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2011/05/07

【雪山記録】立山 Day 4 of 7 別山~真砂沢滑走 2011/05/02

長くて楽しそうだし、剱沢から長次郎谷や平蔵谷の様子も見れるし、ということで立山滞在後半戦の頭に持って来たのは真砂沢。前日の雨でカリカリだったけど、まずまず楽しめた。

5時半起床。5時に目覚まし掛けていたのだけど、気付かなかった。よく眠れたのか、前日まで悩まされた頭痛も無く、爽やかな朝が立山では初めて迎えられた。

7:35、登高開始。
雷鳥沢の様子。
P5020029

大日岳方面。
P5020030

立山主脈にはガスが掛かっているけど、まあいい天気。
P5020032

ついでにテント場前のロープトゥーが掛かっている斜面。
P5020033

そういえば出発前に、雷鳥平キャンプ場の管理の人が居たので訊いてみたが、剱沢キャンプ場のトイレは不明、水は出ていない、とのことだった。まあ自分で見に行けばいいか、と。

雪面は固いだろうなと思いつつ、クライミングスキンだけで登ろうとしたのだが、やっぱり無理で、100mくらい登ったところでスキークランポン装着。それでも結構スリップした。2600m辺りから上はブーツクランポンでないと無理なので、また履き替えで時間をロス。

その辺りから剱御前小舎の少し上まで、8:50-9:45の間、電池が切れていてトラックが飛んでいる。別山乗越=剱御前小舎には9:30くらいに着いたのかな。2時間近くとかなり遅い。スリップしまくりで効率悪かったからで、最初からブーツクランポンにすればよかった。

剱御前小舎のところで後ろからブーツクランポンですごい勢いで追い上げて来た人と話したら室堂で働いていて毎日のように登っているとか。道理で早いわけだ。真砂沢滑ろうと思っていると言ったら、今年は沢も埋まっていて良いだろうとのこと。

別山へ向かう登山道は色んな場所でカメラを構える人たちが居た。けど剱岳山頂はガスに覆われていて見えなかった。小屋の少し上から、剱沢と剱岳の下半分。
P5020034

別山山頂へはだらだらと稜線を歩く。
P5020036

10:11、別山山頂に到着。南の、社がある方。バックパックを下ろして、北の方にも行ってみる。10:24、北峰到着。剱岳山頂は相変わらずガスの中。
P5020038

北峰からは後立山連峰がよく見える。はずなんだけど、やっぱり微妙にガスが掛かっている。真ん中の白いのは鹿島槍ヶ岳みたい。
P5020041

しばらく景色を楽しんで、戻る途中に真砂岳の方から真砂沢に滑り出している人たちが見えた。3-4人。写真撮ったのだけど、ガスの中で写っていない。

そして視界があったのはこの頃までで、ガスは濃くなるばかりになってしまった。10:38にスキーデポした南峰に戻って、滑走準備をした(ときにブーツクランポンのケースを風に飛ばしてしまった。そういう系のミスは初めて)が、視界が無いのでしばらく待機。

けどガスはもう晴れそうにないので、11:16滑走開始。視界は無いわけではなく、滑るのには支障は無い。が、雪面は完全に氷で、こちらは若干支障あり。

どんな感じだったかはヘルメットカメラ動画で。ガスのためか、靄が掛かったようになっている。レンズフィルターが安物だからかな。

別山山頂から真東にダイレクトに真砂沢に落ちていく斜面は結構急で、40度くらいあるのかな。ざらめなら最高に楽しそうだが、氷だと転ばないように安全に行くのが精一杯だった。沢底に着いてからは適度に変化のあるメローな広い斜面で、快適に飛ばせる。…と思ったらストップスノーに足を取られて転んだりした。デブリはちょこちょこ出ているけど、沢を埋め尽くすほどではない。真砂沢はいいわ。それにしても高度差が1000mもあると雪質の変化が凄まじい。上部のアイスから快適なザラメは一部、後半は超重い湿雪。という具合に大変でもあるけど、そこも含めて面白い。

11:31、剱沢に着いてびっくりデブリで覆い尽くされている。幸いなことに、剱沢を遡上するトレースが1本あった。他の2-3人は剱沢を下ったみたい。トレースが無ければルートファインディングなどでかなり消耗するところだったので助かった。というか、デブリの中を進むのなんて初めてなわけで。でもスキーだとデブリをまたげるので、ツボ足やスノーシューなんかに比べて楽なんだろうな。

あまりいい気分のしない場所で昼食を摂った後、12:01登高開始。剱沢1760m付近から。

1時間ほど、13時くらいに長次郎谷出合付近。長次郎谷からのデブリを剱沢のデブリが押し流したみたいで、2-3mの雪壁が出来ていて、容易に取り付けないようになっていた。
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13:40くらいに平蔵谷出合。200mくらい上までデブリだらけ。
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けど右岸にツボ足トレースが付いていた。
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長次郎谷にはトレースは確認出来なかったけど。

14:08、武蔵谷の少し上2190m地点辺りで沢上にデブリも出ていない安全そうなところまで来たので、一旦休憩。栄養補給。15分ほど休んで歩き始める。

後で考えるとここでスキークランポンを付けておくべきだった。そうするかな、と思ったのだけど、まあいいやと歩き出してしまったのだが、少し行ったところで先行トレースのスキークランポンが確認出来、すぐに雪面は氷になってクライミングスキンが全く利かなくなってしまった。というわけで2270m地点でスキークランポンを装着。ま、ロスは2-3分で済んだか。

あとはひたすらだらだら登り。風も出て来て、それで雪面が叩かれて氷化しているわけだが、寒かったり、ガスで景色も望めなかったりと、あまり気分のよくない歩き。

剱沢キャンプ場の管理所と思われるところには15:30くらいに到着。完全に埋まっていた。
P5020058

トイレ等一切無いわけだけど、10張り以上気合の入った人たちが幕営していた。
P5020061

スキークランポンをずるずるひきずりながらだるい登高を続け、16:22、剱御前小舎に到着。標高差から、下から最大4時間もあれば着くだろう、まあ3時間かな、とか事前に見積もっていたが、甘かった。デブリの処理と、距離自体も結構長いのと。

剱沢上部はずっとガスで、剱御前小舎に着いたときも視界が全く無かったのだけど、滑走準備をしていたらガスが晴れて雷鳥平から室堂平まできれいに一望出来るようになった。またガスが掛からないか心配で急いで準備して降りたのだけど、杞憂だった。ヘルメットカメラ動画も撮ったのだが、やっぱり靄が掛かってしまってきれいに写っていない。

スキーヤーズライトの雷鳥沢やそのさらにライトの登りに使う尾根は荒れているだろうから、レフトにトラバース、夏道がある雷鳥坂の辺りを滑った。上はやっぱり雪が固かったけど、中間部から下は適度に緩んで気持よく滑れた。

16:46に滑降開始、称名川の底に16:55、少し登ってテントに17:01到着。この日のログはこんな感じ。

天気もよかったので、景色を眺めながら初めて外でごはん食べた。
P5020064
けど放射冷却で気温が下がっているのか、この写真撮った17時半で-2度くらい。

18時半、夕日に照らされる立山主脈。
P5020066

夜も満点の星空が楽しめた。けど、秋に立山来たときは、きれいな星空の後大荒れだったわけで、予報は快方ではあったけど、ちょっと不安になったり。

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