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2014/05/16

【雪山記録】富士山 2014/05/11

須走口からの登頂とお釜滑走を目指したけど、上部は全面アイスで3400m地点で撤退。下部はざらめで広大な斜面を楽しめた。


ログはシンプル、真っ直ぐ登って真っ直ぐ下りる。下部で少し色々あったけど、駐車場からすぐに雪が繋がっていた。

前日大町で夕食後針ノ木岳をご一緒した皆さんと別れ一人移動。意外と時間が掛かる、つか結構遠いのね。2時間半ほどで22時半過ぎに駐車場に到着、ほどなく就寝、だったかな。翌朝は6時の目覚ましで起床。もう出発している人たちも居るけど、早く出ても雪面が固いだろうということでゆっくりと。

トイレが心配だったのだけど、仮設トイレが使えた。
P1030003
右の立派な方は閉鎖されていた。

7:35、出発。スキーで一度富士宮口から登頂しているし、前日に続きスプリットボードで。

登山道は無視して雪があるっぽいクライマーズレフトに向かう。
P1030007

今年は雪が多いということで、すぐに雪の上に。
P1030009
駐車場脇に雪が見えていたので、当然登山靴は持って行かず。藪が煩いけど、ここから板を付けることも出来た。様子見でしばらく背負って行ったけど。帰りはこの辺まで滑って来た。

上の写真の沢状からクライマーズレフトに進んで尾根の上に乗ると、先まで雪が繋がっているようだったので、そこから板を履いてスキン登高。
P1030010

とはいえ一部藪が煩いし、間もなく雪が切れそうなところもあった。
P1030011

8:20くらい、2250m辺りから上は藪も無くなる。
P1030014

見通しが良くなったところで、先に誰も居ないことだしこのまま真っ直ぐ上を目指すことに。山頂付近の岩稜に両側を囲まれた斜面に登り上げよう、と。

クライマーズライトが登山道のようで、そちらには沢山人が見えた。近くに見えて追い付くような気がしたけど、結局最後尾をどうにか抜いた程度だった。
P1030015

あとは変わらない景色の中淡々と高度を上げるのみ。目印にしている中腹部の岩稜も全く近付かない。ひたすら直登。
P1030018
須走口はスキン登高が有効ということだが、雪質によっては直登は厳しい。この辺、10:17に2900m辺り、は固めで、ブンリンスキークランポンが無ければかなりスリップしたと思われる。

てわけで中間に見える岩稜で休憩兼ブーツクランポン換装と思い進むが、なかなか近付かない。
P1030019

前3回の富士登山で結構辛かった高山病を心配していたけど、それほど症状は出ない。前日針ノ木岳で2800mくらいに結構長いこと居たからかな。引き続き油断せずゆっくり登って水分も多めに取るようにする。

10:48、目指していた中間地点3050m辺りに到着。直前では板は沈む込まずスキークランポンの跡のみ付くような状態で、ぎりぎりだった。
P1030021
まあもう少し行けなくもないけど、二進も三進も行かない状態になり兼ねないのでこの辺でやめておくのが吉。予定通りブーツクランポンに履き替えて、11:06に歩き出す。シェルジャケットに、それまでの防寒テムレスにオーバーグローブも着用、だったかな。風は弱いけど流石に肌寒い。

上を見上げるとまだ遠い。
P1030023

下を見下ろすと同じルートに人が見えた。
P1030024

板を担いで荷物が重くなった影響もあるけど、それよりも多分酸素が薄いせいですぐに息が切れてなかなか進まない。数歩歩いて呼吸を整える感じだし、ハイドレーションで水を飲んでもはぁはぁなってしまい少し休む必要がある。頭痛はあまり無いけど眠気は出て来て明らかに高度障害。

そして予想通り雪は硬くなり、ポールの石突きは刺さらない状態。
P1030028
アイスアックスのスパイクは先端は入るしブーツクランポンの歯もさくっとほぼ全部刺さるけど。

しばらくは新雪がシュカブラっぽく上に乗っていたのだけど、徐々に氷のところが出て来て、12:25、3400mで全面てかてかの氷になってしまった。風も少しあるし緩みそうにはない。というわけでこれ以上登っても滑りは楽しめないので撤退することに。撤退地点から上を望む。
P1030030
もう少しだったのだけど、まあ仕方がない。もうクランポンの歯も先っぽしか入らなくなり登りでも滑落するリスクがあるし。

新雪が乗っているところまで2-30m下って、がちがちの氷に頑張ってアイスアックスを振るって2段ステップの作業スペースを確保し、滑走準備。作業スペース確保に時間を取られたのか意外と長く30分くらい掛かって13:05、滑走開始。斜度もそれほどでもないし転んでもどこかで止まりそうだけど、一応手にはアイスアックスを持って。

初めのうちはがりがりで滑りを楽しむどころではなく、高度を落とすのみ。けどあっという間に降りれるのは楽しい。3100mくらいからは何とか連続ターンが出来る程度に緩んで来て、3000m以下はざらめ。一面フラットざらめというわけには行かず一部がたがたで滑り難いが、こんもり雪が溜まったところはフラットなことを学習して快適に滑れるように。しかしそれだと斜面の広さを生かせず結構細かいターンになるのだが。

2800mまではノートラックだったけど、それより下は早々に撤退した人のものかトラックが入っていていまいち。2500mまで降りると雪渓が分かれている。スキーヤーズライトにトラックが入っていて、GPSログを確認したら登りよりもレフトにずれているようだから、そのトラックが入っている雪渓に入ってみたのだが、それはやはり行き過ぎだったようで板を脱いで尾根というか火山灰溜まりを歩いて越えることになってしまった。13:22、2300m地点。ついでに休憩して13:32再開。

その後は藪なのでポールを出して何とか進むも、やっぱりボードだときついので2130mで板を割ってスキーモードに。13:40-45。
P1030036
しばらく尾根を行って、沢に降りるところで藪に阻まれて枝の上に板のまま乗ったり、沢を一本間違えたようでそのまま行くと崖のようなので少し登り返したり、隣の沢に移るときにボルダリングを楽しんだり、という感じで14:00駐車場に帰着。

後片付けをしていたらラジコンヘリを飛ばしている人が居るなあ、と思ったらやっぱりkazuさんだった。Twitterつながりの人たちと登っていて7合目撤退だった模様。しばらく皆さんとお話させて頂いていたら夕方の渋滞の時間になったし、この辺は良い温泉が無いしで入浴はせずにそのまま帰宅。中央道小仏トンネル付近の渋滞を避けて上野原で一旦下りてあきる野へ向かったけど、結局時間的なメリットは無く、おとなしく渋滞にはまっている方が早いらしいということが分かったのだった。

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