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2012/05/10

【雪山記録】鳥海山 2012/05/09

湯の台コースを雪渓末端2100m辺りまで登った。伏拝岳、というのは外輪山から湯ノ台道分岐のところなのだろうか、の少し下かな。

下部の道路は雪が繋がっていないし、中間部でも藪を抜けなければならないところがあるし、やっぱりこの時期の山スキーはぼくは敬遠したいな。一面の雪、どこでも歩けるし滑れる、というのがいい。けどまあ、今回こそは大きいお山を独り占めだし天気は良いし、良い山行だった。

湯の台、というか大台野道というのかな、の除雪というか自然融雪は一昨年のゴールデンウィークと同じ状況で、最初の左カーブの先で雪に覆われている。すぐ先でまた道路が出ているけど、車で進むのは難しいかな。

諦めてバックしてUターンしようとしたら雪のある方に進んでしまい、スタックしてしまった。ノーマルタイヤだと全くグリップしない。E51エルグランドの四輪駆動システムは一応デフロックモードもあるのだけど、それでもダメ。フロアマット敷いても上手く噛んでくれない。除雪用スコップは車に常備してあるので、それで少しでもタイヤ前後の雪をどかして、何度かというか何度もトライしてようやく脱出出来た。20分くらいは悪戦苦闘していたかなあ。というわけで出発がさらに遅れた。

最初のカーブの手前に3-4台停められる駐車スペースがあるので、そこに駐車。

9:50、バックパックにスキーを付けて歩き始める。道路を歩くことが多そうだったので、VibramソールのScarpa T1を活用すべく、テレマーク。

右カーブのところで林をショートカットすればスキーが使えるかな、と思ってスキー履いてスキン登高したのだけど、藪が濃いし素直に道路を歩いた方が早かった。748m標高点上の左カーブ手前まで無理矢理スキン登高したけど、そこで諦めてまたスキーを担ぐ。

確か標高800m辺りからは雪が繋がっていた。
P5090015
ここは、また騙されてなるものか、としばらく雪の上を歩いて損こいた。

830mから、多分宮様コースというところの切り開きがある。
P5090019
入口にピンクテープが付いているので容易に分かるような。切り開かれているものの木の枝は結構煩く、さくさくとは進めない。

雪に埋まっていた枝が近く通った拍子なんかで上に跳ね上がったりするのは春の雪山特有の現象かな。簡単に通れると思ったところが通り難くなったり。

11:35、標高1150m辺り、大台野終点の建物と同じ高さのところで展望が開ける。
P5090020
鳥海山も射程圏内という感じに。
P5090022

テープもあったのでルートは外さなかったはずだと思うのだけど、滝ノ小屋下は藪が酷い。
P5090023
真っ直ぐ登らずに、下りで使った、西へ迂回するルート取りの方がよかったかな。

11:55、小屋横通過。小屋で休もうかと思っていたのだけど、入口までやはり藪漕ぎが必要なのでスルー。

1555mのところにも河原宿小屋というのがあるようだけど、斜面なりに登って行ったら違う方に行ってしまった。

その手前、1500m辺りの平らなところは笹が出ている。無理矢理踏んで行った。
P5090027
これも下りのルートは雪が繋がっている。下からだと様子が分からず、雪が繋がったところを上手く拾うルート取りが難しい。まあここはクライマーズライトがノール状で嫌な感じだから避けて斜面の真ん中を進んだのだけど。

12:46、1570m地点、笹薮の平原が終わって急登に差し掛かる手前で休憩、栄養補給。笹をベッドに寝っ転がれる。
P5090031
平和な感じで昼寝。気温は+2度。風が無いとインナーのままでも平気だが、少し風もあったのでシェルジャケット着用。

13:27、スキークランポンを装着して再開。ジャケットは脱げばよかった。歩くとやはり暑い。

14:20、1900m辺りからは西側の展望も開ける。
P5090033
笙ヶ岳に直登したツボ足トレースがよく見えた。

14:50、2100mの雪渓末端に到着。下を望む。
P5090035
ルートを記入してみた。赤が登り、青が下り。
P5090035r
上は藪。
P5090036

GPS見ると50mくらい歩けば稜線に出るようだし、折角なのでスキーを外して稜線まで歩いて行く。新山と七高山。
P5090039

千蛇谷。
P5090040

文珠岳、笙ヶ岳の向こうに日本海。
P5090041

戻って滑走準備。気温は-2度近くまで下がっていた。

15:24、滑走開始。上部は縦溝はそれほど深くなく、まずまず快適。斜度もちょうどいいし、ロングターンが気持ちいい。片斜面気味なのは少し残念かな。上掲のルート図通り、下りでは上から見て雪が繋がっているルートを取った。

(追記)平らで一旦スキーが走らなくなるところまでのヘルメットカメラ動画。

滝ノ小屋横通過は15:36。小屋下で西側に回って谷筋が滑れないか見てみたけど無理そうなので登ったルートをそのまま下ることに。

樹林帯に入ってからはアルペンターンで慎重に、と思った矢先にツリーホールに弾かれて転んで、その先のツリーホールに落ちてしまった。
Vlcsnap2012051012h35m08s40
怖い怖い。

後は消化試合。15:52、道路に合流。

スキーを付けたところでスキーを外して歩けばいいのだけど、脇の林を雪拾ってしばらく滑れるかな、と突っ込んだら50mも行かずに藪に阻まれてしまった。スキーを外して道路に這い出る。
P5090045
こんなところから出て来た。760m地点。ジャケットやヘルメット脱いで、グローブも登り用にして、涼しい格好でスキーを担いで歩いて降り出す。その前に、振り向いて写真。
P5090046

しばらくおとなしく歩いていたのだけど、最後大きく西に迂回するところで雪が繋がって真っ直ぐ滑り降りられるような気がしてスキーを付けてしまう。けどここもやはり50mほどで雪は切れていた。そして沢状を水が流れている。沢も緩いし、藪漕ぎでもないし、まあよかったかな。ブーツは泥だらけになったけど。

16:41、駐車場所に帰着。

入浴は湯の台温泉鳥海山荘へ。露天風呂、浴槽は狭いけど風景が素晴らしい。空いているときなら快適。ただ塩素を大分入れているみたいなので、上がるときにシャワーで流した方がよさそう。そのまま上がったら夜、プールに入ったとき並みの塩素臭に辟易することになってしまった。

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