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2009/04/13

【雪山記録】越後駒ケ岳 2009/04/12

今年最後(多分)の雪山は山スキーでやりがいのあるルートに挑戦しよう、ということで『ベストバックカントリー100第1巻』にも3段階中のGrade3として紹介されているルート(pp.51f.)を選択。この日も20人くらいはスキーで登っている人が居た(林道歩きが長いのでボードには向かない)。登りは5-6時間が標準タイムとのことだが、ぼくは、会津駒ケ岳のとき同様、7時間も掛かってしまった。それでもまあ何とか山頂を踏めてよかった。

トラックログ画像。赤が登り、青が下り。
Etigokoma200904121
登りの道行山から標高1400m地点まで電池切れで途切れているけど、下りと全く同じ。
Etigokoma200904122
今までと同じ縮尺だと一枚で収まり切らないという長大なルート。

前日、湯沢の辺りから小出までの移動は意外と遠かった。何気に60kmとかあるのか。道の駅ゆのたに泊。5時起きで食事などしてからシルバーライン方面へ移動。去年ゴールデンウィークに奥只見丸山に滑りに行ったときは夜中も開いていたけど今の時期は夜間18-6時は閉鎖している。6時にゲートが開く15分くらい前に着くと10台以上車が並んでいた。大体みんな奥只見丸山スキー場に行くみたい。ぼくは途中で右折、銀山平へ。

準備してから6:50に石抱橋を出発。アルパイントレッカーをはめたところで、スキークランポン(一応最初から付けて行こうかと)はA08だと使えないことが判明、車に戻って置いて行った。
P4120028
プレートがあるビンディングだとクランポンのブレードの高さが足りなくなってしまう。結果的に無くても問題無かったが、んー、使えないな。

最初の林道歩きで山スキーの人に抜かれたと思ったらあっという間に消えていった。普通に歩くのも桁違いに速い。ブーツの足首が曲がるから、というのが大きいのだろうか。スキーを滑らせるように進んで行っているけど、ああいう動きはぼくは出来ないんだけど。けど、故新井裕己さんはアルペンツーリング用でない足首の動かないブーツですごいところ行っていたみたいし、もう少し何とかなるんじゃないかとも思うが。

天気は曇り気味で昨日よりは暑くない感じでよい。

『ベストバックカントリー』で指示されている尾根より一本北の尾根の方がよく使われるルートらしく、みんなそっちを登っていた。ぼくも下りはそっちを使った。ぼくが登った方は、前日と思われるトレースはあったが、このときはぼく1人だけだったみたい。尾根への取り付き場所を無駄に自分で切り開いたり、トレースを追ったら急斜面トラバースに突入しそうになったので方向転換してツボ足で登ったり、ここで無駄に時間と体力を消耗してしまった。その間に向かいの尾根の皆さんはさくさく進んで行く。

けどやはり短い板は取り回しが楽でよい。Scratch Brigade(185cm)だと苦労するキックターンがA08(168cm)なら比較的余裕。山で使うなら170cmくらいまでかな。

その後細い尾根を登るのだけど、標高1100m辺りで雪が切れているところがあり、スキーを脱ぐ必要がある。ここでも上から回れないか試みたり、時間と体力を(ry

山スキーMLでの投稿だと、ここはクライマーズレフトの樹林帯(右は雪に亀裂が入っているし斜面も無木立で危険な匂いがぷんぷん)に逃げればスキー外さずに行けるということだが、そんなトレースは無かったような。下りの時も、みんな下まで行かずに雪が切れているところで尾根を乗り越えていた。

この辺りで前の人たち(ソロとその前に2人組)に置いて行かれ、後ろからは誰も来ないので、最後尾確定。

でもって靴擦れが辛くなって来た。左足の踵と右足の小指。前者は踝のシェル出しをした副作用のように思う(無駄なスペースが空いてしまった、とか)。後者はシェル出ししたけど戻ってしまったのだろうか。

あとここまで調子良かった(最初の尾根の取り付きでは結構な急斜面を何とか登り切ったわけだが)アルパイントレッカーの調子が悪く、片側がやたら外れるようになってしまった。山頂まで行ってからようやく気付いたのだが、ブーツが乗る部分の長さを調整するパーツのネジが取れていたのだった。

道行山でギブアップしようかとよっぽど思ったけど、駒ケ岳の雄姿も見えて来たところでモチベーション上がって、行けるところまで行こう、つか何とかして登頂しよう、という気に。
P4120015

11時、小倉山の辺りで前日に山小屋に泊まったという人とすれ違ってちょっと会話(えらい早いな、と)。もう1人多分同様に小屋泊の人と、ちょっと上ですれ違う。この日登ったと思われる人たちとは、12時半頃に1763mピークの下辺りですれ違ったのが最初のような。やっぱり5時間掛からずに登って、昼時には山頂に着いて、昼休憩取ってから滑って来る、という感じかな。そうありたいものだ。

つか、速い人だと休憩込みでも4時間半足らずで登れるのね(しかも体調悪いときに)…
まちゅらおの登山日記 越後駒ヶ岳(2009年4月4日)
登りのGPSトラックはこの方の取ったのが上で触れたメジャールート。この下りは山スキーエキスパート向けですな。ぼくは今回は下りは全く冒険せず、ノーマルルートの尾根通し。つか登りで時間が取られて下りで遊ぶ余裕は無かったわけで。

もう一つ参考リンク。→上越線沿線/越後駒ケ岳・白沢 [山スキー] 2008/3/23。こちらはぼくが使った尾根を登っているのだけど、記事を読むとやっぱり一本北側の尾根を狙っていた模様。

ついでに、もう一本南というか西の1149ピークがある尾根が良いという説も。→アベル父さんのもっと山を、スキーを、感動を!越後駒
でもこの方も、上のは去年の記録だが、一年後の今年はそのルートを取らずに普通のルートで登っているようだけど…→アベル父さんのもっと山を、スキーを、感動を!越後駒ケ岳

色々見ていると、ぼくの7時間というのもあまりに時間掛かり過ぎで、逆に珍しくて情報価値のある記録かもwww

閑話休題、1763mピークへの登りはほぼ直登で問題無かったのだけど、駒の小屋への急登は、スキーで登れると思ったのだが最初のキックターンでアルパイントレッカーがまた外れて、さらに何故かスキーのキャップも吹っ飛んでしまったのでやる気を無くして、下から見ていると大体みんなそうだったようだが、ツボ足に変更(最後何故かぼくが滑り降りるときに登って来ている2人組が居たが、その人たちはスキーで登っていた)。駒の小屋からは再度スキー登高。

14:00に山頂に到着。7時間ちょっと掛かった。
P4120017
右が八海山、カシミール3Dによると正面奥に霞んで見えるのが巻機山とかの辺りっぽい。
バイク用のマスクを着けていたのだけど、流石に登高中は暑くて鼻と口は出しっ放しだったので、結構日に焼けてしまった。

そそくさと準備して、14:20滑降開始。山頂からの大斜面では3ターン目でこけてしまった。普通の板で重い雪の中ロングターン決めるのは無理か。その後はせこいターンに終始。

最後尾かと思ったら、1763ピークからの大斜面↓でテレマーク2人組みを抜いた。
P4120026

その2人組みには道行山への登りでぼくがクライミングスキンとか付けている間にまた抜かれたのだが、その後どこで抜いたのか車に戻るのはぼくの方が先だったみたい。あと、どこから湧いたのか分からないが、道行山から下ろうとしたところで5人くらいのパーティーが道行山を登って来ていた。下りはぼくが最後尾ではなかったみたい。

この辺りから雲が晴れて快晴気味に。暑い。

道行山への登り返しでは、ツアー中では初めてクライミングスキンの貼り返しを実行。意外とすんなりくっ付いて一安心。あと、アルパイントレッカーの応急処置も。とりあえずテーピングテープでぐるぐる巻きにしてみた。
P4120027
道行山への短い登りはこれで何とかなった。

その後の細い尾根の下りは無難にこなす。グサグサの雪でもツリーランは意外と楽しかったのでよかったのだが、林道をだらだら歩くのが辛い。クライミングスキン貼り返すほどでも無い平坦なところをアルペンブーツにアルペンビンディングのままで30分強もひたすら歩きというのは拷問に近い(つか、再度アルパイントレッカーなど登り装備付ければいいっちゃいいんだが)。標高低くて暑いし、水も無くなってしまうし。けど何とか最後の一頑張りで休まず歩いて、16時半に石抱橋に帰着。石抱橋の辺りにはぼくの車ともう1台だけ。朝は10台以上停まっていたけどもうみんな帰ってしまっていた。

靴を脱いだら靴擦れはざっくり皮が剥けていた。左足踵が2cm四方、右足小指が1cm四方。痛い。例によって画像載せようかと思ったが自主規制。

17時に白銀の湯。リンク先(新潟県内日帰り温泉おすすめ情報 )の評価の通り雰囲気はいいものの、加温循環消毒の特徴の無い単純温泉で650円はぼく的にはあり得ないと思う。が、汗だくなのを早いところどうにかしたいので仕方ない。18時でシルバーラインが閉鎖なので、昼寝したかったのだが風呂にだけ入って30分も経たずに出る。駐車場から、多分正面が越後駒ケ岳。
P4120031
写真では左に切れている多分中ノ岳と思われる山の方がきれいに見えていた。

珍しく高速乗る前に食事。しょっぱいものが食べたかったので小出IC近くのどさん子ラーメンに入ってみたが、激しく場末感が漂っていた(どさん子ラーメンなんてそんなもんだろうが)。ただ幸運なことにテーブルににんにくが置いてあったのでしこたま入れて精を付けてみる。

18時半くらいに小出ICから高速に乗る。藤岡から渋滞していてその先も花園から事故渋滞で練馬まで2時間超とのことなので伊勢崎IC(早く東北道までつながらないかな)で下りて(例の施策で1000円だった)R17~R16~R122とさくさく進んで(R17の鴻巣~上尾でいつも混んでいるような気がするが、この日はその辺りもスムーズだった)、22時前に自宅に到着。やっぱり体調が悪くて、帰り道は頭痛くて辛かった。雪山の清澄な空気と気合で治るかと思いきや、そう上手くは行かず。

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