« 【雪山記録】かぐらスキー場 2010/01/16 | トップページ | 【雪山記録】志賀高原焼額山スキー場 2010/01/23 »

2010/01/18

【雪山記録】平標山 2010/01/17

日曜は登っただけ滑る系の本格山スキー。入門コースとして有名な平標山ヤカイ沢。素晴らしいコースだった。
Track_map20100118
▲GPSトラックログの画像。

苗場スキー場の駐車場泊。キャンピングカーとかで車中泊な人たちが結構多かった。

6時には起きた。のだけど、何やかやで7時。さらに何やかやで結局出発は7:50になってしまった。出発は7時までにしたいと思っていたのだけど。ぼくの後に駐車場に着いた人はさくっと先に出発して行った。ぼくより前に2台の車があって、誰も居なかったので既に出発していたのだろう。

準備中にようやく気付いたのだが、シェルパンツの左腿が切れていた。前日の風呂の時に発見した左腿のミミズ腫れと同じときにやったのだろう。ついでに装備系の損傷ということで、バックパック、去年から使っているTNF Patrol 35は背中にフレームが入っているのだけど、その肩側で留めている袋状のところの生地が既に去年片方破れてしまっていた(のを自分で補修した)のだが、前日転げ回ったためか両方とも破れて飛び出てしまった。弱過ぎる。というわけでこの商品はお勧め出来ない。この日はMillet ProLight Tour 38+7を使用。

閑話休題。最初は別荘地の中の舗装道路を行くのだが、うっすら雪が積もっていることもありクライミングスキン付けたスキーで歩く。

朝一苗場からは平標山らしいものも含む遠くの山も見えていたのだけど、登り始めたら視界が無くなってしまった。上の方はガスに包まれて全く見えない。

標高1000mから1400mまでの台地状のところは意外と高度を稼いでいて、いつの間にか結構なところまで登っている。ここは視界が悪かったりそもそも高度差が無くて見通しが悪いから意外とルートファインディングが大変そうで、先行者のトレースが無ければ厳しかったな。

この辺りも、その後の樹林の尾根も、ラッセルは平均でブーツ丈だったみたい。意外と雪は深くない感じ。

9:15頃、1350m辺りで、一人早速滑り下りてきた。登りトレースから少し外れたところを滑って行ったので話せなかったが、上まで行って降りたのかなあ。6時前から登っていればあり得ない話ではないが。

1400mからの尾根への取り付きで先行の二人が200mほど先に見える。がその後全く追い付かないし姿も見えない。ぼくがスリップしたりキックターンで手間取ったり、遅かったからだろう。キックターンは山側のスキーを谷側に揃えるとき、ノーズが上手く上がってくれなくて谷足の辺りに刺さってしまうことがしばしば。んー、もっと練習しなければ。

樹林帯末端の1700m辺りで一人が滑降準備していた。けどこの人がその後もう少し先まで登って来ていたような。少し上でぼくがルートミスしている間に(1750m付近で無駄に北に行っているところで)抜かれて、1900mちょい下辺りから滑り降りた模様。1700mのところで話したら、ぼくの少し前に出発した人と二人で先頭を歩いていた模様。トレースのお礼を言っておいた。

森林限界から上はシュカブラでカリカリ。うっすら新雪が乗っていたのでシールだけで登れたけど、1700m辺りまでの樹林帯のうちにスキークランポン付けた方がいいかも。あと天気が悪ければバラクラバとゴーグルも。山頂部の風は半端ない。ぼくは帽子だけだったのだけど、ちょっと登ったところで耐え切れなくなって装着。視界はホワイトアウトに近い。風は北西から吹いていて稜線の風の当たるところは雪が着かず笹が見えているので、それを目印にひたすら高い方へ。

最後の標高差100mほどは、吹雪で寒くて体が動かず、ペースがガタ落ち。ログ見ると30分くらい掛かったみたい。

11:50くらいに何とか山頂に到着。ちょうど4時間か。トレースばっちりだったんだし、3時間くらいで登れればなあ。

P1170005
▲思いっ切りグローブか何かが写り込んでいるし構図も酷いが、デジカメの液晶も氷が張って確認出来ないし、移動してスキー全体が写るようにする気力もないし、という中で何とか撮った写真。

そこでシール外したりのために素手になったらグローブ嵌められなくなった。手をグローブに何とか収めようとしばらく悪戦苦闘。山頂部に居る間にもう一人登って来たのだけど、その人はグローブしたままやっていた。つか、そうだよなあ。細かいこともグローブしたまま出来るようにならねば。山頂部で寒気にやられた右手薬指と小指の先端、それに左耳は、しもやけっぽい感じで1日以上経った今だにぴりぴり痛む。

滑降は、状況が悪いし、登って来た樹林帯も非常に楽しくツリーラン出来そうだったので、そこを下りようかとも思っていたのだけど、山頂で会った人はヤカイ沢へのドロップポイントを探している様子だった(ぼくのトラックより50mくらい上、北の方から西にドロップインしたみたい)。山頂から東の落ち込みはどこも笹や灌木で降り難そうだけど、きれいに滑降に入れるルートがあるのだろうか。

つか、ヤカイ沢ってどこだ。上の方は地形図上二つに分かれているっぽいが、両方ヤカイ沢で、南が右俣、北が左俣、ということでいいのかな。そして沢の左右の呼び方は下から見たときでいいのだろうか。川の左岸右岸は上流から見たときみたいだが。「単独行」サイトのぐり~んさんが、単独でやっていると地名の読み方が分からなくて困るみたいなことを書かれていた(山の雑文 独学ソロの憂鬱)が、ぼくは地名以前に基本的な用語が分からなくて困るレベル。

あ、ハイグレード山スキー―最新ルート集にちゃんとルートが出ていた(pp.60ff.)。ぼくが滑ったところでもいいみたい。山頂で会った人もそこで紹介されているヤカイ沢コースの北側の方を行ったのだろう。

そんなわけで、ぼくも折角なので登って来た樹林帯まで戻らず途中で下りることにした。12:15くらい。ドロップし易そうなところを探って行ったらよさげなところがあったので、適当にそこへ。木もぼちぼちあって、雪崩の危険性は薄そう。ただ、ベストバックカントリー100(壱)pp.32f.にもコース案内があるのだが、ぼくが滑った沢はドクロマークが付いていた。多分ぼくが滑ったのでない方の斜面(北側の南面)を指すのだろう。確かにそっちは雪崩そうだった。

とりあえず、ノートラックの斜面にダサいトラックを刻みまくる。雪は深いパウダーでなく、結構締まっていた。B83でせいぜい脛まで潜る程度。雪が重くて、とはいえザラメとかでなく濃厚なクリームみたいな感じなのだが、滑るのが難しかった。センター幅83程度だと浮力も無くて吹き溜まったところではそれなりに潜るのだけど、その時の操作がスキー場ではあまり経験しない感じ。スキーの切り返しが上手く行かなくて逆エッジ的に吹き飛ばされること数度。まだまだ下手だなあ。

P1170007
▲1700m辺り。正面ちょい左の真っ白なところがドクロな感じ。

1500m辺りまで降りると上の吹雪が嘘のように、穏やかにしんしんと舞う雪でいい雰囲気。ログ見ると山頂から100mくらい下がった1900m辺りから滑り出したようだけど、そこから標高差400mほど、快適な斜度の至福の滑降。素晴らしい。

その辺りでスキーヤーズライトにトラックが見えた。山頂で会った人かと思ったが、後の経緯(下記)からして違うみたい。駐車場で会ったぼくの直前に登っていった人かな。スキーヤーズレフトには登りトレースも見えた。

それにしても寒くて電池の消耗が激しい。GPSの電池、登りの途中で新しいのに替えたのだけど、その辺りで切れてしまった。暖かいところに行くと復活するのだけど。家に帰って電源入れたら5段階中の4を指していた。

あとは登りトレースを追って緩斜面を下る。気持ちいい。
P1170008
が、何気にこういうところも苦手で、他の人が二本のスキー板のトラックできれいに滑っているところボーゲン気味だし、腿が緊張しっ放しで疲れて休み休みになってしまう。立木への衝突が怖いからいつでも止まれるようにということでそんな感じなのだが、トラック見ていると山スキーが上手い人はそういう場面でもルートファインディングが巧みみたい。これは経験積むしか無いかな。

台地末端で、山頂で会った人が後ろに現れた。ぼくより先かと思ったら後ろだったのか。その後橋を渡った後とか少し漕ぐけど、概ねゆるゆると滑って戻れる。舗装路に入ってからも面倒なのでスキーのまま滑走。道路に入ったところで山頂で会った人に抜かれた。板の手入れの差か、あるいは向こうの方が太い板だったからか。

三国小学校のところで、もう一人と会っておつかれさまの挨拶。つかどこから出て来たのだろう。その方はぼくより前に来ていた車の方だったみたい。そういうわけでこの日の入山者はぼく入れて5人だったと思われる。全員単独。ぼくの直後に到着した車の人は居なくなっていた。早い。

13時半前に車に戻る。車には3cmくらい雪が積もっていた。下も雪になっていたのか。

1700-1800mで前後した方、ぼくより前に来ていたもう一台の車の主だった、がまだ片付けしていたので少し会話。その方は登った樹林帯とその脇の沢に入ったりしたとか。登るとき右に見えていた沢のことかな。ちょっと笹とかが邪魔だけど尾根からスキーヤーズライトにも入れそうで、それだとぼくが滑ったところになるけど。

着替えをして食事をして、14時過ぎ帰途に付く。月夜野まで大型バスがうざかったがぼちぼちドライブを楽しむ。その後高速は特に渋滞も無く、16時半に自宅到着。このパターンはいいかも。土曜スキー場、日曜は雪崩対策のためにも出来るだけ早く起きて山スキーで、渋滞前に帰る。

平標山は、そんなときにちょうどいい感じだし、山自体も、登りは素直に高度上げて行けるし、滑降ラインも他にも色々楽しめそうだし、何度か通ってもいいかも。

(追記)
この日登っていた方々のブログ、二つ発見。
1900m辺りで会って、駐車場で少し話した方→山スキーin根子岳&平標山|さすらい建築家のブログ
山頂で会って、別荘地の道路で抜かれた方→平標山(1,983.7m) 山スキー・山登りと徒然日記/ウェブリブログ

|

« 【雪山記録】かぐらスキー場 2010/01/16 | トップページ | 【雪山記録】志賀高原焼額山スキー場 2010/01/23 »

snow」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3241/47331093

この記事へのトラックバック一覧です: 【雪山記録】平標山 2010/01/17:

« 【雪山記録】かぐらスキー場 2010/01/16 | トップページ | 【雪山記録】志賀高原焼額山スキー場 2010/01/23 »