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2009/09/24

平ヶ岳に登ってみた

9/22、ノーマルルートである鷹ノ巣コースとか下台倉コースと呼ばれるものをピストン。往復8'30で行って来たのでコースタイム(昭文社『日本百名山を登る』2008年版では11'55、魚沼市観光協会サイトによると10'30)よりは大分短いが、出発が12時、帰ったのが20時過ぎ。ヘッドライトでの急坂の下りはかなりスリリングだった。つか、それで大分時間を取られた。まあ登りも4時間半掛かってしまいいまいちなんだけど。曇りで涼しくてスピード登山に挑むにはよい条件だったんだけど、やっぱり体力無いなあ。

早発ちで暗いうちからヘッドライト点けて登り始める、というのがありなら、遅発ちでヘッドライト点けて下る、というのもありでは、とか思いながら遅くなってもまあいいか、と登っていたのだけど、やっぱりヘッドライトでの下りは非常に危険なのだった。無事帰れてよかった。

▼池ノ岳への最後の登りから平ヶ岳。
P9220120

前日の八海山では最高峰踏まなかったけど、ここでも時間の都合で名物の玉子石は見に行かなかった。

鷹ノ巣登山口は標高840m、平ヶ岳山頂は2141m、標高差は1300mほどだけど、地図データ入手のために買った『カシミール3D GPSで山登り』という本に付いてきたルートデータによると累積標高差は1765mとのこと。標高1600-1700m前後で無駄なアップダウンがあるからなあ。GPSも使っていたのだけど八海山と違って登山道とトラックデータはほぼ一致するので画像は無しだが、登りのときのトラックデータによると山頂まで1630m登って330m下っているみたい。距離も片道10kmほどあり、長いルート。

前日、平ヶ岳登山口のトイレ情報を調べたら、どうも以前は簡易トイレがあったようだが最近は無いようなので(実際無かった)、道の駅ゆのたにで車中泊。もう少し先、シルバーライン入口にもトイレはあって車中泊っぽい車をよく見掛ける。あと奥只見湖の端に湖観光用と思われる鷹巣公衆トイレというのがあって、そこが多分最寄で登山口から5kmくらいかな。入ったことないのでどういう状態か分からないけど。

その検索で色々見ていたら、中ノ岐コースという裏ルートがあって、そちらは林道終点にトイレがあるらしい。林道入口はゲートに鎖が掛かっていて車では入れない(民宿など地元の人は鍵持っていて入れるようだが)。徒歩で入って林道終点でテント泊して翌日平ヶ岳に登ったという記録もあるが、あまりメリットは無いような。そこを使うとして林道入口の向かいに慰霊碑兼展望台だかがあって、そこに4-5台車が停められる。雨池橋というところかな。

そんな調べものしていたら遅くなって、寝たのが1時くらいになったのが災いしたのか、また朝起きられない。つか6時か7時くらいに雨の音を聞いて、今日は山登りは無しかな、と思って二度寝したのだけど、9時過ぎには晴れて来て車も暑くなってきた。

じゃあまあ登るか、ということで朝ご飯食べながら考えたのだが、とりあえず候補は百名山のうちからということで予定通りの平ヶ岳か、御池口から山頂に登るだけなら標高差670mと2日前の苗場山小赤沢ルートより余裕の燧ヶ岳。けど燧ヶ岳はどうせなら尾瀬沼や尾瀬ヶ原、至仏山と絡めてテント担いで歩き回りたいなあという夢があり、それに向けて取っておくことに。

というわけで平ヶ岳なんだけど、登山開始が11:50という時点でどうなのよ、という話ではある。とりあえず今日は頑張って多少無理して登ることにして、登り3時間半下り2時間半なら暗くなるぎりぎりで帰れるだろう、と見積もり。3時間で登った人もいるので。まあ、この見積もりは甘過ぎたわけだが。

つか、この3時間で登った錆鉄人という方は他の記録見てもすごい。そういえば以前越後駒ケ岳について調べていて巻機山との2山1日登頂記録に当たってびっくりしたことがあった。おまけに奥さんと登っても平ヶ岳登頂に4時間。奥さんも凄いなあ。最初のソロ記録ではぼろくそに書いていて、実際登ってみてぼくはそんな悪い印象無かったのだけど、その後帰ってから夫婦記録見て感想を改めていたようで、納得。平ヶ岳はいい山だと思う。

閑話休題。登山記録。歩き始めて最初は林道を行く。1kmほどすると尾根を登る道があって、林道はロープで立入禁止になる。すぐ尾根上に出ると展望が開ける。
P9220088
12:13標高1050m。痩せ尾根注意とか登山道入口にあるけど、それほどでもないような。

坂が急なところにはロープがあるけど、鎖場は無し。ロープといってもいわゆるトラロープ。
P9220091
登りは使わなくても余裕。下りは暗かったので頼りまくった。ここはさっきのところから10分ほど登った前坂という標識のあるところ。

13:00で1400mと1時間ほどで550m標高上げた。ここまではいいペース。この辺りで倒木のベンチが平ヶ岳方向に開けたところにお誂え向きにあって、そこで10分ほど昼食休憩したかな。

13:30、下台倉山1604m到着。
P9220097
標高差は650/1300(m)とほぼ半分だが、距離だと3.3/10.5(km)と1/3弱しか来ていない。燧ヶ岳ならもう山頂に着いていたんだなー、とか若干後悔しつつまた登り始める。

この後の細かいアップダウン(この後標高1600~1700m辺りで上記の通り300m登って300m下っている)で距離も稼げず時間も食ってしまうのであった。

その辺りこのときはあまりちゃんと認識せずに歩を進めて、14:20、2'30掛かって距離的にルートのほぼ半分の台倉清水到着。
P9220106
あまり暑くはないんだけど最初ハイペースで飛ばしたから大分水を消費してしまっており、4l持って来ていたけど足りなくなるかもと思ったので水場に下りてみた。
P9220110
残念ながら全く流れておらず、使えない状態だった。

白沢清水に14:55着。
P9220111
距離的に2/3来たことになるが、ここまでで3時間も掛かってしまった。
P9220112

P9220113
ここの水場も枯れている。本当は下から湧いているらしい。

ここまでで20人ほど下山中の登山者と会ったかな。たまに擦れ違うとき、テント泊ですか、とか訊かれたが、日帰りで行けるところまで、と答えておいた。呆れられていたことだろう。ぼくより少し先にテント泊っぽい1パーティーが居たらしい。

1600mくらいから白沢清水までの間樹林帯の木道がメインだったのだけど、その後尾根に出て標高を上げて行く。
P9220116
尾根筋に出た辺りでガスが出て来て、よっぽど帰ろうかと思ったけど、ここまで来て帰るのも悲しいのでビバークも覚悟で突っ込むことに。

池ノ岳手前の緩い登りで携帯電話が鳴っていたので何かと思ったらその辺りだけドコモの電波が入る。
P9220119
下を見たら石に書いてあった。蹴飛ばされてどこか行ってしまいそうな標識だ。

15:50池ノ岳到着。
P9220123
平ヶ岳山頂はまだ遠くに見える。
P9220125
標識には1kmとあるけど。玉子石にも同じくらいの距離らしい。ここにも水場があったようだけど、使えたかは行ってないので不明。

16:10山頂部到着。広い木のデッキがある。
P9220129
どうもここ2年くらいで整備されたものが多いようで、平成20年度とか21年度のプレートが貼ってある木道などが目に付いた。

一応三角点を踏んでおく。
P9220131
でもって少し南西方向に伸びている木道の先まで行ってみる。
P9220135
200mくらいで行き止まりなんだけど、その先まで行っている悪い子が多いみたいで踏み跡がばっちりついている。ぼくはここからの展望で満足。
P9220137
多分北西を望んだところで、越後三山が写っているような気がするんだけど。

16:30、池ノ岳に戻って下山開始。
P9220141
登り口すぐの姫ノ池沿いにデッキがあって、テントは3張りくらい張れる。この日も2張り。手前のがぼくのすぐ先を登っていた人たちと思われるのだが、奥のは後から登ってきたのだろうか。あと上述山頂部水場のところに1張り見えた。

下り、最初のうちは快調で、白沢清水に17:10、40分、台倉清水に17:40、70分で着いた。ここで距離が半分弱だから、2時間半くらいで下まで着くんじゃないの、と思いつつ、それにしても何にせよもう暗くなるからここでヘッドライト装着、水も最初の2lは切れたので交換。この日は4l持って行っていた。結局3.5lほど消費。

すぐの樹林帯で18時前なのにもう暗いからヘッドライト点けたのだけど、そこから全くペースが上がらない。上述の通り、下りをヘッドライトでこなすのはかなり難しい。ルートは基本的に一本道で簡単なんだけど、何箇所か違う方向に下りそうになったりもしてしまった。すぐに気付いて岩一つ乗り越えて復帰、という程度だが。

焦って事故起こしても仕方ないので、落ち着いてゆっくり下りることに。でなければビバークするしかないわけだが、それほど寒くないし、ツェルト持ってるし、無駄にインサレーションも持ってるし(富士山のとき同様、モンベルの化繊綿ベストとライトシェルジャケット。で水も大量で荷物重いからそりゃ遅いわ、というのもあり)、途中横になれる木のウロもあったし、まあそれもありなんだけど、でもそこまで厳しい道でないし慎重に下りれば大丈夫だろう、と。

というわけでそこから2時間ちょっと掛かって20時くらいに林道との分岐に到着。その区間は2時間半の登りとほぼ同じだけの時間が掛かった。

最後林道に当たってから300mほどで道が沢を渡っているところがあるんだけど、道を間違えたかと思って3回くらい登り口と沢の間を往復してしまった。暗いと沢の向こうに道が続いているのがよく見えない。15分くらい無駄に歩いてしまった。

というわけで最終的に20:20に登山口駐車場に帰着。
P9220152
8時間半の長丁場だった。

その後R352のドライブを楽しむ。夜の方が対向車が来てるか来てないか一目瞭然なので走り易い。以前通ったとき(2年前かな)よりも道端にコンクリートブロックが増えていて、転落の危険が大幅に減った。以前はもっと落ちそうな緊張感がある道だったように思うけど。

この前の冬にも(越後駒ケ岳の帰りに)行った燧の湯に着いたのは21:05。営業終了の札はやっぱりという感じだったが、この時季(春~秋)は21時まで営業しているのか。せめて19時半に帰れていればなあ。

風呂に入らないまま家まで長い時間ドライブするのも気持ち悪いので、24時間開いているらしい木賊温泉の共同風呂へ。以前入ろうと思いながら通り過ぎてしまったことがあったけど、今回は無事に見付けられた。駐車場も10台近く置けるスペースがある。一番奥にテントとタープを設置したワンボックスが陣取っていた。

浴槽は二段になっていて熱いお湯と温めのが楽しめる。単純温泉ということだがほのかに硫黄の匂いがしていい感じ。ぼくが出ようとしたところでDQN風の番いが来たのでその後混浴状態になったのかも。まあ女の方はブーデーで見たい感じでは全く無かったわけだが。そしてこんな夜中でも明かり灯してくれているんだし、200円くらい払えよと思った。その番いともう一人ぼくの後から入ってきたけど入口の料金箱にお金入れているようではなかった。

その後、結局筋肉痛には殆どなっていないので、足には負担があまり行っていないということなのだろう。登っているときにも思ったのだが、やっぱり心肺機能が低い気がする。足に来る前に息が上がって全然無理が出来ない。つか、脳が勝手に反応して無理しないように抑えてしまっている気がした。よっぽど意識的に限界を越えるようにしないといけないのか。

冬山に向けて、
・山自体に親しむ
・登高能力を上げる
という目的で雪の無い山を登っているわけだが、前者についてはぼちぼち色々経験出来ているけど、後者についてはいまいち果たせていない感じ。

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