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2009/02/16

【雪山記録】三岩岳 2009/02/15

三岩岳は会津駒ケ岳の北にある標高2065mの山。会津駒ケ岳から北へ、大戸沢岳、三岩岳、窓明山、と並んでいて、どれも山スキーのコースがあるみたい。『ベストバックカントリー100第1巻』ではp.44に会津駒ケ岳に続いて三岩岳が紹介されている。『ハイグレード山スキー』ではp.144の「窓明山」の項で、平沢橋の辺りに下りる三岩岳東尾根が滑降ルートとして触れられている。

今回ぼくが取ったルートは『ベストバックカントリー』で紹介されている、小豆温泉の北から北東尾根沿いの夏道登山道を辿るもの。この日は山頂までは届かず、1800m辺りで敗退。
P2150025
引き返した地点から山頂方面を望む。

前夜20時くらいに寝たのに6時過ぎまでぐっすり。周りがざわつき始めたのでようやく起きた。前日のスキーでは特に疲れなかったのだけど、その前の金曜日までに何かよっぽど疲れていたのだろうか。金曜夜も0時に寝て8時過ぎに起きたしなあ。週の初めから風邪気味だったというのはあるか。

車は前日偵察した小豆スノーシェッド北の駐車帯に停めた。
7時半に出発。標高は780m。

最初の急登はスノーシューに履き替え。カリカリとズブズブで登り難い。ピッケル使って攀じ登るところが過半。あと、スノーシューは取り付けがゴムのバンドなわけだけど、トラバースしていると取り付けが曲がってしまう。その後別の方向に行くときにしばらく戻らない。これはもっとちゃんときつく締めれば何とかなるのだろうか。

登り切ったところで携帯か何かの設備みたいなものが。
P2150009
会津駒ケ岳にも急登の先に携帯のアンテナがある。

ここで既に9時近く。上まで行って休んでいたら単独の山スキーヤーが上がってきた。結局この日はこの方とぼくだけ入山した模様。で、この方はシールにスキークランポンでスキーのまま上がって来たらしい。つか若干違うルートだったのかな。後で地形図を確認したら登山道が付いている東側の方が傾斜が少し緩いみたい(といっても30度とかのはずだが)。ぼくは沢にスノーブリッジが掛かっていた少し北の方から登った(こっちは35度くらい)のだけど、国道を少し歩いて南下して沢に掛かった橋の南から入った方がいいのかも(もしくは沢を渡ってから尾根の末端の方に戻るとか)。少しの苦労を惜しんで大きな苦労を背負い込む系。この日は最後にも同じことがあったのだった。

山スキーの方に先に行ってもらって、ゆっくり休んでから再出発。上記の場所から少し下るのだけど、スキークランポン着けたままで滑るのに慣れていないもので、速攻転倒。さらにその後も上向きキックターンがダメダメで何度も失敗、ビンディングが外れることを繰り返す。一時1ターンごとにこけていた。ただこの日は取り付けを調整していた(ブーツのソール長から2mm弱短いくらいだと、ビンディングのトゥーピースはぐらつかないしヒールピースもアルパイントレッカーに乗り上げずにちゃんとはまる)ので、前回よりはましになって両方一遍に外れたりは無くなった。

そうこうするうちに前回スキークランポンが曲がった理由が分かった。スキーのビンディングからアルパイントレッカーが外れるときに引っ掛かって曲がるのだ。というわけでこの日もさらに曲がったのだった。

キックターンは途中から慎重に足場を作ってからするようにして、何とか前回のレベルまで復活しこけなくなった。けどその調子が出て来た辺りから雪面がほぼ完全に氷になって来た。ミスしたら下まで滑落しそう。出来るだけ南面の緩んだところを登るようにするけど、なかなかそうも行かず、ひやひやする場面で神経と体力を消耗してしまった。

というわけでいい加減疲れたので、12時頃1600m辺りで、一旦バックパックを下ろして休憩、ゼリー飲料で栄養補給。暑いこともあり水の消耗も激しい。汗もだらだら。

再度登り始めて1700m辺り、12:40くらいに下りて来た単独山スキーの方とすれ違う。山小屋まで行って下りて来たところらしい。ざっと調べた感じ、この山では山頂まで行かずに山小屋で折り返す人が多い模様。んー、それにしてもこの山スキーの方は理想的なペースだな。1200mを4時間弱で登り、昼には頂上に着いて休憩し、滑り降りて来た、って感じか。登りトレース見ていても全くミスしておらず、流石。

ぼくはと言えば、左足内側踝が痛いのに加えて、右足内側の踝と踵の中間に靴擦れが出来てしまった。前に安達太良山敗退時にも左足だけど同じところに靴擦れが出来た。歩行用の靴でないから無理が出ているような気がしなくもない。山スキー用のいわゆる兼用靴欲しいなあ。けどすごい高いんだよな、値引も渋いみたいだし。来年お金持ちになっていたら買おうかな(今年のボーナスは絶望的で、既に使い切ってしまった感じ)。

多分雨が通った跡の溝が出来ているし、モチベーションが上がらない。1.5l持って来た水も無くなってしまった(後で下まで行って確認したらまだ100ccくらいあったが)。

というわけで、南に進路を変えて標高差200m距離1kmほど登れば山頂なわけで、前回会津駒ケ岳登ったとき同様14時半まで粘って頑張ればまず届く感じではあるけど、登高止めて下りに移る。
P2150027
降り始めて最初のスロープ。何とかターンしている感じ。

『ベストバックカントリー100第1巻』に「滑降の楽しみは上かも」とあるが、確かに会津駒ケ岳よりも木の間隔が疎なところが長く、滑り易い(はず。この日はそれどころではない)。

ただ、2度ほど登りがある。1308ピークと、1000m辺り。上手くコースを取らないと。1308ピークは先行の単独山スキーヤーのトラックに付いて行った。1000m辺りの方は面倒なので沢に下りた。登りのとき、数日前と思われるトラックがあったのでそっちもありと。ただ、日の当たる南面は崩れまくっている。
P2150028
北面も軽く雪崩てデブリが出ているところ多数。けどまあ朝登った感じでは全層が一気に来る感じでもなかったので、そっちにルート取った。とはいえあまり気分のいいものではなく、ひたすらこわごわトラバース。つか、ちょっとの登りの苦労を取って尾根に忠実に行った方が良かったかな。

14時半、何とか無事に車に帰着。
P2150029
正面に見えている尾根がコースへの入り口。

今回やっと届いたハンディGPS(Garmin Oregon 300)を初投入した。まだ全然使いこなせていないわけだけど、とりあえずトラックを表示させておけば来た道を戻るのには便利。だけどやっぱり地図とコンパスも必要だな。GPSだけだと少し進まないと元の道か分からないし。GPSの向かっている方向の方角表示はあまり当てにならない感じだし、電子コンパスとGPS地図の切り替えも面倒なので、少なくともGPS地図と物理コンパスの組み合わせが必要かな、と思う。というわけでトラックを晒す。
Mitsuiwa_20090216
赤が登り、青が下り。

燧の湯は行ったので今度は駒の湯。が、加温加水循環ろ過消毒とダメダメ。単純温泉で特徴も無いし、桧枝岐で温泉入浴なら燧の湯一択だな。

駒の湯へ向かう途中、15時時点で下大戸沢辺りに多分山スキーの車が3台ほど。4-5人のパーティーが下りて来たところみたいで車のところで片付けしていた。大戸沢岳がこの辺では一番人気なのかな。

帰りは前回同様R352/121を南下して、今回は宇都宮ICから高速に乗ってみた。順調に浦和近辺まで来たところで、首都高も空いているみたいだし、これならこのままシェル出し頼みに神田のお店に行けるな、と思い直したのはいいんだけどETC割引のことをすっかり忘れていた。浦和ICで一旦下りればいいんだけど、宇都宮から浦和本線まで行くと100km超えてしまう。これなら鹿沼から乗るか(結局時間的には変わらない感じ)、西那須野塩原から乗って羽生で乗り直せばよかった(どうせ加須からこっちは大都市近郊で通勤割引適用外だし)。1000円ほど損こいた。つか、1000円で高速乗り放題はいつからなんだろ。でもってこれで間に合わなかったら最悪なわけだが、何とか20時前にお店に行けたのだった。

その後筋肉痛はそれほどひどくないことを考えると、ばてるのはやっぱり心肺機能の方が問題っぽい。子供の頃から長距離走とかLSD系運動は苦手なわけだが、もう少し何とかしたいところ。

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