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2014/05/12

【雪山記録】鳥海山 2014/05/04

前日に続きロングコースで、中島台ルートに、スプリットボードで行って来た。期待通り、天気も良く、ルートも楽しく、鳥海山の大きさを満喫出来た。

中島台は初めて鳥海山に登った4年前の吹浦からの往復の帰りに休憩中眺めて、いつか行ってみたいと思っていたところ。というかそのときは行けるとは思っていなかったのだけど、ぼちぼち記録があることに気付き、吹浦、同じく4年前の祓川2年前の湯ノ台とメジャーどころは一応滑ったし、バリエーション入門ということで挑戦することに。

ところで前日バックパックが壊れたわけだけど、車に他にも沢山積んであって無問題。というかこの日使ったMillet Prolight Tour 38+7の方が重量バランスが優れていて背負い心地が良く、元々好きなのではあるが。ちなみに他に、最近はゲレンデ用になっているTNF Patrol 35、泊まり用のMilletの55+10LのとDeuterの75+10Lの、ついでにMontbell/Zeropointの25Lのが車に有るのであった。手持ちの滑走用具をほぼ全て車に積んでいるわけだが、バックパックも同様。備えあれば憂いなし。

閑話休題。前日の夜飯豊山から移動して来たわけだけど流石にフル下道だと時間が掛かり何とか23時過ぎに道の駅象潟に到着、0時頃就寝、疲れで起きられるか心配だったけど、何とか6時の目覚ましで起床。ロングルートなのでそのくらいに出るべきではあるけど、日も長くなったし天気は一日良い予報だし、問題無いだろう、と。ごはん食べてトイレに行ってから移動。

中島台レクリエーションの森に着くと辺りは衝撃の雪の無さで完全に春の公園。
P1020757
けど板を背負った人が準備中だったりするので、まあこんなもんかということで準備をする。この日はスプリットボード。しばらく板は担ぎだけど割っていた方が背負い易いので、割ってクライミングスキンも貼っておく。

バックパックの荷物を入れ替えたりで少し時間が掛かり、8:20に出発。しばらく、5分ほどかな、公園の砂利道を進み、獅子ヶ鼻湿原というところの木道に入る。
P1020758

さらに10分ほどで赤川に掛かる吊橋を渡る。渡ったところからの写真。
P1020759

P1020760

その先でようやく残雪が出て来て、木道も殆ど雪に覆われるように。
P1020761
気持ちの良いブナ林。前を行くのはハイキングらしきおばさんたち。スノーシュー担いでいたけど、先まで行っていたのかな。

残雪地帯は踏抜き地獄と化していたけど、結構トレースがあるので先行者の踏み抜いた跡を避けて行く。たまに出る木道が濡れていてプラブーツだと滑る。使おうと思えばこの辺でスキーで登れたかもしれないが、それほど効率は良くないかな。いずれにせよ雪は一度切れるし。

8:50、遊歩道終点のあがりこ大王のところ。
P1020763
枝の間に鳥海山が見えていたけど、白く飛んでいるな。見ての通り雪は無い。帰りはログによると600mまで滑って来たようで、そこまで藪漕ぎ。

開けたところからは鳥海山が見える。遠い。
P1020764
多分この写真右上のこんもりした丘からは雪が繋がっていた。けど行きはしばらく様子見で、標高650mのところからスキーを使った。9:15。

しばらくは結構密なブナ林。
P1020768

徐々に樹間が広くなって、905m標高点の辺りでは疎林で鳥海山も大きく見えるように。
P1020770

右手の鳥越川本流は水流が出ていたけど、その辺で渡った赤谷川へ流れ込む支流は完全に埋まっていて容易に沢を横断出来た。
P1020775

そこからは疎林の緩やかな台地を快適に歩いて行く。
P1020776
がこのときはちょうど木が薄くなったこの辺りで上空をジェット機が飛ぶような轟音がしたかと思ったら風が吹き荒れ、シェルジャケット着てないとちょっと辛かった。けどそのまま進み、1050m辺り10:40くらいに休憩中の7-8人グループとソロスキーヤーを追い越す。彼らは恐らく七五三掛辺りまでしか上がらなかったと思われる。

1100m辺りが森林限界のようで無木立になるのだけど、風はすぐに弱まってくれて助かった。
P1020779
風は少し残ったけど、適度に身体を冷やしてくれてむしろ快適に歩ける。水の消費も距離と時間の割りに少なめだった。

森林限界上辺りから、クライマーズレフトにちらほら人影が見えたのだけど、どこから上がったのだろう。中島台から入って赤川沿いを遡行した、とかだろうか。ともあれ先に見えていたけど、結局その人たちも上までは上がらなかったっぽい。

雨飾山とかではずぶずぶの雪が崩れて登り難かったけど、表面はフィルムクラスとしているけど下が固くて崩れなくて歩き易い。
P1020784
クライミングスキンが良く効いて、スキークランポンは持っていたけど結局使わずに山頂まで登り上げた。

12:03、千蛇谷までもうひと登りの1500m辺りで、ちょうど平らになったので昼食休憩。そんなに遠くに見えないっちゃ見えないけど、画面中央の雪の白いのが無いところ辺りから標高差1000mほど登って来たわけか。
P1020790

ぽかぽか暖かいので板の上で横になったりしたら結構回復したので12:22再開。昼ごはん食べている間に七五三掛から千蛇谷に続々と人が登って来ていた。鳥海ブルーラインからの第一陣か。
P1020791
そのうちの一組か、登り始めたところで滑り降りて来た人たちが居た。確かに千蛇谷入口からこちらに降りる標高差200mほどはこの辺りの最良な斜面だったか。

1時間ほど歩いて13:21に標高1850mの千蛇谷へ。それまでと打って変わった結構高い人口密度で、気持ち良さそうに滑り降りて来る人たちを横目に見ながら登高継続。
P1020797

前回の千蛇谷はホワイトアウトの中だったので、それまでの穏やかな台地状と異なる荒々しい岩山の雰囲気の中、とはいえ相変わらずゆるゆると高度を上げて行く歩きが楽しめて良かった。

最後、神社から少し急登があるけど問題なくスキニングで登り上げ、14:30山頂に到着。スキーというかスプリットボードを外して、景色を眺めに。画面真ん中辺りから来たはず。
P1020807

鳥海湖に降りる斜面にはトラックがちらほら。
P1020810
登り返しでしか使ったことないわけで、その辺でも遊びたいものだ。

ゆっくり景色を堪能してからぼちぼち準備して、15:04、滑走開始。ノートラックざらめを求めたらガタガタだし固いしで軽く転倒。千蛇谷はパイプっぽく遊べるかなと思ったけど、なんかただの片斜面でいまいち(自分のスキルが)。千蛇谷から降りる上記のベスト斜面はトラック入りまくり(ざらめはパウダーと違って平等とかいうのは明らかに嘘で、絶対にノートラックの方が良い)、という感じで思ったように滑れなかったけど、平らなところに出てしまってスキーモードに変更する15:25、950m地点までのPOV動画。

4時間以上掛けて登った標高差1300mを20分ほどか。

15:35、ぼくのスキルでボードだとこの先きつそうなので、ボーダーとしての矜持を捨てあっさりと板を割って滑って行く。

振り返る。30分ほど前はあそこに居たわけだが。
P1020815

その後のツリーランは10人以上滑っているわけで明瞭な先行トレースに従って楽々。
P1020817
ざらめ斜面を先に滑ってぎたぎたにしたのは帳消しかな。

16:00、標高560mくらいのところで先行の2人が板を外しているところに追い付く。ここで雪が切れていて、その前の人たちもここで板を外したみたい。その2人組は山頂で見掛けた人たちで、その後駐車場で他のスキーヤーと6時半に出たとか話していた。

板をバックパックに付けて下山開始。藪漕ぎを避けて笹原の方へ行ったらずぶずぶの湿地帯だったり、そのまま沢っぽくなりそうで方向修正し、16:15、無事にあがりこ大王へ。あとは遊歩道をたらたら歩いて、16:45駐車場に帰着。前日の飯豊山に続いてここも結構ぶよみたいなのが居たけど、流石に学習して速攻で虫除けスプレーで対策。

入浴は降りて行った途中にある湯の台温泉鶴泉荘というところへ。露天風呂も無いしお湯も特色無いが、広間利用無しの入浴だけだと300円という格安料金なので、総合評価としてはまずまず良い。

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