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2012/04/21

【雪山記録】利尻岳 2012/04/20

前日の下見を元に北斜面を登って西斜面を滑る周回ルートを実現、下は何故かガスっていたけど快晴の下で北峰の登頂も出来て、この日も満足。この時期はこれが山頂を踏んで滑りを楽しむベストルートだと思われる。

出発のとき、この日はガイドの仕事が無かったのかオーナーさんも遊びに出るところだったみたいで、西斜面の途中まで連れて行こうかと誘って頂いたけど、自分で歩きたかったのでありがたいけどお断りした。タイミング次第ではそんなこともあるようだし、色々情報頂けるわけで、助かる。ネットも使えるし、露天風呂もあるし、温泉は循環消毒しているようだけど十分つるすべで気持ちいいし、ペンションレラモシリ、お勧め。

9:28、出発。この日はスプリットボード、Jones The Solution。今回も宿の前から歩ける。朝のうちはガスっていたけど、出発の頃には快晴。
P4200001

適当に林の中を行こうかと思っていたけど、路肩に雪があるし木にも邪魔されずに効率的に進めるし、ということで風情は無いけど除雪された道沿いを歩く。

20分ほどで登山道との分岐。
P4200002
けど夏道でなく、クライマーズライトの沢を行く予定なので、わざわざ左に進路変更はせずにそのまま道路沿いを進む。

1時間弱で10:20頃野営場。ここまで除雪されていた。
P4200003
写真には写ってないけど右端のコテージの軒先にテントが張ってあってスキーが立て掛けてあった。この日登らないのはもったいないな。

その後スノーモービルのトレースを追って林の中を進む。

1時間ほどで樹林帯を抜けて視界が開ける。
P4200008
左に見えている稜線が夏道。藪歩きなのは明白。正面に見えている左俣は狭いところがあり、その辺りにデブリも見えるので、ここからは右の尾根に殆ど隠されてあまり見えない右俣を登る。

その少し先、多分モービルで連れて来てもらうときの終点辺りで休憩。11:28、標高550m。

海の上にガスが掛かって、礼文島が雲に浮かんでいるように見えた。
P4200010

11:41、再開。少し進んで左に緩くカーブすると登る斜面の全景が見える。
P4200011
確かこの少し先で宿のオーナーさんが稜線を歩いているのが見えた。

12:21、900m地点でスキークランポン装着。斜面は上は緩んでいるけどすぐ下に固い層がある。これは確かに滑っても楽しくなさそう。西面は下まで緩んでいる。

12:28再開。ジグを切りながら進む。けどツボ足でブーツクランポン履いて直登したトレースもあり、そちらに乗ってもよかったかも。
P4200012
上述のような雪面でそれほど潜らないし。けどまあ出来るだけ板は担ぎたくない。

13:17、長官山西尾根1150m辺りに這い上がったところからの山頂。
P4200013

長官山は13:40に通過。ちょうど宿オーナーが少し先の小屋の辺りからの西斜面にドロップして滑っているところだった。
P4200015
もう一枚。
P4200016
この辺の斜面も広くてメローで楽しそう。

長官山から山頂。
P4200020
山頂から直に落ちる北東斜面も良さそう。けど雪の状態は良くない(後述)。そのうちざらめになるのかな。

山小屋は13:49に通過。
P4200023

1550mの急登はクライミングスキン+スキークランポンで何とかなるだろうと思ったけどならなかった。一度スリップして危ないのでヨバホースタイルに。どうせ山頂目指すならブーツクランポンに履き替えないとならないので、1500mくらいで換装しておくべきだった。

急登登り切って、どうせ滑り出しはここだからということで、昨日の到達点1600mの少し下に板をデポ、ブーツクランポン装着。アイスアックスも持っていたけど必要無さそうなのでポール2本、片方はウィペット。けど北東側なら山頂から滑り出せたので、板を担いで行くべきだったな。まあ雪質的には滑っても楽しくはない感じだろうけど。

15:23、山頂に到着。雪が繋がっていて南峰までも簡単に行けそうだったけど、北峰までで。P4200028

ロウソク岩。
P4200029
南側はガスが出て来ていた。

北峰と南峰の間から西側にスキーで降りた跡。
P4200030
佐々木大輔さんたちのパーティーのものだろう。すぐに尾根を右に乗り越して、ぼくが滑った西面に入っていた。

北東側かな。
P4200031

しばらく山頂の景色を楽しんで、15:30下山開始。登山道を右に外れて斜面を降りれば早いかと思ったが、表層10cmくらいがさらさらで崩れる。滑落しそうなので早々に諦めて来た道を戻った。15:42、デポ地点で滑降準備。

16:02、滑降開始。元々は昨日滑った沢でなく、一つ大きな尾根を乗り越して小屋から落ちる沢に上の方から入ろうかと思っていたのだけど、エントリーポイントがよく分からないし、稜線を無駄に高度を落としてしまうし、ということでやっぱり止めて昨日の沢にそのまま入った。

ただ前日滑ったところは沢が屈曲しているところが前日よりも汚れているように見えた。
Vlcsnap2012042108h44m55s136
ので、スキーヤーズライトにトラバースして一つ横に入った。こちらの方が広い。
Vlcsnap2012042108h50m11s94
前日佐々木大輔さんたちはここを滑ったみたいで、宿のオーナーからそこのトラックを撮った写真を見せてもらってあった。この日もうっすらとトラックが残っていた。こちらの方が広くて快適な斜面。ただ結構斜度があって、広くてスピード感覚が麻痺して、やはり飛ばされそうになる。でも北面と違って深いところまでずぶずぶの快適なざらめ。

なおGPSログがずれていて1121mピークの方にトラバースするようになっているが、実際には斜面の真ん中を滑っている。

16:15、標高700mくらいのところで一旦停止、自分のトラックを撮る。
P4200033
弧を描けておらず、ダメダメだ。

前日は尾根に乗り上げてトラバースしたけど、この日は前日途中まで一緒に登ったTさんの下山トレースが明瞭だったのでそれに付いて行く。HellbentなのでSolutionを割った状態と同じ幅でちょうどいい。

16:25、標高470mでボード状態だと厳しくなったので板を割ってスキーモードに。16:29、再開。少し先でビンディングを留めるピンが外れてしまい補修に5分弱。旭岳で流れ止めが切れてタイラップで補修してあったわけだけど、やはり切れるな。

標高200m通過が16:57。下部はガスが出て来ていた。17:43、宿に帰着。

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コメント

はじめまして。2012年の利尻岳登山とスキー滑走の報告を拝見しました。長官山から見上げる利尻は峻厳としていて、その山をスキー滑走するというのは本当に素晴らしいですね。私が利尻に登ったのは2006年で、忘れられない思い出になっています。そのときの感動を追体験させてもらいました。良ければHP見てください。https://sites.google.com/a/meizan-hitoritabi.com/hitoritabi/1-1a-rishiridake-060430

投稿: kawabe.goro | 2015/09/07 23:16

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