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2008/09/16

巻機山に登ってみた

9/13土曜日の話。

んー、それにしてもいい加減この芸の無いタイトルは止めたいのだが、登山記録と銘打つほど頑張って登ることにもならなそうだしなあ。月に2回くらいは登山したいと思いつつ、1.5ヶ月に1度ペースでいまいち。

ともあれ、今回の登山は今までで(まだ3座目だけど)一番きつかった。

一応4時半に起きたんだけど、バリカンでセルフカットしたり近くを通るついでに実家に寄って犬猫と遊んだりしていたら、車両が行ける最高点である桜坂駐車場に到着したのは結局10時過ぎ。群馬までは晴れ間も見えたりしていたのだが、関越トンネルを抜けると路面はウェット。降雨は殆ど無いけど。駐車場は9割がた埋まっている。20台弱かな。少し下にも駐車スペースはあり、一番上の領域に40台くらい駐車出来るのではないかな。

用意をして登山開始は10:25。当然こんな遅い時間に出発しているひとはおらず。
Dsc00454
「登山カード記載台」にはご丁寧なことに用紙まで用意してあった。
ここの標高は昭文社『日本百名山を登る』(上巻、2008年版)によると730mらしい。

往復同じ道を辿るのは嫌なので、往路は初心者お断りの注意を無視してヌクビ沢・天狗尾根コースへ突入。
Dsc00455

登山道入口の掲示によると8月初めの時点では雪渓が大量に残っていたそうだけど、もう消えているだろう、と。
Dsc00491

その判断は後で分かるように誤りでまだ雪渓は残っていたのだが、それよりも大きな誤りはちゃんとコースの素性を確認しなかったところ。コース名からして半分くらいは尾根なのかな、と思ったら、最後に申し訳程度に尾根に取り付いて登るだけで、殆ど沢登りみたいなコースだった。ま、沢登りっていうのも楽しそうだな、と思えたのは良かったけど。

あとコース名は割引沢~ヌクビ沢~天狗尾根とかするのが正しいような。そんな感じで二つの沢を登って行く。
が、とりあえず昭文社100名山本に従って、割引沢へは行かずに分岐を右に取って巻道(現地案内標識では「ヒナン道」)を登る。昭文社100名山本には割引沢に「危」マークがあって怖いし。

けど、ヒナン道も崖っぷちに踏み跡一本だけの狭い道で、落ちたら大怪我しそうな感じ。そういえばこのときは何となくストック出さずに登り出したのだけど、その選択は正しく、結構急な坂を手で岩とかに捕まって登って行くような場面が多い。まあまだ序の口だったわけだが。この時間帯は結構雨が降っていたようで木の葉に雨が当たる音がしていたけど、樹林に守られ殆ど濡れずに、カッパも着ずに済んだ。木の間に張っているクモの巣がうざかったりはしたけど。

ヌクビ沢出合到着が11:25。ここの地名は、もう一つ参考にした山と渓谷社『日本百名山地図帳』では「落合」てある。

この地点で昭文社100名山本によると標高1080m。標高差350mを1時間とまずまずのペース。下の写真はヒナン道からの出口を上から撮ったところ。
Dsc00459

左に行くとそのまま割引沢らしいけど、ペンキによるコース案内は右に誘導しており、それに従ってヌクビ沢を登る。
Dsc00460
ここまで来て、この後思いっ切り沢を登らなければいけないことにようやく気付いた。

そんな厳しい状況に居る中、上から降りてくるひとに会った。あっという間に下に消えて行ったけど、このコースを下れるというのはすごいなあ。このコースを下りで使うのは禁止らしいけど、まあ上級者なら自己責任でやってもいいのだろう。ヘルメット被ったり、本格派っぽい感じだった。

この辺りから、慣れない岩登り、といっても2mくらいの段差なのだが、でてこずったりでペースが落ちる。こういうときのためにボルダリングとかも一応勉強しておくといいのかな、と思った。「初音ミクのボルダリング講座」は雪山大好きっ娘。2.0経由で流し見してはあったのだが。

つか、この辺りで早速一度岩登りに失敗して、水溜りに落っこちて靴がぐしょ濡れになってしまったのだった。それは確か下の写真の場所への巻道入口だったのだけど、写真では上手く撮れていないが結構な高度感で怖い。多分1400m辺りだけど、この後の下りにはロープが設置されていた。使わなかったけど。
Dsc00467

ロープとか鎖の類は、下りが危険なここにロープと、その下の沢の中の大きな滑り易い岩の上がコースになっているところ(ナメ滝、というところかな)に鎖と、少し上に行った行者の滝の脇の急登に鎖と、ずっと上の方で大きな岩を横にトラバースしなければいけないところにロープ、という具合で設置されていた。最後のにのみお世話になった。上に実直に攀じ登るのはまだしも、岩に捕まって横に機敏に移動するとか無理。

そういえばまさにこの辺りで、「攀じ登る」という感じのコースなのだここは、とようやく分かった。これまで登った安達太良山や苗場山は普通に歩いて二本足で登っていたのだけど、ここは手足をフル活用しないと登れない。

その後、もう一度岩登りに失敗して、2mくらい滑落。大きい岩を登るようなペンキの誘導があって、こんなところ登れるのかよ、と思いつつ挑戦してみたのだが、一度失敗した。元居たところに着地出来てよかった。その後冷静に周りを見た結果、そこは直登せずに脇から回れば簡単なのだった。その辺りの判断能力も、本当はいきなり一人でこんなところ来るのでなく、経験者とのパーティーで安全に身に付けるべきなのだろうけど、まあat own riskで楽しければいいんじゃないの、と思う。つか、山の中でまで他人に合わせるなんてアホくさい、というのが本音ではある。

ともあれ、そんなこんなで12:40くらいに1450m辺りの河原で15分ほど食事休憩。そういえばここまで2時間休憩無しだった。岩登りのルートを考えたり(本来は考えるほど難しいところではないはず、経験者なら)で最後の1時間ほどは結構休み休みではあった。ペースが落ちたと感じていたけど、改めて確認すると2時間ちょっとで700m登っているのか。ああいう状況は初めてだったにしては上出来だ。

再度登り始めて1600m辺りでようやくガスの向こうに稜線が見えた。
Dsc00470

で、その後すぐ、やはり1600m辺りで雪渓が出現。
Dsc00472
50mは長さがあったような。雪の上に土が乗っていて、滑ったりすることは無かった。それまでずっと水の流れる音、轟音に近いものを聞きながら歩いていたのだけど、雪渓の上は非常に静かだったのが印象的。

その後少し沢を登ったあと尾根に取り付いて、そこでも滑り易い土に苦労したりしつつ、13:50に1850mの稜線に出た(山渓100名山地図帳だと御機屋分岐、昭文社100名山本だと稜線分岐)。稜線から巻機山山頂方面、かな。ひょっとしたら割引岳かも。
Dsc00475

14:05に「巻機山頂」の標識があるところに到着。
Dsc00477
が、ここ(山渓100名山地図帳だと御機屋、昭文社100名山本だと井戸尾根分岐)は最高点でないらしく、明らかに牛ヶ岳の方にちょっと行ったところの方が高いので、一応そこまで行っておく。
Dsc00478
こんな感じで石が積んであるので、多分ここが最高点だろう。標高1967m、14:20くらい。休憩込み約4時間で標高差1240m。大体300m/h。ま、そんなもんか。

山頂から西を望む。避難小屋が見える。
Dsc00483
この頃には少し天気が回復して、晴れ間が覗いたりしていた。

避難小屋の前で少し休んだりストックを取り出したりで、下山開始が14:45くらい。井戸尾根コース。

下り道が結構急で、岩がごろごろしていたりして、なかなかペースが上がらない。考えてみれば急なのは当たり前で、尾根だから登山道も多少蛇行は出来るけど、基本的に登った沢と同じ距離で同じだけ高度を落としていくわけだ。7合目1565mが15:25、6合目1350mが15:50とか。6合目が展望台になっているけど、その少し上のやはり展望台っぽくなっているところの方が、天狗岩はよく見えるような気がする。
Dsc00489
右に白く見えるのが登ったヌクビ沢かな。

6合目から5合目の辺りは土の道で快適に下れるけど、またすぐに岩だらけになって、疲れた脚と足の裏にかなり厳しい。かなりたらたらと下って、結局駐車場に着いたのは17:10。下りは結局約2時間半。全行程は7時間弱。

駐車場に残っている車は片手で数える程度。みんなちゃんと朝早く来てさくっと登って帰って行ったのか。途中で会ったのは、上で触れたヌクビ沢を下ってきたソロのひとと、山頂でおばさん2人と、避難小屋で姿は見なかったけど2人で会話していたっぽいひとたちと、8合目辺りで登ってくる2人組と、5合目辺りでこんな遅い時間に登ってくるソロのひと、と書き出せる程度で、前回の苗場とは大違いの静かな山行だった。

ところで、登山道入口の桜坂駐車場は何故か有料なのだけど、バイク料金もちゃんと設定されていて、普通車(つか4輪車)500円に対して300円。
Dsc00492
駐車場に辿り着いたところでちょうど集金のひとがうろついていて、きっちり徴収された。その後すぐに居なくなったようなので、17時半とかに駐車場着なら取られないかも。

後日談だが、筋肉痛がこれまでになく酷くて、丸3日経った今も階段の下りはかなり苦労する感じ。

ところでついでに物欲シリーズ。冬山の装備だけど、あれこれ悩みつつも結局、12本爪アイゼンと縦走用ピッケルを購入してしまった。両方カジタックス。使うか分からないのになあ。あと、ついでに、ピッケルに付けられるショベルブレードも(エキスパートオブジャパンNEWレッドバット)。ピッケル持って出るときはブレードとシャフトがセットのものを持って行くよりいいかな、と。これも恐らく使いもしないのになあ。ま、そんな感じで冬山に向けてwktkしているのであった。

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