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2011/02/28

【雪山記録】守門大岳 2011/02/26

この土日はスプリットボードのイベント、割れまくりをやっていたわけだけど、一人で割っておいた。山行中スプリットボードに興味持った方が居たので、布教活動しておいた。

土曜は天気良くて日曜は悪いという予報だったので土曜BCにしたが、結局土曜も天気の回復が遅れて、楽しみにしていた展望は全く開けなかった。

条件が良ければ最高峰の守門袴岳まで行って、本高地沢を滑ろうかと思っていた。白山書房『改訂山スキールート図集2』pp.92ff.にこの山域のルートが幾つか紹介されているが、その冒頭p.92に「…西側にはなだらかな稜線を何本も配しており、一部ヤセ尾根を除いて、その全ての尾根と谷が滑降可能である。掲載ルートの外、本高地、中ノ高地などの滑降も楽しい」とある。今度周回ルートに挑戦してみたい。ただ、効率的に帰れるかどうかは微妙みたいではある。二口平に行くと帰りが大変(平坦な林道歩き?)で、大岳南西尾根(夏道のある二つの尾根の中間)滑ったときも長峰に登り返すのが一般的みたいだし(とはいえ結構頻繁にこの辺り行かれて詳しい記録残されているEVA父さんくらいしかチェックしていないが)。

トラックログはこんな感じ。

長峰のところでコースから外れているのは真似しないようにと、最後電池切れでログが飛んでいる。

前夜は大和PA泊。アイドリングしているトラックがうるさいが、耳栓で何とか凌ぐ。0時ちょっと前に着いたので、少し待って高速下りて道の駅泊でもよかったわけだが、PAのトイレはシャワートイレだしってことで。

6時半起床、食事等済ませ7時過ぎに出発。二分まで40分くらいだったかな、8時前に到着。二分登山口を示す標識が分かり易くあって、迷わず辿り着けた。まあナビで目的地設定していたので当然だが。

車は6台くらい停まっていた。ぱっと見た感じ全て長岡か新潟ナンバー。県外からわざわざ来る人は少ないだろうなあ確かに。でも地元の人たちには愛されている感じ。ぼくの後からもう1台着いた。さらにもう1台は来たものと思われるが、どこに停めたのだろう。ともあれ、除雪終了点の空きスペースは8台くらいで一杯になる。

8:30登高開始。ほぼ同じタイミングで出たおじさんにはあっという間に離された。速いな。ぼくが遅いのかな。ぼくは歩く感じで進むけど、その方は小走りみたいに足を運んでいた。

出発して5分ほど、林道歩いているところでまたボードの登高ブランケットからピンが外れた。そして外れた拍子にブランケットのピン留めるところが曲がってしまい、ピンが入らない。
P2270006
↑うちに帰ってから撮った写真。この後ペンチで曲げた。強度が弱くなってしまっているだろうなあ。

ピンを梃子に使って反対方向に曲げるようにして無理矢理差し込んでおいたが、これ予備買っておいた方がよさそうだな。そんなこんなで2-3分やっていたらさらに離された。

標高490m、いわゆる法面のところでおじさんが見えたけど、既に登り切るところで差は開いたまま。下にもう一人居て、その人よりは先に行った。

9:40頃、標高740m辺りから中ノ高地沢。
P2260001
上部はガスが濃い。これ本当に午後から晴れるのかなあ、と大分不安に。

9:50頃、帰り登りになる、保久礼小屋手前の標高790m辺りのところで既に滑り下りて来る人と擦れ違った。山頂までは行かずにブナの斜面だけ滑ったみたい。上述の同じときに出たおじさんに追い越されるとき太い板だね、とか言われたのだが、この人にも言われ、これボードですよ、とかいうところから少しお話。その方はこのときは普通に山スキーだったが、ボードもやるそうで、スノーシューでBCやってみたけど歩きがきついのでスノーシューは売ってしまった、とか。ぼくも去年平標山にスノーシューで登ってスプリットを考えたわけで、同じ感じ。スプリットボードはご存知無かったようなので、あれこれと10分ほど立ち話。

10:05に保久礼小屋のところ。
P2260003
屋根の上にすごい雪が乗っている。

その後はちょうどいい斜度のブナ林の登り。快適なんだけど、ガスが濃くて小雪も舞っていたりで思ったほど天気は良くない。なので結局ジャケットはずっと着たままだった。

10:40頃、小屋の一部のようなものが雪に埋れていた。
P2260004
キビタキ避難小屋ってこれかな。地図にある位置とちょっと違うけど。

11:00頃、1150m辺りの森林限界でソロと5人組くらいのグループ(どうもソロと他4人くらいグループだったっぽいが)が休んでいるところを抜く。

そこから上はガリガリ。最初はルート選べば何とかなるかと思ったが、全面アイスみたいなところも出て来たので1220m辺りでスキークランポン装着。アイスって言ってもクランポンはさくさく刺さる程度。アイスじゃないところは踵ラッセル。視界が無いのでよく分からないが、クライマーズライト(南側)には雪庇が張っているところもあるみたいで、緊張する。GPSで頻繁に現在地チェックして登山道よりは北側を歩くように注意しながら進む。

というわけでこの日山頂には一番乗り。12:00。最後の標高差300mで1時間掛かっている。遅いなあ。

山頂には何も無い。GPSでこの辺かな、と。眺望を期待していたのだけど、何も見えない。時間があれば袴岳までと思っていたが、微妙な時間だし、モチベーションも落ちた。

とりあえず次回に備える意味でも少しでも景色を眺めたいと思ったので、天候の回復を待つため穴掘って壁作って。30分ほどで風が吹く北と西の2面だけ長さ1.5m、座って頭まで隠れる高さで1m強の居場所が完成。ダウンジャケット着て待機。寒くてガタガタ震えながら。下半身の汗濡れがどうしようもない。

そうこうしているうちに一人、途中で会ってないような気がする人が山頂に登って来た。泊まり?とか訊かれてしまった。13時とかに多分1150mに居たグループ。一人先に降りたみたいで、ソロとグループだったのかな、と推測した。さらに13時半過ぎにソロの人。

壁完成して落ち着いた12時半頃から食事の準備をしたのだが、なかなかお湯が沸かない。もち入りラーメンにありついたのは13時を大きく回ってから。なお今回も途中ちょくちょくゼリー飲料で栄養補給。山頂まででは一袋も消費しなかった。お湯沸くのを待つ間にその残りとカロリーメイト風のものを一袋。食事後インスタントコーヒーを飲んでも、たまに陽が射すものの完全に天気は回復せず。つか、13時前が一番穏やかな天気で、13時半過ぎたら風がまた強くなって来た。

というわけで諦めて滑降準備して、14:10くらいに滑降開始。

雪質は、最初はカリカリで、当然ではあるが全く緩んでいない。春のざらめなら快適そうな斜面ではある。ブナ林に入ってからはそれなりに快適。ただボードが下手だし雪質も重くて難しい感じではあるので、ツリーランがいまいち楽しめない。とはいえ保久礼小屋下の登り返し地点、標高760mまでは15分も掛からずに一気に滑り降りた。あ、930mからだらだら北斜面をトラバース気味に滑っているが、ここは930mのところでオープンスロープがあって、そこを沢まで下りてしまっても、最後トラバースすれば小屋に出られるみたい。この辺りの動画は後でYouTubeに上げるかも。

(追記)上げた。
YouTube - 守門大岳 山頂から保久礼小屋辺りまで 2011/02/26

小屋の先から先標高差20mくらい登る。スキーだと逆ハの字で登っているみたいだけど、ボードは板を外さざるを得ない。最初はツボ足だったけど、5歩に1歩踏み抜くと膝上まで埋もれる。膝上まで入ると次の一歩はそのまま踏み出せずに疲れるので、この日も当然持っていたわかんを装着。これだと脛程度までしか埋まらないので、さくさく歩ける。

あと100m弱歩けばよかったんだけど、ここからでも滑って尾根の先に回り込めるんじゃないの、とか思ってしまったのが運の尽き、滑り出したら北側へ吸い込まれてしまった。いやー、本当に恐ろしいわ。適当なところで観念して、長峰まで標高差80mほど登り返し。微妙な距離と高度で、スプリットにしてクライミングスキン付けてしまうか迷ったのだけど、板背負ってわかんで。ここで50分ほど無駄にした。5分も歩けばそのまま滑り降りられるところまで行けたはずで、少しの苦労を惜しんで…、という典型的なパターン。

長峰山頂近辺からコースに復帰、15:37再出発。10分ほど行った、616mピークの真西の林道で、やっぱりボードだと平ら過ぎて板を外さざるを得ない箇所に。最初はツボ足で行ったが、やっぱり定期的にズブズブ踏み抜くので半分くらい行ったところでわかん装着。その作業含め10分くらい行ったところでもう一度板を履いたはずだけど、その辺りでGPSの電池が切れてしまった。

川渡ってからの林道も結構平らだし雪がズブズブだしトラックがボコボコだしで板は走らないけど、ここは何とかポールで漕いで板付けたまましのいだ。多分16:30頃車に帰着。
File0003mov_001013379

最後板を外すとき、疲れから不注意で、板を川の方に流しそうになって危なかった。
File0003mov_001049448

このコース、スノーボードだと必ず板外すのは2箇所かな。それぞれ200m近く歩く感じ。最後の林道もかなり平らだし、日白山よりもボードには向いていないように思う。

以下は車故障の顛末記。

守門温泉は場所と建物の確認だけでスルーして、ディスポート南魚沼で泳ごうと六日町に向かったのだけど、守門温泉を出た辺りで車内が寒いままで暖房が効いてないのに水温計がやたら高くなっているのに気付いた。

ナビで検索して小出に日産ディーラーがあるみたいなので向かうが、あと2kmくらいのところでガス欠エンスト時みたいなガクガクいう挙動が出てしまった。ハザード焚きながら左端を走って何とか辿り着いたが、ディーラーというか田舎の修理工場に毛が生えた程度のところで、しかも営業していない。

仕方ないのでJAF呼んで六日町のディーラーまで運んでもらった。小出の似非ディーラーに着いた17時半頃、JAF呼んですぐ、JAFでは対応出来ないだろうと考えて六日町の新潟日産に電話してみたら、ちょうど17時半でサービス受付終了、ショールーム営業は19時までとのことだったが、事情を話したら修理対応してもらえた。

結局JAFに積載してもらって着いたのは19時過ぎだったのだけど、そこから作業して20時半過ぎ、何とか走れる状態に。故障の原因は車体下部にあるヒーターパイプが錆から破裂、そこから冷却水が漏れていたとのこと。そこはパイプをカットした上でバイパス配管して応急処置。25万キロオーバーで雪道ガンガン走っているとそんなもんか。さらに、しばらくそのまま走ってしまったためヘッドガスケットにもダメージが生じてしまったらしく、冷却水にガスが混じっているとのこと。

高速は途中で走れなくなったら危険だから使わないようにとのことだったが、湯沢まで走ったら冷却水も全く減ってなくて(ガスケットが抜けていると、ガスケットから燃焼室側に水が漏れるらしい)大丈夫そうだったので、その後自宅まで高速で帰って来た。疲れで下道走り通せる感じでもなかったし。結局冷却水は減らず。

あ、その前に、六日町中央温泉で入浴。ディーラー出たのが21時ちょっと過ぎていたので、さくり温泉は不可のため。情報通り、3月末で閉店の貼り紙があった。

というわけで日曜は八海山スキー場でこの前買ってしまったパークというかパイプ用スキー板、とはいえコブなどスキー場でオールラウンドに使おうと思っている、Salomon Dumont Pro Pipe w/ Marker Griffon Schizoを下ろそうかと思っていたのだが、果たせず。

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