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2010/04/27

【雪山記録】火打山 2010/04/25

先週の越後駒でEVA父さんにお誘い頂いたのだが、特に予定も無いというかどこに行くか悩んでいたところでちょうどよかったので、ご一緒させて頂いた。一日快晴で最高の春スキーが楽しめた。

笹ヶ峰キャンプ場から黒沢を往復。GPSトラックは、赤が登り、青が滑降、紫はクライミングスキンでの登り返し。
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Track_map20100425hiuchi1

前夜は道の駅しなの。22時くらいに就寝、5時半に目覚まし掛けていたけど5時過ぎに自然に起きた。ゆっくりコウンかましていたら意外と遅くなってしまった。しかもまだ残った感じで、その後歩き始めてからも不快で仕方無かった(が後述の通り遅刻だったので再度トイレに行くことも出来ず。ま漏れたりしなかったからいいんだけど)。

でもって杉野沢からの道が結構な峠道で、意外と時間が掛かる。雪解け水が流れているところが凍っていて危険。杉ノ原スキー場の中をクネクネ上がっていくのだけど、まだ結構雪が残っていた。第2高速から上は一部日当たりの良いところだけ地肌が見えているが殆ど雪で覆われている。第1高速があったところも滑って降りれそうな感じ。

6時半ちょっと前に何とか笹ヶ峰キャンプ場の駐車場に到着。EVA父さんたちはちょうど出発するところだった。何とか頑張って追い付きます、とだけ伝える。

結局出発は7:10。皆さんから30分以上遅れてしまった。

P4250001
▲登山道入口。しばらくは白樺?の樹林をゆったり登る。

黒沢橋?のところに8:05。
▼橋の下流にスノーブリッジがあってスキー履いたまま渡れた。
P4250002

正面の急登を登った跡があるが、これははカリカリできつそうなので避けて、結構トレースがあったのでクライマーズライトの黒沢を登って行く。前日以前のトレースが主かな、この日はまだ雪が固くてポールの跡も付かないが、トレースはポールのバスケットの跡も付いていたので。

デブリは1箇所だけあった。沢幅の半分も来ていないので余裕で通れる。何箇所かクラックがあるが、基本的にスキーのまま登れた。ぼくは途中1箇所大きめのクラックのところで板を外したが、他のトレースは板を付けたままで、階段登高と斜登高で登れるはず。

前週の黒沢の写真が何枚か、EVA父さんらとお知り合いらしいこちらのブログ「H三昧は程遠い・・・火打山は。。。 山と雪と宴会ヶ岳~P2 (ピーク2)/ウェブリブログ」にある。今週の様子は、下の方の滑走動画を何となく参照。登りは写真とか撮ってなかった。多分前週と変わらない感じ。けど今週は「一箇所、ヨバホーでしか渡れない」ところなんて無かったような。

そういえば巻機山でもそうだったが、シールがカリカリに極端に弱いような。幅80mmのを83mmウェスト幅の板に付けていて、エッジ付近まで覆われているのは足元しかないからかな。

黒沢岳の南東から広がっているオープンスロープに出た(標高1950mの)辺りで二人組を追い越す。その後黒沢からクライマーズレフトに黒沢岳山頂方向へ行ったのだが、1900m辺りから右に分岐してそのまま沢を登って黒沢池から茶臼山南鞍部に登る、というのもアリらしい。そういえばそんなトレースもあったような。なんでRSSリーダーに入れておいたのか記憶に無い(まさにこの記事を見付けたからかな)こちらのブログ「火打山ツアー(黒菱山~ハンノキ平) 10.4.18~19: 雪山BLOG」から辿ったこの詳細レポートページの下の方にあるGPSトラックログを参照。

黒沢岳山頂手前でやはりカリカリのためスキーを外してツボ足に。その手前で一度滑って5mくらい後退して転んだ。スキークランポン付ければいいんだけど、テレマーク用のアタッチメントを付けたままなことに出発してから気付いて、多分使えないかと思い、使わずに登っていた。9:40黒沢岳山頂通過。

ついでに、後で確認したらここはピーク(2200mちょっと)まで行く必要は無かった。トレースをそのまま追ってしまったが、山頂手前(2100m辺り)でクライマーズレフトに巻いて行けば富士見平から斜面を真っ直ぐトラバースする普通のルートに出る。ぼくは無駄に稜線を進み、凸凹にはまってしまったりして時間を取られた。まあ黒沢池の雪原の景色が楽しめたからよしとするか。黒沢岳山頂まで行ったのだったらそこでクライミングスキン剥がしてしまった方が楽かも。北東にトラバース気味に滑れば、ツリーランがそれなりに快適そう。

10:13、高谷池ヒュッテに着いてもEVA父さんたちは見えない。火打山頂手前に何人か見えるが、そのどれかかなあ、折角の機会なのにぼくの遅刻のせいで全然一緒に行動出来なくて残念だなあ、と半べそになりながら、とはいえ一人でも山頂目指さないと、ということで栄養補給。

あと、火打山頂手前は明らかにスキークランポンが要るだろうから(さもなくばツボ足にクランポン。クランポンは持って来てあった)、テレマーク用のプレッシャーポストを外す。確認したらやっぱりそれ付けたままだとビンディング足裏のバーに当たってしまってダメだった。

20分ほど休憩して、10:30、出発。実は出発直後にEVA父さんたちが追い付いて高谷池に到着したらしく、大声で呼んでくれたとのこと。そういえばそんなことがあったかも。近くのピークに登っている人が居たが、その人がやっほーとか言っているのかと思った。先に行ったとばかり思っていたが、後ろだったとは。高谷池ヒュッテで他の人たちが、ここまで3時間弱だったとか話していて、ぼくのタイムもちょうど3時間ほどと別に早くもなかったので。

折角スキークランポン付けれるように作業したので、高谷池から付けて行ったが、完全に判断ミス。高谷池から少し登った後すぐ下って、天狗の庭の平坦なところをしばらく行く。下りを装着状態のまま行こうとしたが結構長いのでやっぱり外した。そんなこともあり、高谷池をぼくの少し先に出発した方が一眼レフカメラ持って写真撮りながら歩いているのに追い付かないどころか離されて行く。

天狗の庭から、登山道は稜線上に付いているが、雪が切れているみたいなので斜面をトラバースするトレースを追うことに。一度外したスキークランポンを再装着。ここで高谷池で同じ時に休憩していて、ぼくより後から出発した人に抜かれ、あっという間に差を付けられた。さらにちょっと進んだところでEVA父さんたちも追い付いて来た。今度は声掛けに気付いた。彼らもスキークランポン装着とのことで、先に行く。

そして山頂への登りでEVA父さんたちに並ばれた。この辺りはやたらペースが落ちていたみたい。バテに弱いのか高度に弱いのか、いつも終盤が極端に遅いような気がする。
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▲抜いていったEVA父さんが余裕で撮ってくれた、バテバテのぼく。

12:00、山頂着。休憩込み5時間は可もなく不可もなくというところか。それにしても、ちょうどいいタイミングでEVA父さんたちとほぼ一緒に登頂して、写真など撮れた次第。集合写真はEVA父さんのブログでそのうちアップされるかも(あ、下記のこば師匠のところにもあるわ)。
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▲とりあえず、EVA父さんに撮ってもらったぼくの登頂記念写真。後ろに焼山を入れてくれた。指が写り込んでいるけど、まあ気にしない方向で。

しばらく山頂で休憩。景色が素晴らしい。乙妻山からは山だらけだったが、ここは北西に日本海に抜ける展望が特色かと▼。
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当然、山々も素晴らしい。
▼西に噴煙を上げる焼山。
P4250005

▼南に乙妻山、高妻山。
P4250006

▼東に妙高山。右に黒姫山も入っている。
P4250007

12:50からの滑降は撮影会を交えながら。ぼくもここから後の滑降はずっとヘルメットカメラで撮っていた。南東の尾根状のルートはEVA父さんとこば師匠の案内によるもの。

22分ほどの動画を適宜トリミング。
YouTube - 火打山 山頂~南東斜面 2010/04/25

1ピッチ目、様子見で目標の尾根へのドロップポイントへ。EVA父さんとこば師匠に続いて3番手。雪は固めだけど適度に緩んでエッジがよく噛む。これまでバックカントリーでは不甲斐無い滑りばかりだったが、遂にBandit B83のシャークノーズが火を噴くときが来たZE!

2ピッチ目、1:55から。ここはちょっと短めで欲求不満気味。

3ピッチ目、3:35から。こば師匠が下りた後、最初に滑らせてもらった。ここは長い距離を一気に行きたかったので、撮影ポイントより下まで降りた。気持ちよく飛ばせて楽しい。

4ピッチ目、7:01から。ここからは尾根状の上。後の方で滑ったのでしばらく座って休んでいた。途中カメラが揺れたところ(7:53辺り)には小さいクラックがあった。後半は緩んで若干重くなったがよく滑る良いザラメ。

最後5ピッチ目、8:22から。

止まったところから少し上がってちょっとスキーで降りた後、標高2090mからシール貼り返しで高谷池へ少しの登り。
P4250009
▲登った丘から、滑った跡をズームで。山頂から真っ直ぐ降りた後、画面左下の雪庇がある尾根状の上を行っているのがEVA父さんパーティー全7名の刻んだトラック。

13:46、高谷池に到着、休憩。EVA父さんに恒例らしいゼリーとトマト、別の方にウドを頂く。ごちそうさまでした。

山頂でゼリー飲料と似非カロリーメイトを食べたものの、まだ足りないのでお湯を沸かしてラーメン食べていたら出発に遅れてしまった。14:20に出発ということになっていたから10分くらいビハインドかな、14:32、高谷池ヒュッテ出発。14:55、何とか富士見平で皆さんに追い付く。多分この間のトラバースで、バランス崩したときにポールを強く突いて、左手首を痛めてしまった。

ここからの下り、ぼくは通ってない尾根筋行って十二曲下りるルートに行ってみたかったんだけど、他の皆さん誰も黒沢は登ったことも下ったこともないということで、ぼくがこの日登って来て様子が分かってもいるし、そちらへ行こうということに。沢の滑りは楽しくて、この判断は正解だった。

15:05、富士見平から滑降開始。の、少し前に単独ボーダーが黒沢岳の方から滑り降りて来た。かっこいい。

で、ここでスキーヤーズレフトにトラバースすれば朝登ったオープンスロープに出るのでやんわりとそう主張したのだけど、結局ライト気味に下りてしまった。まあツリーも楽しかったのでよかったんだけど。

1ピッチ下りたところで、そのまま下りると尾根に登ってしまい最後の下りが急そうだし、ってことで今度は主張が通って左にちょっとトラバース。すぐにオープンに出た。やっぱり素晴らしい。なのでここで再度撮影会。

YouTube - 火打山 富士見平~黒沢源頭部 2010/04/25

▲富士見平からの滑りをそのまま無編集で。素晴らしいバーンだー、と。

ここは、でも、滑りが楽しめそうな状況(この日のような)であれば、高谷池から富士見平に行かずに、100mほど標高差は増えるが、黒沢山の北鞍部目指して南東に登って黒沢岳山頂から滑り降りるとベストかも。黒沢岳西面をだらだらトラバースするより、すっきり登った方がむしろ楽な気もするし。

その後沢の滑りは、巻機山米子沢よりも幅があるので楽しい。黒沢橋を渡ってから最後だらだら下りのツリーもまた楽しい。雪はかなり緩んでいるけど、ターンは出来る快適なザラメ。調子こいてたら太い枝に当たって左手首の上を打撲。
▼この辺りの滑り。
YouTube - 火打山 黒沢~樹林帯上部1500mまで

標高1500m地点で、15:29から10分ほど、最後の休憩。

▼最後10分ほどのツリーランを楽しんで、15:50駐車場に帰着。
YouTube - 火打山 樹林帯1500m~笹ヶ峰 2010/04/25

その後皆で苗名の湯へ。そういえばここは初めてだったかな。来たことがある気がしたが、駐車場混んでいて引き返したのかも。お湯はちゃんと温泉ぽかったけど、湯量が少ない感じ。ここで解散、皆さんと別れた。

お腹空いたので、ちょっと戻るがどうせ高速料金は変わらないし、ニューミサでみそらーめんを食べる。中郷ICで高速へ、19時半佐久平到着、仮眠。のつもりが、目が覚めたら3時。3時半に起きて4時過ぎから再度車を走らせて6時くらいに自宅到着。

家の近くのガソリンスタンドで給油しようと思って、警告ランプ点いたタイミングからして若干余裕があると思いきや実はぎりぎりで、ガス欠気味でぎくしゃくしながら何とか辿り着いた。75.3l給油。タンク容量は確か75lだが…

この日はブーツが両足とも小指の付け根が当たって登りの途中からかなり辛かった。特に左足は足入れするなり圧迫感。Scarpa T1はそんなことなくて、いつも通り右足の方が全体的に圧迫感があるけど、当たるほどではない。Factorも初めはそうで、どこにも当たらず快適だったんだけど。ブーツボードが壊れたときに妙な癖が付いてしまったのかな。

今回テレマークスキーで行こうか悩んだが、結局アルペンスキーにした。いきなり他の人と一緒の山行で使うと迷惑掛けるかもしれないので。ただ、滑りに関してはテレマークでも問題無かったかな。全体の足並みを乱さない程度には滑れたと思われる。まあ沢とかがきついかもしれんが、アルペンターン交えれば何とかなりそう。登っているとき、山頂手前のトラバースの辺りでテレマークで滑っている人たちを見掛けて、気持ち良さそうだなあ、と。ゆったりとテレマークターンを決めるのはこういう山には合っている気がした。

最後になるが、気付いた範囲で他の参加者の方へのリンクを張る。
こば師匠が早速記録を上げてくれている→火打山山スキー|ロフトで綴る山と山スキー
#「師匠」が敬称含みのはずなので、「さん」は省いております
動画も有り。最初の「火打山頂滑降1」は一番手がぼく。概ね一番回転弧が大きいのがぼくだわ。他の人達は160cm前後の短い板のようだったけど、ぼくだけ176cmと長いし、まあそもそもぼくがスピード狂ということもあり。

EVA父さんはブログアップが少し遅れると言われていた。上げられたら後でリンクする。上げられた。→火打山(2,461.8m) 山スキー・山登りと徒然日記/ウェブリブログ
翌日は小赤沢から苗場山に登ったらしい。二日連続とは、すごいなあ。

(追記)
こば師匠のところにブログやってる方のトップへのリンクがあった。ぼくはディープ気味にリンク。メンバー紹介はこば師匠のところにある集合写真を参照。

■むらしげさん
火打山 山スキー(2010.4.25)|動画ブログ
黒沢源頭部オープンのぼくの滑走シーンを上から撮ってくれている。感謝。

■やまじさん
快晴に恵まれた山 0425 山路にて…/ウェブリブログ
要所で写真撮られていて、ツアーの様子がよく分かる。「雷鳥坂は所々クラストしていた」のところで画面中央右下に多分ぼくの、脱力した様子がw

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コメント

火打山ではお初でした~
お陰様で富士見平~黒沢の滑降も楽しめました。
こちらを拝見しメットカメラにも惹かれました(笑
また、拙いblogへのリンクも光栄です。
小生のblogにも追加で皆さんのサイトをリンクさせて
頂きましたので、ご報告のコメントです。
また何処かでお会いしましょう!

投稿: こば | 2010/04/27 13:51

>こばさん、
この日は色々とありがとうございました。皆さんのおかげで最高の一日が過ごせました。

そういえば、遅刻して皆さんにご迷惑をお掛けしたのですが、怪我の功名で黒沢の偵察が出来たので、それでチャラにして下さい、です。

ヘルメットカメラ、ぼくが使っているのはContourHD 1080pというのです。他にもGoProとか、最近幾つか出てますね。

越後のお山に遠征されたり、こばさんの活動範囲はぼくとも被るみたいなので、是非またご一緒させて頂ければと思います。今後ともよろしくお願いします。

あと、ハンドルの由来についてはこちらなどを参照下さい→
・goo辞書[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/205083/m0u/ルサンチマン/]
・Wikipedia[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%9E%E3%83%B3]

#ウィキペディア見てみて思い出したが、そういえば卒論はニーチェとシェーラーだったわ。

投稿: ルサンチMAN | 2010/04/27 15:23

火打山、お疲れ様でした!
登りルートをハッキリと決めてなく、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。

それにして天気・雪質に恵まれ最高のスキー行になりましたね。
楽しめそうなルートが一杯あるようですが、まだまだ勉強不足です。
これからもシーズンに一回は訪ねようと思ってます。

また機会があれば、ご一緒致しましょう。

投稿: EVA父さん | 2010/04/28 19:24

>EVA父さん
おつかれさまでした。
といってもEVA父さんはあまり疲れておらず翌日も元気に山登りだったようですね。

登りご一緒出来なかったのは、遅刻したぼくが悪いです、すみませんでした。あと多分、十二曲を指定されていてもあの急登見たら、どうせ上で会うだろう、と黒沢に行ってしまったと思われます。。。

ともあれ、本当に良い一日でした。天気・雪質だけでなく、EVA父さんとこば師匠のおかげで滑降コースもよかったですし。

ぼくの今シーズンの雪山はGWで終了の予定ですが、来シーズン以降もご一緒出来る機会があればと思っています。今後ともよろしくお願いします。

投稿: ルサンチMAN | 2010/04/28 21:22

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