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2010/07/21

【無雪期登山】白馬岳~五竜岳 2010/07/17~19

三連休を利用して、初のテント担いでの縦走。荷物が重くてへろへろになったが、何とか最低限の目標は達せられた。

1日目:猿倉より入山、白馬大雪渓を登って白馬岳登頂、白馬山頂小屋テント場泊
2日目:杓子岳、白馬鑓ヶ岳、不帰ノ嶮、唐松岳を経由、唐松岳山頂小屋テント場泊
3日目:五竜岳登頂、遠見尾根を下って白馬五竜スキー場へ下山

あわよくば鹿島槍まで、とか当初は思っていたが、余裕で無理だった。1日目で天狗山荘、2日目で五竜山荘まで行って3日目3時とかに出発して何の問題も無くさくさく進めば、何とか扇沢まで届くのかな。2日目でキレット小屋まで行ければ3日目は比較的余裕がある。

(追記)
ヤマレコに登録してあり、基本このブログを主として記録するが、GPX登録機能は便利なので活用しようかな、と。

この山行のヤマレコページはこちら

■17日、土曜日
朝、出発が遅くなってしまい、渋滞にはまってしまった。いつも通り前夜出て現地近くで寝るべきだった。前夜眠くて運転きつい感じだったので22時前に自宅で布団に入ったのだけど、何故か寝付けず。

1時間くらいうとうとしただけで4時起床、5時頃出発。外環道はまだよかったのだが、関越に入ったらのろのろモードに。藤岡ジャンクションまで平均80km/h弱とかで、上信越道に入ってからもそれほど飛ばせない。

八方第2駐車場に着いたのは9時前。準備していたら栂池行きのバスが行くのが見えた。準備が整って停留所で確認したら、それが実質的に最後だったみたい。6時半と8時過ぎと9時、の3便だけ。もう少し遅くまであると思っていたんだけどなあ。ちゃんと確認しておけって話だが。

時刻表と地図を眺めたら、猿倉行きの9:45発の便に乗って大雪渓を登るのがよさそう。というわけで計画変更。バスには無事に乗れて、10時頃猿倉荘到着。
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白馬村観光サイトのPDFを印刷して記入しておいた登山届を提出。その場で用紙が沢山置いてあったので、そこで書いてもよさげ。まあちゃんと計画練るには事前に書いておいた方がいいわけだが。

登山届の内容はあまりチェックされないみたい。このときは出来れば鹿島槍まで行こうと思っていたので、登山届もその内容で記入してあった。これは普通に考えると無理な感じなわけだが。

10:10、歩き始める。荷物が重くて速攻汗が噴き出てくる。

ツイッターで書いたが荷物は全部で22kgほど(書いたのに加え、ポールも)。バックパックと、ウェストポーチ。後者が1kgくらいだろうからバックパックが20kgちょっとか。

水が、ペットボトル2本4Lをバックパックの中、行動時用の水筒0.5Lをカラビナで吊るして。やっぱりこの分が重い。水は上手く管理すればそんなに沢山ずっと持ち運ぶ必要は無かった。

水はプラティパス使うのが主流のようで、今回の山行中もやたら沢山見掛けたが、テント場等での一時的な持ち運びでなく、バックパックの中に入れっ放しにするには、形の変わらないペットボトルの方がいいんじゃないの、と思ったりするのだが、どうなんだろう。

猿倉荘から少し樹林の中の細い歩道を行くが、すぐに林道に合流、しばらくは広い道を行く。鑓温泉への分岐もすぐにある。
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30分くらいのところで細い登山道に。
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1時間弱、11:03くらいに雪渓の入口の白馬尻小屋に到着。
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水とトイレがある。水を補給。それとクランポンを装着などで5分ほど小休止後、雪渓を登り始める。雪のおかげで涼しくて快適だが、やっぱり汗だくになってしまう。

雪渓は落石注意。
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「雪渓上にある石は全部落ちてきた石です 早く大雪渓を通過して下さい」
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とか書いてあってもお腹が減ってしまうわけで、雪渓上で5分ほど休憩。他のパーティーで下向きながら休憩していたのが居たけど、流石にそれは危険だよなあ。

クランポンは12本爪のしか持ってないのでそれで行ったが、正解だった。周り見ていると4本爪とかの軽アイゼンてやつは意味無さそう。けど12本爪とかも扱い方をちゃんとしないと効果無いわけだが。フラットフッティング難しい。たまにずりっと滑ってしまう。

滑らないように足を逆ハの字にしていたら膝、特に左が痛くなって来てしまった。あといつも通り靴擦れにもなりそう。と思ったが今回は多少水膨れが出来た程度で本格的にはならなかった。靴が慣れて来たのかな。

左膝はこの後もずっと痛い。あと左足首も。前者は2007年、後者は今年2010年に共にスキーで捻挫したもの。足首はなかなか治らないというか完全に慢性化してしまった模様。致命的に痛いわけではないので運動してしまっているが、それが悪いのかな。でも足首に全く負担掛けずに過ごすというのも無理なわけで。

13:03頃、ちょうど1時間で大雪渓を登り切ったところで尾根状の上を行くようになる。
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尾根の末端に登山指導員の人が落石を見張っている。写真は安全地帯の少し上まで登ってから撮ったもの。雪渓の上部に居るとき、ぼくの200mくらい上で落石があったようで、笛を吹いたりしていた。

尾根のすぐ脇が沢で水が流れていたので、汲んで飲んだ。
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本当は飲まない方がいいのだろう、上に小屋があるし。まあ気にしない方向で。

水は、上の小屋でもあったし、せいぜい1L、行動中に飲む分だけあればよかった。バックパックの中の4Lの水は完全に無駄だった。まあトレーニング用にはなったのだが。

標高差200mほど尾根状を登った後、小雪渓を横断して1本北側の尾根状へ移り、あとはそれを上まで登る。大雪渓の後の尾根もそうだが、狭いところに結構沢山人が居ることもあり、登り難い。あまり快適ではない。

猿倉で登山届出したときにも言われたが、この日夕方は雷雨の予報だった。ずっと曇りで、何度かパラパラと雨が降って来て、一度雷が聞こえた気がしたが、結局本格的には降りも鳴りもせず。一度ジャケットだけカッパ着たけどすぐ脱いでしまった。つかこの暑さでカッパ着ても汗だくになるので雨でずぶ濡れになるのと変わらないんじゃないか、と。

とか何とか考えていたら、ちょうど15時に白馬岳頂上宿舎に着いた。名前と違ってあまり山頂でなく、より上に白馬山荘という山小屋があったりする。

ともあれ重い荷物を担いで5時間でなんとか登り切れた。コースタイムが6時間半くらいなので、まあ上出来だろう。登っている間は抜かれまくったが、ゆっくりでも歩き続けさえすれば何とかなるかな、と。

テント張って少し休憩してから、白馬岳山頂へ空身で出発。15:48。到着が16:28とちょうど40分。ガスで何も見えないので、とりあえず山頂を踏んだというだけだが。
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少し下りたところにある松沢貞逸顕彰碑から山頂。

テント場の様子。
P7170021
ニッピン謹製メスナーテントも結構沢山見掛けた。ぼくのと違う3シーズン用のが中心だったようだが。5張りくらいかな。アライのテントが一番多かったような。

ラジオを持って来てあったけど、テント場では、安いAIWAのアナログチューニングのではAMさえもまともには電波入らなかった。ドコモの電波はバリ3で入ったので、それで天気予報の確認などをした。iPhoneは当然のように電波入らず。

夕飯はチキンラーメン。ガスバーナーの日がなかなか着かなくて焦ったが、何とかなった。山でよく使われている丸型のボンベでなく、イワタニカセットジュニアガスバーナーとかいう、1本100円で売っているようなカセットガスボンベが使えるものだが、標高2700mオーバーでも普通に使えた。前回安達太良の冬山でも使えたし、これで十分な気がしてきた。ガソリンバーナーとか買おうかなと思っていたのだけど。

19時くらいに眠りに落ちてしまい、21時とかに起きてしまった。隣で喋っているのがうるさくて。22時を大きく回ってもまだ喋っていた。最悪。今回耳栓忘れてしまったのも失敗。そんなこんなであまり眠れず。しばらく本読んだり。2時過ぎにようやく寝たかな。

寝るときの服装は翌日も、ナンガインナーダウン上下、上にはモンベルライトシェルジャケット。寝袋はこの前買ったナンガポーリッシュバック280DX。インナーダウンと合わせて羽毛量380g。寝袋カバーは持って行ったけど使わず。ISUKAのウェザーテックとかいうので、結構重いし嵩張るんだけど、枕にしかならなかった。

それにしてもこのインナーダウンはやたらダウンが抜けるな。テントの中が羽毛だらけ。

■18日、日曜日
3時くらいには行動開始する人たちが居て目が覚めた。白馬岳山頂でご来光眺めるとかだろうか。ぼくは寝不足で頭痛いし二度寝。

5時半起床、朝食は冬に賞味期限切れ間近で半額だったのを買った乾燥玄米雑炊。つかチキンラーメン以外は、この山行中食べていたイオンの似非カロリーメイトであるライトミール、ゼリー飲料、全て賞味期限切れのものだった。保存食っぽいものは半年くらい過ぎてても平気。

6:55、行動開始。その前に久し振りにボットン和式で用を足した。ここのトイレはトイレットペーパーは備え付けられていないので持参のこと。

天気は快晴。白馬岳がきれい。
P7180022

ぼくの歩き始めも大分遅いわけだが、さらに遅い人たちも結構居た。
P7180023

筋肉痛で行動不能にならないか心配だったが、特に問題無かった。リミッターが効いていたのか、歳のため筋肉痛が来るのが遅いのか。結局筋肉痛が来たのを認識したのは19日家に帰る車中だった。リミッターというか、気合による部分もあるのかな。

この日はバックパックに3.5L、外に0.5Lの水を運んだ。水は唐松山荘も五竜山荘も無いというか有料との情報(これは少し違ったのだが)だったので、多目に、とはいえ2日間ぎりぎり持つだろう量を。炊事で1日0.5L、飲み水を何とか我慢して1日1.5L、合わせて1日2Lという計算。

登山道は剣岳を右手に眺めながら行く。
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1時間ほど、8:03に杓子岳に到着。素晴らしい景色。北東を望む。
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高いピークは左から焼山、火打山、妙高山、少し離れた正面に写っているのが高妻山らしい。10分くらい景色を楽しんだ。

さらに1時間ちょっと歩いて、9:20白馬鑓ヶ岳に到着。鑓ヶ岳への上りの途中から歩いて来た道を振り返る。
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山頂からこれから進む方。
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ここで景色眺めるのと、お腹空いたので軽くエネルギー補給とで20分弱休憩。

再度歩き始めて50分ほどで天狗山荘へ。手前で雪渓を渡る。
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テント場があるけど狭い。右手石積みのところに発電機が設置されていてうるさそう。夜は止めるのかな。
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冷たい雪解け水の水場。
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ここでも水を大量に飲んだり、10分弱休憩。

さらに25分ほどで天狗の頭。この辺りで東側はガスで視界無くなってきた。
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30分ほど尾根を緩く下った後、天狗の大下りというところ。北からは下りだが、南からはすごい登りになって大変そう。2-3箇所かな、鎖もあった。30分ほど掛けて下り切ったところから上を望む。
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いまいち斜度感が出てないが。ガレた岩場で結構厄介。

同じところから南。一番右が唐松岳、その左に不帰ノ嶮(右から三峰、二峰南峰、二峰北峰、一峰、かな?)。
P7180060

鎖場の連続できつい岩場は二峰北峰と二峰南峰の間だろうか。1時間半、13:35くらいに岩場を抜けたところで15分ほど大休止。もう体力の限界で、これ以上岩場が続いたらやばかった。重い荷物を担いで岩を攀じ登るのはかなりきつかった。全然余裕無くて写真は一切撮らず。怖いのでガシガシと先に進むしかなくてかなり消耗した。

ちなみに山と渓谷社日本百名山地図帳(このエントリの一番下にアマゾンへのリンク)のこの部分のコースタイムがおかしい。天狗山荘→唐松岳で1.40、逆が2.50となっているが、一峰辺りでポイントが設定されているはずと思われるが抜けている。天狗山荘⇔唐松岳でどちらから行っても5時間の所要時間のはず(現地の案内看板と、白馬村サイトが共にその設定)。

その後たらたらと歩いて、1時間ちょっと14:55に唐松岳山頂に到着。ガスで何も見えない。なんか沢山人が居ていまいちだし、さっさと下りる。
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少し下りたところから唐松岳頂上山荘とテント場。テントは斜面下ったところに張るようになっている。
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このときちょうどガスが晴れた。写真撮った場所におばさんが居て、同じアングルを狙っていたがしばらくの間ガスで山小屋やテント場は全く見えなかったとのこと。

ここから五竜山荘までは3時間のコースタイムで、何とか明るいうちに着かなくもないが、体力が限界でもうまともに動けそうにないのでここに泊まることに。

テント場は上の方から埋まっていて、どんどん降りて空き場所を探し、標高差50mほど下ったところで場所を見付けて落ち着いたのが15:30。
P7180082

この日は7時からの8時間半行動(休憩込みで、実際に動いていたのは7時間超えるくらいかな)。この辺りが今のところの限界ということか。

何とかテント張ってごろりと横になって、眠りそうになるのには何とか耐えてとりあえずチキンラーメンで空腹を満たす。2日間バックパックの中にあるので粉々になって来ているのだが、砕けたチキンラーメンの気道に入ってむせる確率の高さは異常。

落ち着いてから山小屋まで上がって受付など。ここのテント場はテント500円、トイレは別料金で200円。最初から700円てすればいいのに。テントで泊まってトイレに行かないなんてあり得ないだろうし。1回200円なら酷い話だが、テント泊中何度使ってもいいらしい。縦走中に寄ると1回200円になってしまうな。

トイレは、とはいえ金取るだけあって、水洗できれい。大便の方は洋式便座だし。ただ、紙は流さず備え付けのゴミ箱に入れる方式で、2回行ったが2回ともほぼ満杯でちょっと気分は良くない。

あと、入口のところにパソコンのディスプレイみたいなのが置いてあって、天気予報などが見れる。ここはドコモの電波一応入るけど不安定だったので、これで明日の天気を確認出来たのはありがたかった。iPhoneは当然のように全くの圏外。

喉が渇いて仕方なかったのでビールを買って飲む。350缶550円。
P7180073
ガスで見えないけど、唐松岳とその向こうの不帰ノ嶮に乾杯。

さらに、ジョッキで生ビール飲んでいる人が多くて羨ましくなってしまったのと、まだ喉の渇きが癒され足りなかったので、生ビール(多分中ジョッキ500ml)850円とツマミにポテロング150円でちょうど1000円。
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ガスは晴れたりまた掛かったり。
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ビールでなく清涼感が味わえればコーラでもよかったのだが、ここでは売ってなかった。まあ置いてあってもコストパフォーマンス悪いんだけど。アップルとオレンジのジュース300だか250mlの缶が400円とか。

ついでに、受付で有料とガイド本に書かれている水について訊いたら、1L150円で売っているが、雪渓の下で採れるからそれを使え、とか。
P7180084
行ってみたらちゃんと塩ビパイプが設置されていた。2回行ったけど両方カメラ持って行くの忘れて写真は無し。要煮沸とのことだが、前日の沢の水を平気で飲んでいて特になんともないし、雪渓の上部にウンコするやつも居なそうなので(けど山小屋から漏れていると影響があるな…)、余裕でそのまま飲む。
P7180085

ビールと、水も大量に飲んだのにあまり小水が出ない。これは翌日も同様。

テント場では三脚に一眼レフカメラの気合の入った人が一杯居た。テントに加えて、よくそんなの担いで登るなあ。確かに剣岳がきれいに見える素晴らしい場所なわけだが。
P7180089
↑夕方。↓翌朝。
P7190090

20時就寝、途中何度か起きてしまったが結構すぐ再度寝入ることが出来た。

■19日、月曜日
3時には行動開始する人たちが居て、足音で起きた。が、二度寝して、4時半起床。快晴。上の剣岳の写真と下の五竜岳の写真は4時半頃。
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朝食後、テント場から最後に。
P7190096
朝陽を浴びる、5時半頃の↑唐松岳と↓五竜岳。
P7190095

この日の水は2.5L。食料も大分消費したし、荷物は軽い。

トイレは混むかと思ったら、6時前に行ったらそれほどでも無くすんなり入れた。ぼくの後は少し並んでいたようだけど。

6:06、行動開始。山小屋から南南東を望む。写真では読み取り難いが、富士山がくっきり見えた。
P7190097

山小屋からすぐ、いきなり鎖場でびびる。やっぱり前日は自重しておいてよかった。

弱い風が吹いていて涼しくて気持ちいい。やっぱり朝早く行動するべきだな、と。

意外とあっさり、2時間ほどで8:05五竜山荘に到着。
P7190112
テント場は狭い。

ここにはコーラ売っていた。400円かな。相場と同じ。唐松岳の小屋と同様水は有料だけど、普通に蛇口でセルフサービスみたいだった。
P7190125

トイレには寄ってないのでどういう状態か不明。

山頂往復するだけなので荷物を置いて行ってもいいのだが(実際にそうしている人も多いっぽく、デポされたっぽいバックパックが沢山転がっていた)、必要な荷物をウェストバッグに移し替えたりも面倒なので、そのまま重いバックパックを背負って登ることに。五竜岳、近くで見るとやっぱり迫力があるなあ。
P7190113

登りの後半は岩場なんだけど、上の方に雪渓が残っていて水が採れた。

で1:05掛かって9:10に山頂到着。南に鹿島槍ヶ岳がまた迫力がある。
P7190114
右の肩のところに小さく槍ヶ岳が写っているような。

西に剣岳。
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北。真ん中に唐松岳、その上に鑓ヶ岳とその右に白馬岳が覗いている。
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白馬市街。
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天気がよくて最高。これで山頂でタバコ吸ってるおっさんが居なければ。連れのナオンがあれであれな癖にアニメ声的な発声でまたひどかった。

景色を堪能しながらエネルギー補給などして、9:35に五竜岳から下山開始、10:20に五竜山荘まで下りた。ストレッチしたりした後、10:35に出発。

遠見尾根を下り始めて少し行ったピークから五竜岳を振り返ったところ。
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11時前辺り、東の方からガスが出て来て、これ以降五竜岳は見えなくなってしまった。

遠見尾根は5ヵ所くらい雪渓というか雪田があった。どれもほぼ平らなところで、クランポンなどは不要。
P7190135

遠見尾根は暑い。これまでの稜線歩きと違って、笹藪がメインで蒸し暑い。標高も低くなり気温も上がるし。

11:57、大遠見山で休憩、エネルギー補給。20分ほどの大休止。

再度、あとはもう下りだよなあ、と歩き始めると目の前にこんもりとしたピークがあって萎える。
P7190144
まさかあれ登らないよなあと思ったら真っ直ぐ登って行くことになるのだった。中遠見山。山頂になぜか慰霊碑が幾つかあった。これより上に作ると行きづらいからここに建てたっぽく、別にここで遭難したわけではない模様。

その後は概ね下り。小遠見山はピークを迂回する巻き道が付いている。下りだと左の分岐に行く。
P7190149
↑下の合流地点にあった標識。右から出て来た。

小遠見山からは適度な斜度の下りが続くので、膝にはちょっと悪いが重力に任せて小走り気味に下りる。

最後、地蔵の頭のところで左右に分岐する。右に行くと遊歩道やお花畑などがあるらしく、折角なのでそちらをゆっくり見て行った。

14:00、白馬五竜テレキャビン山頂駅に到着。10kg以上の荷物の持ち込みはプラス200円取られる。〆て1080円。歩いて下りられるものなら歩こう、とか思っていたが、もうそんな気力は無かった。金で解決。

ガイド本には駅まではタクシーしか交通手段が無いように書いてあったが、どうやら最寄のJR神城駅までの無料シャトルバスがあるみたい。この日は時間によっては20分に1本とか。けど確か駅まで行っても電車が1時間に1本とかで恐らく結構待たされるし、さらに白馬駅に着いてからのバスの便も微妙な感じ。都合の良いことに流しのタクシーが1台駐まっていて、訊いたら八方第2駐車場まで2000円ちょっとということなので乗ってしまった。料金は結局2200円だった。

車に戻ったら何はさておき温泉へ。倉下の湯。ここは初めてかな。タクシーの運転手に露天のあるところと指定したらみみずくの湯と倉下の湯をお勧めされた(第2駐車場のところは露天はあるけど景色は良くないとのこと)。みみずくはそういえば行ったことある(そしてそれほど良い印象が無い)ことにナビで目的地設定してしばらく走ったら気付いたので、行き先変更。

倉下の湯は塩味のする茶色いお湯。半分屋根が掛かった露天の浴槽しかない。陽射しが眩しいしお湯が熱いしで浴槽はあまり落ち着かなかったが、客はそれほど多くなく、外の板敷のところで横になって日光浴と洒落込んでみたり、まったり出来てよかった。

風呂から上がって体重計に乗ったら、最近の数値よりマイナス4kg。ただ殆ど水分が抜けた分だろう。脂肪も少しは燃えたかな、と期待。けど腹回りはあまり変わってないな。

その後お腹も空いたし折角なので白馬ローカル的なところでごはんを食べて行こう、とよく名前を見掛けるグリンデルへ。着いたのが16時半で、仕込みのため17時に営業再開の張り紙が。仕方ないから自販機でレモンスカッシュを買って喉を癒しながら爪切りなどをしてしばらく待つ。

17時に無事入店、噂通りのボリュームだった。
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ミックスフライ定食はフライが4種類。裏にあるキャベツが大量で、完食ギリギリだった。

18時とかに帰途に就いた。とりあえず長野ICから高速に乗ったが、松井田妙義ICのすぐ先から渋滞。次の下仁田ICで高速下りて、ちんたら下道で帰った。何とか日付の変わる前、23時半に自宅着。

帰ってからバックパックの重さ測ったら15.5kgとか。意外と軽い。水と食料の分が減ったわけだが。食料のメインだったゼリー飲料は1個200gとか。10個くらい持っていったのでそれだけで2kg。カロリー重量比ではカロリーメイトのようなものの方がいいわけだが、ゼリー飲料の方が食欲無いけどカロリー補給しなければいけないときに摂取しやすいんだよな。

■所感
登山は金掛からないというのは嘘だわ。特に入山口と下山口が異なる場合、移動をどうするかが悩ましい。大体交通の便が悪いところなので時間は無駄になるし、公共交通機関も意外と金掛かるし。今回、行きの猿倉行きバスは900円もしたし、栂池までバスでそこからゴンドラ乗っても合わせて1500円くらいだったのかな。帰りはゴンドラとタクシーで3300円とか。

水は計画的に持ち運ばなければ。2kg違うとパフォーマンスも大分変わる。特にこういう縦走的な山歩きでは、水場情報はちゃんと調べておくべきだった。知らない通っぽい人たちの会話で、縦走は雪渓が残っていて水が採れる6-7月にしないと、とかあった。なるほど、ぼくは図らずもちょうどいいときに来たなあ、と。重い思いはしたけど足りなくて困ることにはならなかったので、まあよかった。

熱中飴はいいかも。行動中1-2時間に1個くらい舐めていた。喉の渇きも舐めてる間は若干癒せる。クエン酸配合のものらしいが、その辺りの効果は不明。塩分やミネラルの補給にはアクエリアスとかの粉末を持って行って汲んだ水で溶かしてもいいかもしれないけど、飴の方が手間が掛からない。今回全部舐めてしまったのでもう一度買おうと思ったら同じものが見当たらない。どこで買ったんだっけ。黄色い半透明の袋のなんだけど。

テント場で歯磨きしている人が結構居た。ぼくはそこは真っ先に省くところだが。

山行に当たって参照した地図など。
1.白馬村観光局-登山モデルコースの概念図が便利。
コースタイムはこれと、
2.山と渓谷社 日本百名山地図帳 2008年版pp.120-121のこのエリアの全体地図のと、白馬鑓ヶ岳から唐松岳の間が欠けているけど
3.昭文社 日本百名山を登る〈下巻〉日本アルプス・近畿・中四国・九州 (山あるきナビ)のp.15(白馬岳)・p.17(五竜岳)を参考にしたが、結構ばらつきがある。

3.のコースタイムは緩い設定のイメージがあったが、この山域については結構きつい。例えば五竜岳から五竜山荘へ40分で下りることになっているが、よっぽど早足で歩かないと無理。他の二つは50分くらいで、そっちが妥当。3.は執筆者によって大分基準が違うのだろう。この山域の全体像が掴み易いこともあり、1.が一番使い勝手が良いと思う。必ずプリントアウトして持って行くべき。他の二つはコピーして持って行ったんだけど、折り綴じのところが見えなくなったり字が潰れたりして使えなかった。

GPS(Garmin Oregon300)は今回も持って行ってログは取ってあるが、トラックは登山道辿っているだけなので省略。上記の経過時間はログを参照した。電池は2日間の行動中は持って、3日目の朝に新しいのに交換した。15時間くらいかな。電池の種類などで変わるかもしれないけど。

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コメント

毎日暑い日が続き嫌ん成っちまいますね。sun

テントを担いでの縦走羨ましいですね~。
以前は、オイラもあちこちテントを担いで出かけてものですが、最近は日帰りばかりでとんと御無沙汰ですね。

お天気にもまずまず恵まれて充実した山旅が出来たようですね。
随分前ですが、針の木雪渓から登り後立山連峰を縦走し蓮華温泉に降りたことが有りましたが、その時のことを思い出しました。懐かしいですね~。

投稿: とんば | 2010/07/25 04:40

> とんばさん、
コメントありがとうございます。

天気は期待したほど快晴続きではなく、八方尾根とか冬のためにもっと観察したかったのですがいまいちで、その点はちょっと残念でした。けどまあ雨に降られたりは無いので、贅沢は言えないところです。

針ノ木雪渓から蓮華温泉、まさに後立山連峰丸ごとですね。流石。越後のお山も味わい深いですが、日本アルプスはやっぱりいいもんですよね。

投稿: ルサンチMAN | 2010/07/26 22:04

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