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2012/01/08

【雪山記録】平標山 2012/01/08

Vector Glide Genius + Dynafit TLT Radical FT + Geckoでの初BCを無事に終えられた。稜線に出てから風で辛かったけど山頂を踏んでヤカイ沢を貸し切りで滑降。下部も雪は充分で、快適に滑れる。

Radical FTでの登りは、もう少しクライミングサポートが高ければいいんだけど、まああんなものか。NAXOと同じくらいではあるし。

Geckoは粘着力はやはり弱い感じ。もっとしつこく力込めて貼り付けるようにすれば違うのかもしれないけど、登り終えて剥がそうとしたらテールに雪が入っていて、やはり貼り流しだと不安な感じだし、横からも樹の枝に引っ掛かったときのものであろうゴミが入っているところがあった。100%モヘアらしく登坂力が気になるところだが、同じような板で試していないので正直なところ分からないのだけど、S3 BCで使っているBlack Diamond Ascensionより著しく劣ることはなさそうで、普通に登れた。(追記:翌日チェックしたら、粘着面に2mm四方程度の剥がれが見られた。管見の限りでは、オーソドックスな糊と違って自分で直すキットなども出回っておらず、剥がれの進行が不安なところ。)

GeniusとRadical FTの滑りは既述の通り。

前夜は近くのスキー場に車中泊。トイレがきれいで24時間やっているのはいいんだけど、個室が少なくて朝は混むのが難点。

7時前に起きて朝ごはんなど。昨日やっぱり調子に乗って滑り過ぎたみたいで、太腿が筋肉痛だ。

7時半くらいに移動。三国小横の駐車エリアに着くと、車は2台。準備中にもう1台来た。

クライミングスキンのGeckoにはBlack Diamondのバンドの先にG3のテールクリップが付いている(買ったお店、bc map神田でやってくれた)のだけど、これの取り付け方がよく分からない。思いっ切り引っ張ってもあまり伸びないし。とかいう感じで色々手間取った。あ、前夜、一応ブーツクランポンも持って行こうと用意したのだけど、念のため合わせてみたらDINソールからATソールに替えたブーツにはそのままでは合わなかった。確認しておいて良かった(結局使わなかったけど)。

8:00歩き始める。別荘地の舗装道路をクライミングスキン登高。

先行者は2名。8:30、登山道のカウンターがあるところでトレースが分かれた。
P1080002

いつも左に行っていたような気がするので、そちらに。その辺りで姿が見えていたのだけど、付いて行った方のトレースはやたら太いと思ったらスプリットボードだった。抜くとき少しお話。Voltage Designのボードだった。スノーボードのGeniusも持っているという通なおじさん。スノーシュー担いでいたけど登り返し用で、ぼくのワカンと同じ意図だった。スプリットは撓んでギャップとかの処理がスキーに比べて良くない、とか同感。お仲間が正月にヤカイ沢滑ったそうな。下部は埋まっていなくて大変だったとか。

途中スプリットボーダーがすぐ後ろに居たときは間違った方(ちょっと北寄りに行ってしまったときがあった)に進んだときその方が別の方に進んでいたから気付いたりしたのだけど、今日は偵察目的だそうで写真撮ったりしながらで歩みが遅く、引き離してしまってからは自分でルート切り開かなければならなくなってしまった。

1432m標高点がある、平標山山頂と山の家の稜線1850mから西南西に派生する尾根に乗り上げればいいわけだけど、いつもよりも早く取り付いてしまったみたいで、1650mから西北西に派生する支尾根の北を回り込むのが正解のようなんだけど、南から行ってしまった。少し傾斜が急だったりしたかも。けどまあ結果として尾根に乗ればいいので、大した問題ではない。多分登りが一番効率良いルートだったのは2回目に来た2010年3月かな。

違うところから登った程度は分かるが、全体的に飛んだりずれたりしていてGPSログは使いものにならない。というわけで今回は公開は無し。

ラッセルは膝下までだが、Geniusだからこそその程度で済んでいたのだろう。板のおかげで浅くて済んでいる割りに、慣れないラッセルになかなか進まない。あとやっぱりルートファインディングが下手というかそれにも時間が取られる。

10:50、効率悪いしお腹空いたしで、1600m辺りで一旦休憩。栄養補給と、ついでにピット掘ったりしてみた。少し開けたところだけど樹林の中ではあるので、まあ参考程度。積雪は130-140cm程度。
P1080004
シャベルコンプレッションテストの真似事をしたところ20cmの新雪の層がやはり弱く、ぽんぽんずれて手首5回程度で破断。
P1080005
まあだからと言って、注意して滑ろう、という程度なんだけど。その下は1m近く掘ったけど、明瞭な層は無く、順調に締まっているみたい。

11:16、再度歩き始める。すぐに左下に一人登って来る人が見えた。それが正常なルートだったのだろう。山頂で会うテレマーカーさんかな。

稜線近くの笹薮地帯は踏み抜きそうになったりしてなかなか難しい。ここも、2010年3月のルートを見ると尾根の中心を行けばそれほど苦労しなかったのかな。今回は最短ルートを志向して左に左にと進んだ。急がば回れ、か。そして例によって強風。先日サングラスに付けられるKHOLA社のYASUHIROさん風ノーズガードを注文しなかったことが悔やまれた。やっぱりあれは必要だな。鼻の奥が痛くて辛い。歩みを弱めながらネックウォーマーやジャケットを上に引き上げて凌ぐので効率が悪くなる。

12:42、山頂に到着。稜線に出てからはいつもよりあっさり着いたような気がしたが、やっぱり結構時間が掛かっていたのね。1時間くらいはあんな辛い状況で歩いていたのか。自宅に帰って鏡を見たら、風の当たっていた左頬が登山家っぽく紫になっていた。

山頂エリアは全く雪が無い。
P1080007
過去2回、というか初めて来た2年前の1月半ばは同じ時期だけどそんなことなかったのだけど。

山頂をウロウロしていたらテレマーカーの方が登頂。この日山頂を踏んだのはぼくとこの方のみかな。ヤカイ沢滑らないか誘ってみたが、登ったところを下りるとのこと。

滑降準備、やっぱりクライミングスキンのテールフックが取れなくて大変だった。板のエッジと芯材の間に嵌ってしまったりして。そうこうする間にテレマーカーは先に下りて行った。

時間があって視界もあれば2010年3月みたいに西ゼン源頭まで滑ったり、あるいは山頂から下りた後下の樹林帯を登り返して軽く滑ったり、とか思っていたのだけど、寒風に叩かれて大分消耗したこともあり、それどころではなかった。

13:07、滑降開始。山頂付近はガスが掛かっているし登山道しか雪は付いていないし、滑り難い。

山頂から標高差50mもない程度滑り降りたところ、ちょうどブッシュが薄くてヤカイ沢に入り易いところでもう一人見掛けた。そんなところで滑降準備に入っているのでヤカイ沢狙いかと思ったが、下山後お話したテレマーカーはその人と会話したそうだが、山頂直下だけどそこで断念だそうな。この人が登山道忠実に行ったトレースの人かな。

右に下りて行き、最初は疎林。雪は風に叩かれて固かったりして、視界が悪いと滑り難いのでゆっくりと。スキーヤーズレフトの樹林、笹薮側に寄っておきながら慎重に沢に入り、最後ノドというほどではないが一番狭まったところを抜けるときは真ん中を一気に。やはりファットでロッカーなスキーは楽だな。最初に来たときのBandit B83では逆エッジくらって大変だったのだけど、今回はひたすら楽しかった。

山頂から緩斜面に入ったところ(多分標高1350m辺り)までのヘルメットカメラ動画。

緩斜面に入ってしばらくしたところで下山中の二人組に会った。下りのログがおかしく標高とかは分からないが、13:15頃。3時間とか掛けて登ったところを8分とかで下りて来たのか。二人組、一人はボード担いでスノーシューで降りていた。もう一人はスキーボードにスノーシュー、そちらの人と会話。その装備でヤカイ沢も滑るそうな。ボードの方が足が攣ったとかで、途中から下りて来たとか。

下部の緩斜面ツリーランもロッカーのGeniusは楽。193cmとは思えない取り回しの良さだなやはり。まあ、さらさらの新雪で、2年前の1月とは違うというのもあるかな。

別荘地は、ソールに傷が付くのを恐れて、脇の樹林に入って漕いだりしていたのだけど、道路をすーっと滑って行くテレマーカーさんを見てしまい、苦労が阿呆らしくなり、後半は道路を滑った。傷付いていませんように。

13:45、駐車場所に帰着。車5台。4人ソロと二人組、ということで計算は合うな。

入浴は猿ヶ京温泉まで下って、共同浴場。ここも前日同様300円、掛け流しで気持いい。

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