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2012/04/08

【雪山記録】八甲田山(大岳) 2012/04/07

2連続敗退は無しだろうということで八甲田の主峰、大岳に無理矢理登頂。初八甲田だが、八甲田の楽しみ方としては間違っているのだろうとは分かっている。


酸ヶ湯温泉から仙人岱ヒュッテを経由し南面から登って大岳山頂を踏み北面を下りて酸ヶ湯温泉に滑り込む(まあ平地が多くてあまり滑れないけど)。このルートも白山書房『山スキールート図集』に載っていた。大岳山頂でシールを剥ぐことになっているが、山頂周辺の凍ったシュカブラ帯がまともに滑れるときがあるのだろうか。

道の駅おいらせ辺りで寝ていて、6時過ぎ起床。

前夜から道路の案内板に、谷地から酸ヶ湯まで17時から閉鎖との表示。そもそも冬期閉鎖なのかこの道は。手持ちのツーリングマップルには載ってない。

前夜から20cmは降った様子で一部除雪が半分しか追い付いていない山道をWRC気分で飛ばして7:45に谷地到着。が、ゲートが閉まってる。看板見ると4/1の8時まで閉鎖ということだから毎日8時に開けるのだろうと推測、待つ。
P4070002

しかし8時にも開かない。8時ちょっと過ぎに車で通ったおじさんに話し掛けられたが、もう開いているはずの時間とのこと。除雪が間に合わないのかそもそも開けないのか。雪はゴン降りで気持ちは焦る。

業を煮やして谷地温泉に訊きに行ったら、本当は7時には開く、今日は通行止め、とのこと。なんかちょうど通行止め連絡の電話を受けていたみたい。駐車場に高田大岳に登るというdpsの板の方がクライミングスキン貼ったりと準備していた。

予定変更してそちらに登るのもありかな、と思ったが、ぐるっと回れば酸ヶ湯温泉に行けるわけで、8:20迂回開始。待たずに行っていればもう着いていたな。8:55酸ヶ湯に到着。時折晴れ間が覗いていて、天気は回復するのかな、と期待が膨らんだ。結局回復は大分遅くて大変なことになったのだけど。

駐車場で準備して、パウダー滑走期待でスプリットボード、Jones The Solutionで出る。

9:24、出発。どこからアプローチするのか分からないのでしばらく車道を歩いて雪壁の低いところから這い上がった。すぐに正規のトレースと合流。
P4070005
酸ヶ湯温泉の建物裏とかから行けたのだろうか。

このときは南八甲田方面の展望があった。
P4070004

ルートは昔からの指導標とその後上部は竹竿が完備。
P4070006
けど迷い易いのでGPSがあって本当によかった、という感じ。

やたら太い先行トレースがあった。
P4070007
二人かな、と思ったら結局一人だった。その後10:30、標高1180m辺りですれ違った。スキーかと思ったらスプリットボードのスキーモードだった。Voileのスワローテイルの板。硫黄岳に登る予定だったが視界が無いので少し上で断念したとか。

それにしてもトレースあると楽。かなり快調に歩けた。

10:44、1260m辺り、先行者の撤退地点と思しきところの少し上から完全な氷だった。そして強風。ここは風の通り道か。スキークランポンを装着。10:50再開。

上部の平地に10分ほどで着き、そこは風もそれほど強くなく雪も深い。気持ちいいブーツ丈ラッセル。

仙人岱ヒュッテに行ってみたが入れなかった。写真を撮る余裕はこの時点で無くなっていた。まあカメラのバッテリーもダメになっていただろうけど。風は少しは凌げるのでGPSの電池交換と軽く給水。11:10くらいから11:17まで。

再度歩き始め、指導標に沿って行ったら山頂には行かないことにしばらくして気付いた。方向転換し、斜めに山頂への登山道に合流する作戦。始めは急斜面ラッセルで軽く崩れて嫌な感じだったのだが、徐々に雪面は固くなり雪崩の心配からは解放されたが、今度は一面のシュカブラと強風。さっきの沢の上の方での強風より段違いに強い。

甘く見ていて諸々ちゃんと対策していなかった。サングラスの中がすぐに凍って視界が無くなる。こういうときはゴーグルが必要なのね。あと頬と鼻が痛い。バラクラバでなくネックゲイター付きキャップだったのだけど。結局かなり凍傷になり、当日風呂に入っているときに水ぶくれっぽくなっているのに気付き、翌日風呂に入ったときに片頬がずるりと剥けた。
八甲田で凍傷になった頬の皮がずるりと剥けた。ひりひり~... on Twitpic
風は西から吹いており、南から北に向かったので顔の左側がより酷くやられた。頬だけじゃなくよく見ると鼻の皮も剥けているな。

全く視界が無いのでGPS頼りで歩を進める。山頂は火口になっているようなので、それに落ちないかとか冷や冷やしつつ。一段高くなっているみたいなのは辛うじて見えたのでそちらには近づかないように。あとウィペット改のピックが非常に役に立った。氷なので頼るのはそれとスキークランポンの刃しかない。

山頂付近通過は13:05。仙人岱ヒュッテから1時間半以上、というか2時間近くとは、えらく時間掛かったな。GPSが電源入ってログが取れていることだけ確認して先へ進む。相変わらず何も見えないので。あと温度計も確認。-12度で仙人岱ヒュッテで休憩中に見たときと同じだった。バックパックに付けているのだけど体の近くにあったので、少し高めに出ているかもしれないけど。

北面も変わらず凍ったシュカブラ。横向きカニ歩きで下りて行く。足元も覚束ないので何度か足を踏み外したりした。南面より斜度が緩いのが幸い。

鞍部に下りた辺りで逆方向に進みそうになった。低温と強風で判断力がかなり低下していた。そこにある避難小屋は13:58に通過。ここも入れそうにない感じなのでスルー。その先竹竿が斜面をトラバースするように付いている。そこも相変わらずのシュカブラで滑れそうにない。というか強風でクライミングスキンを剥がせそうにないのだけど。

GPSの電池が低温のため速攻切れてしまったので不明だが、14:35頃、1380m地点でふかふかの雪になり風もそれほどでもなくなったので滑走準備。すぐ先で緩くなっているようだしスキーモードで最後まで通そうかとも思ったが、折角なのでちゃんとスノーボードにした。
Vlcsnap2012040907h29m45s19


14:55、滑走開始。15:00、1170m地点で平らになって滑れなくなったのでスキーモードに。その少し先からどこから現れたのか分からない、というかその辺りまでの往復だったのかもしれないが、スキーのトレース2本ほどと合流。1050m前後のちょっとした急斜面はスキーモードのまま。パウダーだと結構滑れるな。

スキーモードで歩いているとき、ふと振り返ったら大岳が上まで見えた。
Vlcsnap2012040907h35m59s156
もう少し回復が早ければなあ。

15:22、酸ヶ湯温泉の上によく見える斜面に。折角なのでここはボードで滑る。換装に4分ほど掛かったみたい。

15:26、最後の滑走。パウダー。もったいないので細かく刻んで下りた。
P4070013
画面真ん中、左端のトラック。それにしても他のトラックはわけわからない感じで付いているな。

15:30、車に帰着。

入浴は当然酸ヶ湯温泉。お湯は最高。けど1時間ほど浸かったけど手指の先の感覚は戻らず。あと千人風呂ということだが、そんなに広くはなかった。五十沢温泉ゆもとかんの露天風呂とそれほど変わらない。

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