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2013/09/27

沢登り

3ヶ月近くブログを放置していたわけだけど、冬は雪山に行った話、春~秋はバイク乗った話がメインのこのブログ、7月始めから9月終わりまでこうなったわけは、また代用監獄に居たとかではなく、暑くてバイクに乗っていなかったため。去年までは暑くても我慢して乗っていたけど、アホらしいので止めた。そして、以前から興味があった沢登りで涼みつつ遊んでいたのだった。この時期限定で今後もやる予定。

坊主谷のとき、同行の方に撮ってもらった、滝登攀中のお気に入りの写真。
Imgp2132

■これまでの記録
沢登りの記録は、面倒なのでブログではなく、ヤマレコで全て済ませていた。

初めて行ったのが7月7日の倉沢谷本谷~塩地谷。Twitter仲間のカトリンさんパーティーに混ぜてもらった。この後もしばらく奥多摩ばかり。

次が、やはりカトリンさんに連れて行ってもらって、翌週7月14日土曜に唐松谷15日日曜に坊主谷と連チャンで。

簡単なところなら一人で行けるだろう、ということでルートガイドから適当に選んで、8月10日土曜に水根沢谷でソロデビュー、そのまま翌日曜日に大雲取谷周回を目指すも雷雨で敗退、けど自転車利用アプローチの有効性を確認出来た。

奥多摩ばかりでなく他のエリアも、ということで谷川岳の南向かいにある白毛門山頂に突き上げる白毛門沢に8月17日土曜に行ったのだけど、ルートミスから、しなくていい藪との苦闘などで足が痛くなり、翌日予定していた尾瀬エリアの沢は中止。藪漕ぎ無しの正常なルートだともっと気持ちよく登れるみたいなので、台風が近付く週末に一日だけ天気が持つ予報だった9月14日土曜に再度白毛門沢でガイド本通り藪漕ぎ殆ど無しで無事遡行完了。

ということで全7回。

■ガイド本など
山と渓谷社から比較的最近出た2冊が多分手軽に入手出来て、よく出来てもいるので、とりあえず足りると思われる。


東京近郊以外の人は別のルートガイドが必要だけど…

古いテクニック本は、何冊か見てみたけど、使い物にならない。ルートガイドの部分は参考になることがあるだろうし、当時の雰囲気を知る資料としては面白かったりはするが、道具や装備、ロープワークも色々変わっているので、Black Diamond ATCなどのチューブ型ビレイ器を前提とした記述のものを参照すべきと思われる。

となると次の本が2002年出版だから、大体それ以降ということになるかな。

というか、ロープワークについては『最新クライミング技術』を参照すべきように思われる。まあぼくはそこまでのことはやっておらず、ソロでは懸垂下降用お守りとしてロープを持ち歩いているだけなのだけど。

■本+αの情報など
やってみて分かったことなど。

●「初級」
ガイド本に「初級者はロープ確保」などとある箇所は大体ロープ確保無しでそれほど不安を感じることなくクリア出来た。ボルダリング初級、5-4級辺りがそれなりに登れる程度のクライミング能力で、リーチが男性標準くらいあれば、沢登りの岩登り的には中級に相当すると考えて問題無さそう。

●スパッツは必須
脛をしこたま打ち付けるので。水の中はよく見えないので、足を引っ掛けて岩にぶつける。ついでに、変に転ぶと骨折したりすることもあるようで、やはりこの遊びはかなりリスクが高い感じ。
なお水の中の石で転ぶのはやはり慣れもかなりあるみたいで、最後の白毛門のときは脛の傷は増えなかった。まあ保温や砂利が靴に入るのを防ぐためもあり、スパッツは付けた方がよさげ。
『ヤマケイ入門とガイド沢登り』ではマムシなどからの防御にもなるとのこと(p.18)だが、幸い今のところその恩恵には浴してはいない。

●膝の保護
酷くやったことはまだないけど、膝も打ったり擦ったりするので、膝プロテクターがあった方がいいかもしれなくて膝丈スパッツも売っていたりするようだが、ぼくは使っていない。膝まで覆ってしまうと動き難くなってしまうため、保護と運動性とのトレードオフということになる。

●ヘルメットも必須
上の項の通り、ちょっとしたところで転びがちで、転んだ先が岩だったりするわけで、あった方がいいと思う。
ちなみに昔の本見ると、あまり被っていない。ここでも『ヤマケイ入門とガイド沢登り』を参照すると、p.28に「ヘルメットについて」という項が立てられていて、信頼出来る記述。

●カッパも必須
雨天時というより、保温のために。岩や藪漕ぎで擦れたりと消耗が激しいので、高いものでなく、あるいは高いものを使い古したもので、沢用の方がいいみたい。『ヤマケイ入門とガイド沢登り』でも、ゴアテックスじゃないものでもいいのでは、という話が出ている(p.18)。

ただ、8月前後の晴れたときを選べば、行動中の保温用のカッパ着用は不要。7月に行ったときは寒くて着た。

と改めて書くと、8月限定にすれば不要かな。まあいずれにせよトレッキング時同様雨具は持ち歩いているけど、沢用に用意する必要は無い気がして来た…

●手袋、グローブもあった方がいい
岩などからの保護のため。けど他方で岩登りでフリクションが必要なので、指出しのものがいいと思われる。Caravanからだったかな、指先に切れ目があって、指出しとフルカバーを切り替えられるものがあるけど、店頭で試したところ使い勝手悪そうで、結局モンベルのにした。

●フェルトソールの沢靴は激しく消耗品
モンベルのサワートレッカーを使っていた。モンベルだとサワーシューズというもう少し安いものがあるが、アッパーなどが柔らかい素材で、岩などに当てたときに痛そう。まあその辺は好みで選べばいいと思われる。なおどちらにしても履き口が、砂利等進入防止のためか、ネオプレーン素材で、非常に履き難い。
でソールなんだけど、上記7回の使用で、既に使用限度にほぼ達している。アッパーも剥がれているところがあるし、耐久性はあまり高くないみたい。なお現在の靴の状態を撮った写真は9月14日の白毛門の記事に載せてある。
ぼくは10回も持たない感じだったわけだけど、Twitterでちょろっと周りの反応見たところ、10日くらいで終了という話もあり、まあぼくは体重それなりにあったりとか考えると、異常な減りというわけではなく、そういう寿命なんだろうと思われる。
モンベルではリソールもやっているようだが、結構高いみたい。6千円とかのようで、靴自体の定価の半額以上。自分でリソール出来るみたいで、ウェブ検索すると一杯記事が出て来るが、結構面倒そうなので、リソールするとしたらぼくはモンベルに頼んでしまうかな。
いずれにせよ今年はもう涼しくなりオートバイ復活で沢は終わりの予定なので、来期の沢道具を考える段になってからの話だけど。沢靴のソールはフェルト製だけでなく、ファイブテンのアクアステルスというゴム製のものもある、というかあったのだけど今年で製造中止らしいのだが、来期はVibramが沢用ゴム製ソールを出すとかいう話があり、その詳細を確認してからにしたい、と。まあフェルトとゴム両方持っていてもいいので、サワートレッカーはとりあえずリソールに出してしまうかもしれないが。

なお、下山時には沢靴は使っておらず、全てトレッキングシューズに履き替えているので、そこで消耗しているわけではない。ちなみに『ヤマケイ入門とガイド沢登り』では「下山時、スニーカーや軽登山靴に履き替える人もいますが、軽量化のため、(中略)、登った靴でそのまま下りてしまいましょう」(p.21)とある。ぼくはボッカトレーニングも兼ねて、使いもしないロープも持ち歩いており、軽量化はとりあえず気にしていないのだけど、それは措いておいても、下山は沢靴でない方が快適だとは思う。

●安い用品情報など
スリングはBealのが安い。さかいやのクライミング用品売っているところに結構在庫がある。
カラビナはモンベルで扱っているTrangoのが安いが、店舗により品揃えが結構異なる。
ロープは通販、クライミング用品の通販専門店 クライミングドットコムが安い。物は信頼出来るみたい。通販の対応も良い。急ぎの旨伝えたらちゃんと対応してもらえた。

●新しく買ったものをまとめると…
基本装備は普通の山登りというかトレッキングで使っていたものがあったので、沢登りに特化したものだけ新しく購入した感じ。

・沢靴
・ネオプレーンソックス
・ネオプレーンスパッツ
・指出しグローブ
・クライミングヘルメット(雪山用を流用しようかとも思ったけど、ヘッドランプ取り付けフックもある専用品を購入。自転車用にも流用予定で)
・ハーネス(最初は以前買ってあったジム用のパッド入りのを使ったけど、軽量のものに買い替えた。具体的にはBDモーメンタムからBDクーロワールへ)
・ロープ(60mを半分にカットで30m)
・スリング(長さや数は『ヤマケイ入門とガイド沢登り』参照。ネットで、やたら短いのを沢山持つように書いてあるのがあったけど、ヌンチャクのように使う前提ならともかく、大は小を兼ねる方式でいいような)
・環付きカラビナ2、カラビナ2(軽量化は措いておいて、操作重視で一番大きいサイズにしておいた)
という辺りかな。

参考までに、これまで持っていたのを流用したもの。
・ATC+環付きカラビナ
・衣服一式(Finetrackのような高級品でないアウトレットなどで買った安い化繊アンダー上下、化繊ジップオフパンツ。3/4丈で、水流の抵抗があるので膝下は外して使用)
・トレッキングシューズ(皮でなくナイロン製の軽いもの。ローカットのトレランシューズ辺りがいいかもとも思ったが、結局ミッドカットを選択)
・バックパック(雪山用で買った35Lクラスのもの)
・防水スタッフバッグ
・その他各種小物(ハンディGPS、コンパス、ホイッスル、ツェルト、…)

縦走系の山登りはやっていたけど外岩ロープクライミングはやってない、という状態だと、ざっくり4-5万円の追加出費が必要、かな、ロープを除いても。というわけでやはり、山登りは金の掛からない趣味、という俗説には異を唱えたいところ。まあ靴というか足回りだけ専用品でハーネス類やヘルメット無しで登っている人とか白毛門とかで見たりして、懸垂下降するような羽目に陥らなければそれでも十分で、となると2万円もしないで済むけど。

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