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2014/11/29

【雪山記録】立山 2014/11/22-25

2010年11月以来4年振りの秋の立山。つかそのシーズンのゴールデンウィーク、2011年4月末から5月頭に6泊7日して以来、立山自体3年半振り3回目。

ついでに夏山含めて初の小屋泊で、24日夜のみくりが池温泉の噂に聞いていた小屋閉めも体験。一人だったら立山に行くとしても前回同様テント泊だろうけど、mixiのBCBPコミュニティつながりで入ったゆきうさぎメーリングリストの企画に参加させてもらい、楽しく過ごさせてもらったのだった。

一部取れていないけど、3日間の行動ログ@ヤマレコ。

それと、ぼくは殆ど写っていないけど、hdさん作成の動画が雰囲気を良く伝えている。

■全体概要とか

板は傷付いても惜しくなく、どのような状況でもこなせる強さがあり、事前に練習したスキー、ということでテレマークスキーのBlack Diamond Megawatt。まあテレマークターンは殆ど出来なかったのだけど。ATスキーだとVector Glide Geniusは勿体無いし、Rossignol Bandit B83だと細過ぎるし。スノーボードは練習する余裕が無かったし、どちらかというとスプリットでなくソリッドのMountain Twinがいいのだけど、残念ながらブーツがまだ入手出来ていないし。という消去法。

荷物は何が必要なのかとか分からず、持ってる中で一番大きいDeuterの75+10Lのになってしまった。荷物を並べたらMilletの55+10Lのでは全く入らず。余分だったのは毎日分の着替え(屋内用と屋外での行動用、という感じで最低限にすべきだった)、ガスと食器類、という辺りかな。クライミングスキンを2つ持って行ったのだけど、これは結局役に立った。普段の日帰りツアーのときから35Lでは足りないくらいの容量なわけで、加えて予備を入れて4日分の行動食なども持つとどうしても大きいバックパックが必要な量になってしまう。他、720ml瓶2本、つまみなどで5L分くらいか。

宿は快適だったけど、空気が非常に乾燥していた。常にうっすら鼻血気味。

日焼け止め忘れたのは痛かった。春スキーだと必須なわけだけど、秋でも晴れだとかなり焼ける。

■前日、11/21

夕方に自宅を出発。道中二人ピックアップして、22時半くらいに扇沢着。ぼくは車中泊、他二人はターミナルの軒下にテントを張ったが、やはり物音がうるさかったらしい。

無料駐車場は夜の時点で8割以上埋まっている感じ。6時過ぎに外に出て見たら普通の神経ではもう駐車する場所は無い雰囲気で一周して出て行く車をよく見掛けた。

■1日目、11/22

8:30扇沢発の始発で上に。やはり扇沢からは乗り継ぎが非常にうざい。

黒部平から立山主峰。
P1040003
タンボ平はメローなイメージだけど、意外と斜度あるな。

立山到着は10:30くらい。時刻表通りだと9:55だけど、特にダムダッシュなどせず、臨時便で上がったので遅れたのかな。何はともあれ快晴。
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一部の人たちはターミナルに荷物をデポして見えている方、国見岳とか天狗山を滑ってかなり良かったみたいだけど、ぼくはとりあえず宿に荷物を置きたかったのでそちらへ。クライミングスキンは付けずに行ったら結構大変だった。最初から貼っておけばよかったか。

ゆきうさぎパーティーでみくりが池温泉まで来た人たちも居たので、そちらに混ぜてもらうことに。室堂乗越からカガミ谷の様子を見る、というプラン。

あたふたしていてGPSログが初めからは取れていないのでよく分からないけど、11時半くらいに行動開始。雷鳥荘のところでクライミングスキンを剥がして一滑り。北側がメインルートだけど、トラックの少ない東側へ。少しパック気味だけどパウダー。とはいえぼくの滑りはいまいち。シーズン初めで重荷だからかなあ、テレマーク姿勢が取れない。ガスなど、半日行動に不要なものは全てデポしたのだけど。ちょうどお昼、12:03かな。

再度クライミングスキンを付けて、室堂乗越へてくてくと出発、12:14。2390m標高点に12:56到着。立山一望。
P1040016

さらに先へ。室堂乗越は13:05くらいに通過、その先のピークに13:35到着。剱岳がこの角度からもかっこいい。
P1040017

奥大日岳も滑ってみたいものだ。
P1040021

肝心のカガミ谷は雪が少ない。
P1040020
室堂乗越から見たところもブッシュだらけで降りれない感じだった。滑り込んでいるトラックも見えたけど、風で叩かれて固そうな雰囲気。登り返しもきついようで、そこまでして行く価値が無さそうなのでそのまま室堂側へ滑り降りることに。

この日ご一緒させて頂いた皆さん。
P1040025

14:07、滑降開始。
P1040032
1ピッチ目、楽しげなトラックが刻まれるも、南東面のため日射でモナカ雪と化しており、非常にしんどかった。当然前転を恐れてテレマークターンは出来ず、アルペンターンで凌いだのだった。

滑っている写真を撮って頂いていたようなので追加。
_ism1343_
全然テレマークスキーじゃないけど、まあ安全に降りることが第一ということで。

10分足らずで滑り降りて、14:15に称名川右岸で再度クライミングスキン装着、14:27登り返し開始。登りと同じルートを取ったけど、どちらにしても最後結構な急登になるのね。板を外してツボ足で登ったメンバーも居たみたい。

途中景色を楽しむなどゆっくりして、15:55にみくりが池温泉に帰着。自分たちのトラックが眺められるのは良い。
P1040041

温泉は混むかと思ったけどそれほどでもなくゆっくり出来た。目に少し沁みる、草津に似た泉質の良いお湯。

この日のクライミングスキンはGeckoを使っていたのだけど、宿に帰って見てみたらテールフックが千切れてしまっていた。辛うじて付いていたので紛失はしなかったけど。さらに、以前に増して糊面が荒れて剥がれが目立つ。使う気をなくして以後はG3 Alpinist Skinを使ったのだけど、これはこれでグリップが悪いという問題があり、登りはストレスを感じて行動したのだった。

■2日目、11/23

朝はガスで視界が悪い。一部のやる気のある人たちはちゃんと朝から雷鳥沢目指して出掛けたけど、ぼくは部屋に停滞組所属でだらだら。ソリ遊びに興じる人たちも居たけど、気分が乗らず。高山病気味で頭が痛いこともあり。

が、昼前から天気が改善傾向の様子なので急いで準備、結局前日と同じ11時半頃に行動開始。初めのうちはちらほらと青空が覗く程度だったのが、最終的には前日同様の晴れになり、気持良かった。

11:30みくりが池温泉発。とりあえず雷鳥沢方面へ。雷鳥荘11:48。とりあえず滑り降りる。12:14雷鳥平の西の端。この日のリーダーがぼくらの前日のトラックを見てあそこ良さそうじゃない、とか言い出したのだが、前日の様子を伝えて却下。雷鳥荘斜面はぼこぼこだけど雪はマシだったので、北面狙って西側のピークを目指すことに。12:30。地獄谷から流れる沢は水が出ていて板を外して渡渉が必要だった。

12:55、目指すピークへ到着。トレースばっちりで何人か滑った後だったのだけど、そのうちの大半は朝一から動いたゆきうさぎMLメンバーのものだった模様。無線が入って途中から合流したのだった。ぼくらの1本目滑走後の様子。
P1040047

13:27、登り返して、13:35にさっきの少し下の斜面のドロップポイント。短いけどそこそこ良い雪が残っており、快適に滑って、13:55、再度ボトムへ。14:05、帰路へ。3名ほど、さらに東面を滑るべく少し登って行っていた。冒頭のhdさん動画に収められている。4:58辺りかな。気持ち良さそうに見えるけど、雪は結構難しそうで、ぼくが滑ったらぼろぼろだったろうな。

途中大走りの登りトレースがとても気になった。
P1040049
狭い沢でジグを切った後、ブッシュの中を進んだみたい。トレースの先に6-7人見えるのだけど、そこまでして登ってもどの斜面も美味しくはないだろうなあ、と。

たらたらと歩いて、14:57にみくりが池温泉着。やはり1時間近く掛かるのか。

■3日目、11/24

朝は天気良くて、その後崩れる予報なので、いそいそと朝一で出発。7:10。剱沢を目指す人たちも居るので、何となくその人たちとゆるく一緒に行動。ぼくは折角なので一度はどこかのピークを踏みたいということで、別山を目指す。

朝も晴れとはいえ前日のような快晴というわけでなく、雲が見えている。奥大日岳方面。
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一昨日滑った斜面と、昨日その裏側を滑った小ピークが手前に並ぶ。

7:21雷鳥荘。クライミングスキンを剥いで滑る。トラックでがたがたの雪面が冷えて固くなっていて、完全に修行。

雷鳥平のキャンプ場をスキーのまま横切って、称名川のスノーブリッジを渡ったところで再度クライミングスキンを装着。7:35。ついでにしばらく平地ではあるけど面倒なのでスキークランポンも装着。アイシーなのでスキー登高するなら必要な感じ。とはいえ雪面ががたがただし固いしでいずれにせよ効きにくいので、板は担いでブーツクランポンでもいい感じではあった(上記のGWのときはそうしたわけだが。しかし秋にそんな雪の状態になるとは…)。

7:44に再度登高開始。雪面の状態が悪い上にG3のスキンはいまいち効きにくいので苦労して高度を上げて行く。

2550m辺りから上、登山道が尾根上をジグを切っている辺りでこの状況だとブーツクランポンに履き替えるべきなのだろうけど、クライマーズライトの沢に剣御前小屋へ斜上するトレースが見えて、雪崩の危険も少なそうだし、そのルートだと効率的かな、と進み掛けたものの、雪面ががたがたでやはりぼくのスキン登高スキルだと厳しいことが分かり、中途半端なところで換装という失態。尾根に戻るのにもツボ足だと一部潜ってラッセルする羽目になり無駄に体力使ってしまった。なおそのルートは後から来たスキーヤー2人くらいが辿っていた。

9時半前、尾根を登り切って稜線を剣御前小屋へとトラバースする頃には雲が大分広がってしまった。
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板担いでいても普通に歩ける程度ではあるけど、そこそこ風もある。

9:34、剣御前小屋到着。何はともあれ剱岳。
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あわよくば別山沢滑ろうかと思っていたのだけど、天気の状況見て余裕で諦めて、空身で別山のピークだけ踏むことに。9:45、小屋出発。トレースはかすかに見えるし、一応一度辿ったことはある道で特に問題無し。10:15南峰到着。ついでに北峰へも。10:30、剱岳が間近に見える。
P1040069
堪能。上空は雲に覆われているけど視界はあって良かった。

ついでに別山沢のエントリーポイントも確認。
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真北に降りるのか。そして意外と狭くて急。テレマークだと無理だな、と。

ぼちぼち引き返すと剱沢滑った人たちも滑り終えて登り返している様子。
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11:03に小屋に帰着すると剱沢滑った人たちと無事に合流。フラットライトだけど雪は結構良かったそうな。と聞いてもぼくはそれほど滑る気にならず。風に打たれて寒いのでもう帰りたい。他の人たちもおかわりはせずに帰るということなので、一緒に滑り降りる。

11:25、小屋の下から雷鳥沢にエントリー。雲が掛かって気温が上がらず、朝と同様に固い雪面だし、トラック入りまくってぼこぼこだし、本当に滑り難く、完全に修行。アルペンターンで何とか転ばないように慎重に滑り降りて行く。滑っているときは永遠かと思ったけど、ログを見るとそれほどでもなく、11:45に称名川のスノーブリッジ辺りに到着。その辺は流石に風も無く暖かい。一安心で栄養補給など。

12:05、重い腰を上げ歩き始める。その後ログが取れていないけど、多分13時過ぎにみくりが池温泉到着。

その後、昼から生ビールセット頼んだり、温泉にゆったり浸かったり、昼寝をしたりとまったり過ごしたのだった。

夕飯というか小屋閉めは、ぼくらのパーティーは喫茶室に席が設けられていた。落ち着いていたのは良かったけど、本来は食堂の方の騒々しいのが正らしい。とはいえ料理とか出る度にこちらにもアナウンスがあり、チーズケーキやアイスを堪能出来たので問題無し。

■下山、11/25

天気も悪く霙っぽい雪が降っているので誰も滑りに行こうとはせず、みんな撤収モード。7時半くらいに宿を出て、8時前には室堂ターミナルへ。
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10時前に扇沢ターミナルに下山、解散。往路と同じく二人を乗せて帰路へ。順調に16時くらいには自宅に到着、丸四日の旅を無事に終えた。

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