小回り中回りのように、ずっとフォールラインを向いていないようにする
・ターン弧に合わせてゆっくり体の向きを変える、切り替えで一気に体を先に持って行かない
中回り、小回り
・エッジからエッジへの切り替えにならないように
・ずれずれでいいから、丸い弧を描く意識を強く

3日目
基本晴れだけど若干雲が掛かっていて昨日よりは陽射しが弱い感じ。ばっちり日焼け止め塗ったけど昨日焼けたせいか日が当たると非常にひりひりする。

10時からテスト開始。1級22人、2級6人の受験者がぞろぞろと前倉ゲレンデへ。主任検定員は1級BTトレの担当インストラクター。副主任2人のうち1人は2級BTトレ担当(これが現校長かな。前校長はかぐらに鞍替えしてしまった模様)。

テスト種目の順番は、上部右斜面(リフトと反対側)でフリー、下部右斜面で大回り(本来は一番下の落ち込みのところでやるらしいが今回はその上の若干斜度が緩いところでやった)、一旦リフトに乗って、中間の少し落ち込んだところの左斜面で整地小回り、その下の大回りやったのと同じ辺りで中回り、一番下の落ち込み左斜面に作られたコブで不整地小回り、というもの。
フリー:とりあえず飛ばす。大回りから中回り、とやろうとしたらリズム切り替えのとき思った以上の斜度だったのでエッジングをミスってしまった。
大回り:これも飛ばす。大回り系は一応注意点を頭に入れつつ、自分なりの滑りをしてみた。
小回り、中回り:結構飛ばすひとたちが多かったけど、ターン弧を描くことに集中してかなりゆっくりとした落下スピード。一応スキーは回し込んだんだけど、どうかなあ。
不整地小回り:こけずにラインを辿るので精一杯。一番斜度の急なところで、溝も変にねじれていたこともあり、かなり難易度高かった。

全種目終わったのは12時過ぎ。

ここまで前倉ゲレンデaka.第2ゲレンデ(開場初期はここはリフト掛かっていなかったみたい。cf.スキー場スタッフブログ)しか滑っておらず、折角八海山来たのにロープウェイ乗らないのはもったいないから、Scratch Brigadeに履き替えて上部へ。やっぱりファットスキー楽だわ。3本くらい第3ロマンス乗った。最初は様子見でダウンヒル整地のところ、次にダウンヒルのチャンピオンとの間の不整地のコブでない方(下に向かって左、チャンピオン寄り)に行ってみたら調子が良かったので、あと2本はエキスパートのコブになっていない脇などをツリーランっぽく。普通のスキーだと足が取られて滑れないところだが、普通に滑れて楽しい。麓に下りるときもエキスパートBを大回りで気持ちよくストレス発散。

ロープウェイ山頂駅の下は雪が割れてしまっていた。2シーズンくらい前にエキスパート入り口の落ち込みでなっていたのと同様。周りの山の斜面でも雪が剥がれているところが目立ったし、沢はすごい勢いの水音がするし、前倉から見たレストランダウンヒルの下の辺りからは溶けた雪が滝を作っているし、終わり感が強い。ついでに、雪はどこも黄砂か分からんが茶色になっていた。特にぼくが滑ったような圧雪されないし人も滑らないところ。化粧が剥げて汚れも付いて、物悲しい風情ですな。

13:45にテスト結果発表ということだったが、結局14時くらいになった。もう1本エキスパート滑れたな、クソ。で、結果は最初に書いた通りでショボーン。あれこれ考えたのは意味が無かったな。レッスン受けずにそのまま受けても同じ点数だったと思われる。一朝一夕に滑り方変えられないわな。

1級合格者は5人で、そんなに不当に低い合格率ではない。それより2級合格が1人というのがひどい感じ(2人は受かってもいいんじゃないのって感じだった)。ただ、どうやら今回の主任検定員は辛口評価らしい、事情通っぽい受験者から聞いたところによると。全種目で71以上の点数は全く無く、不整地小回りはあんなひどい状況なのに70までしか付けていない。まあ受験者がそのレベルだったといえばそうなんだろうけど。

ついでに、1級BTトレ受講者からは一人も合格者出ず。ぼくの成績は全体でも下から数えた方が早い感じで、BTトレ受講者6人中でも5番目。んー、客観的に見るとあんなにイケテないのかー、と。他の人の滑り見て、しょぼいなー、とか思っているわけだが、点数の物語るところではぼくはそれ以上にしょぼいわけで。まあ流石に、1級受験者で1名本当に2級持っているのかなあというレベルのに67とか容赦無い点数が付いていて、それよりは上で、一応まともな1級受験者として扱ってもらえたようではあるが。ともあれ、やはりどうにかして自分の滑っているところの動画を撮って、本当にあんなにかっちょわるいのか確かめてみたいところ。

14時半から1時間、BTトレの売りである(とぼくは思っている)事後講習。まず、板に乗るポジションの確認ということで、第1ロマンスの緩斜面で片足で滑ったり。片足でジャンプ出来るポジションで滑る、というのはなるほど。2本繰り返してから、最後は第2ロマンスで前倉ゲレンデへ行って小回り。これはまあぼくは相変わらずダメな感じだった。シュテムで外足を開いて、というかフォールラインに向けるように出してその際に腿をリセットして立てる、とかやったのだけど、相変わらず求められる運動要素が出せない。ぼくの関節は全体的に固いし、特に股関節は、そこをちゃんと柔軟に動かせていれば膝痛も出なかったわけで、動かせ言われてもそうすぐには動かないわなあ。

口直しに最後に1本、再度Scratch Brigadeに履き替えてロープウェイで上に行って、エキスパート脇~セパレートBの誰も滑っていないところを気持ちよく一気滑り、で3日間の八海山終了。このときは流石に疲れていて、エキスパート脇で2度ほど派手に転んで雪まみれ。でもまあ楽しい。それにしてもこの板でビンディングが外れたことが無いのだが、まあ自分で開放値10に上げたのだが、ちゃんと動作するのかちょっと不安になってきた。外れないのは、ボードみたいにこけながら起き上がってそのまま滑り出せるのでいいんだけど。

さて、BTトレの料金だが、リフト券とテスト受検込みで24000円だった。内訳を計算してみると、リフト券は3日で2500*3=7500円(2500円というのは、リフト券持っているひとはそれだけ減算するとの記述から。セゾンなどの割引でも1日券はそんな感じの値段)、バッジテスト1級受検は3000円。となると残りは講習代のはずで、13500円。通常1日の一般レッスンで5000円なのだが、金曜と土曜の2日間分で10000円、日曜のテスト後講習1時間は、半日2時間の一般レッスンが3000円だからまあ1500円とすると、残りは2000円。それだけの付加価値がこのコースにあるかと考えると、NOだな、というところ。そもそも2日間集中して講習受けても、その短期間で上達するわけないだろうから意味無い感じで、1ヶ月に1日とか間を空けて一般レッスンを受けた方がいいように思う。また、主任検定員が担当インストラクターというのは確かに利点ではあるが、それを生かせるだけの地力が無いとね、と。

あと一点、二日連続講習の不利点として、インストラクターが外れだったときの被害が大きい、というのがある。バリエーションのときは、どの部分を意識した練習なのかをはっきりと伝え、またコメントではその部分要素がきちんと出せているかどうかをまず評価し、追加でのコメントがあるならその位置付けを明示的にした上で行う、というのが本道だろう。これはもう言うまでもないようなことだが、その辺りがかなり不明確で非常に分かりづらかった。つか、以前2回のスクール経験で当たったインストラクターはこの程度は出来ていたわけだけど。

例えば今回、腿を立てる意識を付けるため、棒立ちの姿勢で滑るという練習をやったとき、膝もがちがちに固定して滑った人が居て、そーじゃねーんだよ的なコメントをイントラがしたのだが、その人はそれ以前に溜まっていた何かもあったようで、若干切れ気味になっていた。その後、この練習の意図はこういうもので云々という説明をしたが、後出しジャンケン的な解説でなく、始めからその程度の注意は行った上で受講者を滑らせるべきだろう。

技術的には間違いなく高いし(去年講習受けた前校長の方が上手かったように思うが)、理論も非常によく分かっているのだろうけど、教師としての資質には疑問符が付く感じだったな。一応頑張ってはいるものの、地が出てしまっており、「だーかーらー」みたいな調子でコメントを始めるなどかなり聞き苦しいところもあった。まあスキーインストラクターなんてそんなもんだろうけどね。

ともあれ、ぼくは当分はレッスン受けたりせず、適当に快楽求めて滑るだけだろうな、というところ。なんとなく1級で見ているところは分かったので、それをちょっとだけ意識しながら滑って、来年またタイミングが合う機会があればバッジテストも受けてみようかな、と。1時間も掛からずさくさく終わるならいいけど、今回のように2時間以上拘束されるのは時間の無駄でしかないし。こういう待ちが多いのは性に合わない。4輪や2輪のジムカーナ競技もそんな感じ。

|

« 工具大人買い | トップページ | 【バイク練習】HMSもてぎトレッキングファーストステージ&セカンドステージ 2008/03/29 »

snow」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3241/40628371

この記事へのトラックバック一覧です: 【雪山記録】六日町八海山スキー場 2008/03/21~23:

« 工具大人買い | トップページ | 【バイク練習】HMSもてぎトレッキングファーストステージ&セカンドステージ 2008/03/29 »