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2015/08/23

【無雪期登山】飯豊山 2015/08/10-14

この前のGWに本社ノ沢滑りに行ったときに本山小屋までで山頂踏めなかったのでそのリトライと、秘湯の湯の平温泉に行ってみたいということで、敢えてのコース取りで飯豊山に登って来た。テント2泊小屋2泊だったのだけど、重荷で機動力が無くなり過ぎたので、ここは要所にある小屋に頼るのが正解なんだろうなあ。


辿ったルートはヤマレコ参照。初日しか天気は良くなく、山頂部稜線の視界があったのも二日目朝くらいではあるけど、広い山塊を堪能出来た感はあり、楽しめた。

1日目は入山で湯の平山荘まで、2日目はおういんの尾根を辿って梅花皮小屋まで行ってテント泊、3日目は大日岳に登ってから本山経由の本山小屋テント泊、4日目は雨だしその後も夜半に大雨予報だったので梅花皮小屋に小屋泊、5日めにおういんの尾根で下山、という行程。

重荷になったのには他にも理由があって、赤谷林道が通行止めだからその先の湯の平山荘までの登山道も、去年夏にあったという崩落が直ってなかったり、吊り橋も掛かってなかったりするのではないか、ということで、沢登り用具(シューズ、20mロープ、ATC、カラビナやスリング)も持って行ったから。直前に色々調べていたら今年度中(多分秋の観光シーズンかな)の復旧目指して工事中という自治体などからの情報や、8月始めに湯の平山荘まで行った(登山道の補修工事もほぼ済んでいた)というブログ記事を見掛けており、不要だろうとは思ったのだけど、一応お守りとしてパッキングしたのだった。

■一日目 8/10
例によって出発は遅れ、11時くらいに加治川ダムに到着。晴れて暑かったが、結局天気が良かったのはこの日だけだった。ついでに、既にこの時点でドコモ携帯は電波は入らない。湯の平山荘まで、というか、おういんの尾根一体は不通なのではないだろうか。山と高原地図の推奨に合わせ、無線機も持って行ってあった。

閑話休題、準備して11:18出発。
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林道は基本的に砂利道、ごく一部簡易舗装。落石などはそれほどない。例によってクロスバイクで行ったのだが、一部最近敷設したらしい砂利が浮いていて車輪が空転して一生懸命漕がなければならないところがある。

75+10のバックパックは背中に背負って自転車に乗っていたわけだけど、重荷に喘ぎいい加減休憩して現在位置確認でもしようかと思った1時間後、何とか足を着かずに漕ぎ切って、12:20に林道終点に到着。途中ソロの自転車とスライド、釣りかな。あと5-6人歩いている人たちを休憩中を追い抜き。後で小屋に来た集団かな。

登山道入口の広場は結構広い。トラックが1台、デポしてあるのかと思ったが、その後後半の急登で作業中、ロープ張っている二人組とすれ違ったので、その人たちが乗って来たものだろう。

飛んでくるブヨのような虫と戦いながら栄養補給、12:38に出発。

最初の吊り橋は少し上流にへつってから沢を横断するとかで何とかなりそう。
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けど二つ目は幅は狭いものの結構深い谷(10m近かったかな)で、周辺で登り降りするのは無理。
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これは吊り橋無かったら懸垂用ロープだけでどうにかなる話ではなかったな、と認識の甘さを思い知らされる。

三番目の吊り橋は険しくはないものの、掛かっているところを降りると淵にドボンという感じで、いずれにせよ一筋縄では行かない。
P1050791
迂回ルートを探ったりしていたら遅出で湯の平山荘mでこの日中に着くのは無理だったかも。

水場を14:08に通過。
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北股登りというところが結構な急登で、重荷だとかなり辛い。その途中で工事の人たちとスライド。あとその辺はやたら追悼レリーフが多い。確かに足を滑らせると谷底に落ちるそれなりに危ない道が続くからなあ。

14:14、旧登山道はピンクテープで塞がれている。
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左手、高い方に新しい登山道が作られている。
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14:36、登り切った辺りでようやく温泉小屋が見えた。
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折角稼いだ標高を一旦落とす。小屋は一段上なので、ここまで来てさらに疲れる。

温泉はじゃぶじゃぶ注がれていて、広い湯船で適温になっている。
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すぐ下の河原に増水の心配が無いときならちょうど一張りテント設営出来そうなスペースが。
P1050810
つかそうして使った人たちの跡かな。

14:50、湯の平山荘に何とか到着。
P1050811
コースタイム1:40のところ、2:10ほど。疲れた。誰も居ないので玄関口に倒れ込む。後の行程(この時は違うルートを辿ろうかとも思っていた)考えて、尾根中間部まで行こうかとも思っていたが、久しぶりの重荷で無理。小屋に着いて荷物下ろして、2-30分休んでから風呂に行くことに。

5分弱歩いて、15時半くらいに浴槽へ。
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メインがこの写真で、右手に少し小さい浴槽が繋がっており、そちらの方が少しぬるい。メインは熱くて入れないのでそちらのみに入った。緑の藻が見えるが、こういうところにありがちな感じで繁茂しており、底は茶色い苔のようなものでぬるぬる。そして完全に露天なので虫が邪魔で落ち着かない。やはり手前にあった屋根付きの方が良さげだが、再度風呂に入るのも面倒なので帰りに取っておくことに。

小屋に戻ると物音。5-6人組が到着したところだった。独り占めかと思ったのだが、残念。このときは暑かったようだが二階に回ってくれたし、夕方の宴会は外の水場兼炊事場のところでやってくれたので、うるさかったりとかはなかったが。

が、一階は一人かと思いきや、18時近くと遅い時間にもう一人到着。静かな山奥を堪能出来るかと思っていたのだが、大分賑やかに。別に交流とかしないけど。

そのもう一人に、日没直後に寝入り掛けたところで料理されたり、20時くらいになってもまだガス使っていたりで二度ほど起こされたこともあり、あまり早く眠れず。

ここに来て地図をじっくり読んで、この先の行程を考える。調子と天気が良ければダイグラ尾根下って石転び沢を上がって来る、とか妄想する。結局4泊にしたけど、5泊分の食料を持って行っていた。石転び沢の途中でビバークポイント見付ければ何とかなるか、と。

■二日目 8/11

一階の同居人は3時起きだったみたい。上の人たちもトイレか何かで起きてうるさくて目が覚めた。ソロの人は4時前に出て行って、二度寝。5時くらいに起床、例によって朝は遅く、二階のグループが出た後、6:30に出発。

いきなりの急登で重荷だと辛い。のっけから錆びて怪しい鉄ハシゴが2つ、その後鎖が10箇所近くかな。信頼出来ない感じではあるが、ハシゴは使わなければ登れないところに付いているからなあ。

そして鎖場後半の辺りをのろのろ登っていたら蜂に刺された。大きくはなかったので雀蜂ではないと思うが。一斉に4ヶ所ほど。何か合図でも出して同時に攻めるのかな。特にアレルギー反応とか出なかったが、かなり戦意喪失してこの時点でのリタイヤも考えたけど、とりあえず登る。

落ち着いたところで気休めに虫刺され塗っておく。痛みは引かない。ポイズンリムーバーとか、あった方がいいのかな。けど安全なところに行ってから一人でもそもそやっても遅いだろうし手が届かないところもありそうだが、単独で意味があるのかどうか。意味が無いことはないだろうけど。

7:50、急登を登り切って視界が開ける場所に出たが、山頂方面はガスに覆われている。
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ちなみにその辺までコースタイムは1:10のところ、1:20。やはり重荷の影響は大きい。

鳥居峰の「北側を巻く」というところはかなり危ういトラバースが続く。うち一カ所だけトラロープが張ってあるが、それまでに散々もっと危ないところがあったので、意味不明。

道は概ね明瞭だが、一カ所草が繁茂して少し迷うところがあったが、こちらだろうという方にピンクテープが張ってあった。
P1050821
9:47に通過なので1047m標高点辺りか。なおそれ以外には殆どテープとかは見ない。昔の標識が数カ所(3つか4つかな)ある程度か。

10:14、滝見場を通過。音は聞こえるけどガスで何も見えない。

11:10前後、寅清水があるはずの辺りで一旦現在地確認ついでに休憩、栄養補給。寅清水は入口とかさっぱり分からず。

その先の中峰手前で刈り払い中の梅花皮小屋関係者に会う。泊まりは梅花皮小屋か訊かれたのでYESと回答。御西小屋までこの日行ければなあ、とか思っていたのだが、全然無理だった。

11:47、中峰の水場分岐に到着、予備の1L残してもう水は無いので当然汲みに行く。若干藪漕ぎ。あとその前に笹を踏み外して少し落ちたり。山と高原地図に100mとかあったけど、体感200m。まあ後でGPSログ見ると確かに100mちょっとなんだけど。
P1050834
水はちょろちょろ。秋には枯れたりするのかな。

中峰に戻る。白い部分はコンクリートでテントが張り易いようにしてくれているものみたい。よいビバークサイト。
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そこから先も結構長い。地味な登りがきつい。
その後もガスで先が見えず、どれが本当のピークやら分からず、精神的にもきつい行程が続く。
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刈払いされているけど、草が滑るし一歩踏み外すと崖だし、尾根上の穏やかな道を想像していたが思った以上に悪い。刈払いされていなかったらさらに苦労しただろうなあ。普段あまり大休止は取らないのだけど、重荷で肩が痛くなることもあり、1時間に一度ほどバックパックを下ろして休憩しながらちんたら進む。

途中、沢から上がって来たという二人組が休んでいるところに会った。稜線に登り上げたところで休んでいたみたい。後で地図を見ると清十郎沢を登って稜線に出たのかな。一人は湯の平から、もう一人は飯豊山荘側から上がって落ち合って、沢登りを2泊とか楽しんで、別れるところだったみたい。面白い。

15:15、ようやく北股岳山頂に到着。7:40のコースタイムに対して休憩込み8:45と大幅遅れか。山頂は当然のようにガスで眺望は全く無い。
P1050843
ここでも10分近く大休止、その間にさっき会った沢登りの片割れの方も山頂に到着していた。

ガスで見えないけど標識に従って梅花皮小屋に降りて行く。最後の最後でようやく小屋が見えて一安心。
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受付のとき、刈払いの方から無線連絡など入っていたっぽく、おういんの尾根登って来たのか、などと問い質され、通行禁止ってことになってるわけだけど、など若干ちくりと。後ろにもう一人登って来ているようだけど、だそうだが、小屋泊ではないはずで、下から上がって来たのかな。だとしたら凄い。

テント張って受付。ごはん。18時くらいの日没の頃には寝袋に入って休む。

■三日目 8/12
4時くらいに通りを行く物音などで起きるも、二度寝。5時起床。高曇りだけど視界はある。テントと、最高峰大日岳かな。
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テント場は梅花皮岳側に一張り分、北股岳側に二張り分。この日は前者に一張り、後者にぼくだけで、静かに過ごせた。

北股岳山頂方面もよく見える。
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蜂に刺されたところ、前日はずっと痛かったのだけど、1日経って痒みに変わって来た。

梅花皮小屋のきれいな水洗トイレで踏ん張るも、うんこ出ない。仕方なく身体が重い感じがするまま6:30出発。水場に寄って必要な分を補給しておく。3.5L持ったかな。
P1050851
水は豊富に出ているし、小屋からも近くてほぼ平行移動で来やすいし、良い水場。

筋肉痛やその他の故障など特に無く、順調に登って最初のピーク、梅花皮岳に7:12到着。少し手前からの北股岳と梅花皮小屋。
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ほん石転び沢の降り口は完全に崖だった。EVA父さんとか、よくこんなところ滑るなあ、と。

1:10のほぼコースタイム通りに7:30くらいに烏帽子岳に到着。

大日岳。
P1050872

本山。
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右の方に御西小屋も見える。

左端に梅花皮沢、手前にくさいぐら尾根、その向こうにだいぐら尾根、その先はよく分からず。
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くさいぐら尾根の登山道は廃道らしいが、立派な尾根で辿ったら面白そう。だいぐら尾根は見ているとやはり登り降りしたい意欲が湧く。

そんな感じで景色を楽しみながら稜線漫歩していたのだが、9時くらいに1820ピークの辺りで休憩していたらガスが掛かって来てしまった。9:30、天狗の庭の辺りからの最後の大日岳の姿。
P1050886
その後は展望無し。

10:40、御西小屋に到着。梅花皮小屋から休憩込みで4:10のコースタイム通り。梅花皮小屋からの間ですれ違ったのは10人くらいかな。20は行ってない。この時期でもそんなに混雑していなくてよい。

御西岳に荷物をデポして、休憩後11:03に大日岳往復に向かう。10人くらいの集団、3-4人のソロとスライド。視界が無いのに、最高峰だけあって意外と人が多い。流石に荷物が軽いとコースタイムより大分短く、12:25に山頂到着(2:00に対して1:20ほどか)。
P1050891
山頂はしばらく一人でのんびり出来たけど、少ししてもう一人来た。御西小屋への復路で追い抜かれたのだけど、今回の山行で抜かれたのはそのくらいだったような。

その復路、下りでスリップして転んで、山で初めて前転した。そしてこんなときに限ってヘルメットしてない、つかこの日は朝からしてなかったが。重荷で同じように転んだらやばいな。前転した先が草原だったけど、崖だったら重荷とか関係なくやばい。気を付けねば。

13:44に御西小屋に戻る。山頂滞在含めて2:30少々か。荷物を再度バックパックに詰め込んだり栄養補給したり、時間に余裕も出来たようなのでゆっくりして、14:08に再出発。

東の方はガスが晴れていて、米沢市街と思われる方まで遠望が効いたりした。御西岳東側からの本山方面。
P1050894

けど本山山頂はガスだった。
P1050903
到着は15:34と1:40のコースタイムより少し短い。道がそれなりに見えていたのでモチベーションも湧いたか。

翌日晴れの予報で、往路で景色を楽しめばいいか、とそのままさくさくと小屋に向かって降りて行く。15:56本山小屋に到着。受付をしてテント場へ向かう。風が強くなっていたので這松で風が遮られるところにテントを張る。
P1050908
岩で風除けが組んであるサイトもあったけど、良いところは大体取られていた。
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幕営時に少し雨が降って来たけどすぐに止んでくれた。そのタイミングで水汲みに。
P1050912

ここの水場は結構な急坂を下ったところにある。サンダルで行くのは無理な感じ。下から見上げたところ。
P1050913
テント場へ帰る途中、向かって来るおじさんがブロッケン現象だよ、と教えてくれた。ほほう、これが。

その後夕ごはん。昨日のテント場と違って虫が居なくて快適。けど相変わらず風が強いので開け放って炊事をするわけには行かなかった。

トイレのために本山小屋に行ったときは夕焼けで、翌日は予報通り天気が良いものとばかり思っていたのだけど。
P1050922

■四日目 8/13
4時くらいからやはり人通りがあって起こされる。そしてテントを叩く雨の音。少なくとも午前中は晴れの予報だったのだが、崩れてしまったみたい。もうだいぐら尾根降りるプランは無しになっており、この日は梅花皮小屋まで戻るだけの予定だったので、ちんたらして回復を待つ。テント、アライのライズ1なわけだけど、少し強い雨だと漏れるな。

6:30にテント場を撤収、本山小屋でトイレに。この日は流石にうんこ出た。ここのトイレもきれいで良い。

6:53に本山小屋を出発。とりあえずレインウェアはジャケットだけ着用。御西小屋まで順調。2組10人強追い越し。みんな大荷物だったが、ぼくも荷物多いにしては早い、のかな。

7:06本山山頂を通過、前日に続きガスで視界も無いのでそのまま進む。8:19、御西小屋に到着。小屋の中に入って休憩。外は結構寒い。夏でも低体温でやられるのが実感出来た。外に出ると雨が強くなっていたのでレインウェアのパンツも着用。8:50再出発。

展望も無いし、登りでは流石に汗が出て来てサウナスーツ状態だし、で淡々と歩くのみ。前日とこの日二度ほど見た黄土色のカエルくらいしか楽しいことは無かった感じ。

12:20くらいに梅花皮小屋辺りに到着、二度と外に出たくないので先に水場に行って翌日分も水を確保してから小屋にチェックイン。5mm/1hとかの強い雨が降る時間帯もある予報なのでテントは止めておいて小屋に泊まる。500円VS1500円で、1000円で快適性を取ろうというもの。まあ小屋が混んだら快適さは無くなるわけだが。結局先客5-6人だったものの、最終的に40人近くになり、あまり快適ではなかった。

小屋に入ってすぐに寝袋出して着干しを試みる。15:30くらいにようやく服が乾いて来た。けど今回ウェアの選択を誤ったのか、汗抜けが良くなくて、少し温度調節を誤るとまた汗をかいてジメジメした感じに。

特にやることも無く、16時くらいに早めに夕ごはん。この後混んで来たので、スペースに余裕があるときに済ませたのは正解だった。

夕方少し視界が出て石転び沢も見えるときがあった。外に出たときに確認したら、テントが三張り、もう一人ちょうど受付に来ていて、結局四張りと満員御礼状態だった。

1800くらいに日の入りとともに一旦眠ったが、作って来たクイズとかやりながら宴会している連中がうるさくて19時過ぎに起きる。そのまま23時くらいにまで眠れず。翌朝、そのうるさいやつらディスってる人が他にも居た。やはり流石にあれは酷いよな。

■五日目 8/14
3時くらいに物音で目が覚める。周りが早めに行動開始しているのに乗せられて、テント泊のときと違い4時くらいにのそのそと起き出す。4:30からごはんの用意。

朝方まで大雨の予報だったがその時点では降ってない。天気予報見たら15mmとか降ったことになってはいる。夜半に凄い風だったとか話している人が居て、ぼくは気付かず寝ていられたので、まあ小屋で正解だったのかな。一人分の幅30cmくらいのラインが引いてある山小屋というものの体験も出来たし。実際にはその最大定員の半分くらいではあったのだけど。

ところで下山後、この日山小屋で具合が悪くなったと通報して翌日搬送されたけど結局亡くなったというニュースを見掛けたが、この朝この小屋に居たひとかも。出発時、体調悪いのでしばらく休ませてくれ、とか管理人に言っている人が居た。
山形・飯豊連峰、神奈川の男性が病死 登山中に「体調崩した」 - 産経ニュース

14日午後2時半ごろ、「発熱で体調を崩して動けない」と山小屋の管理人を通じて110番。15日午前11時50分ごろ、県消防防災ヘリが救助した時には、既に心肺停止の状態だった。

とのことだが、この日14日はガスで終日ヘリ搬送は無理な状況だったんだろう。どういう病気だったのか分からないけど、下界だったらすぐに病院行って助かるようなことでも簡単に死に兼ねないわけで、やはりリスクあるなあ、と。ぼくも二日目から三日目は蜂刺され以外にも尾根の低いところからの登りで大量に汗をかいて熱中症だったのかあるいは高山病か若干頭が痛かったりしたわけだが。

閑話休題。6:07に上記の病気の人と数人以外誰も居なくなった小屋をようやく出て、下山に掛かる。雨は降ったり止んだりで、一応上下レインウェア装着。

コースタイム通り、30分ほどで北股岳山頂に到着。石転び沢を見下ろす。
Imgp0970
この頃が一番視界があったかな。あとは、特に上部はずっとガスの中。

北股岳からしばらく降りたところで親子三人組とスライド。門内行きたいけどこっちで合ってます、いや間違ってます北股山頂まで戻って下さい、などと会話。あんなところよく間違って入っていったなあ。しかも大分下っているし。多分登り一時間分。尾根ではもう一人と中峰との中間辺りでスライド。湯の平温泉から朝一で上がったのかな、とそのように声を掛けたが、要領を得ず。この人も間違って降りたのか。なんか地図を広げていたし。

中峰までの下りは刈った草がまだ緑で、雨を弾いて滑って登りのときとは別の苦しみ。二度三度尻餅ついたところで、石転び沢用に持っていたチェーンスパイク投入(ちなみに荷物にしかならなかったがピッケルも持って行っていたのだった)。素晴らしいグリップで、下山の最初から履いておけばと後悔。去年買ったけど沢用お守りでしかなく今回初めて使ったが、もっと積極的に使おう。

中峰に7:55くらいに到着。標高下がって大分暑くなりサウナスーツでしかなくなったレインウェアを脱ぐ。チェーンスパイクもここで外す。残念なことに、虫除けとしてこの日も道中何度か使ったハッカ油を紛失したことに気付いた。落とさないように気を付けていたのだが。

上部はガスが掛かっているけど下部はそれなりに視界があり、滝見場では不動滝と思われる滝が見えたけど、遠くてそんなに迫力は無い。
Imgp0979
ピントが手前に来てしまっているな。滝はここからしか見えないっぽく、ちょうど正面なので、地名が付いているのは納得ではある。

鳥居峰からの急坂の手前で一旦休憩、栄養補給。そこからが意外と辛かった。岩が濡れて滑るしペース上がらない。慎重に下ったものの何度か転んだが、致命的なミスは何とか回避して、10:55湯の平山荘に到着。北股岳から4時間ほどか。コースタイムは5:30だから、苦労していた割りに短縮出来た。前半のチェーンスパイク頼り部分で稼いだ感じか。

小屋の水場で水を補充して、下の屋根付き風呂に向かう。11時過ぎから入浴。当然のように独り占め。ゆっくり温泉に入っていたら豪雨になってしまったので、さらに雨宿り。屋根があると助かるな。たっぷり1時間半ほどお湯に浸かり、12:40くらいに下山再開。小雨と思いきや、また大雨になったり。ここまでくればもういいだろうということでレインウェア無しで雨に打たれながら歩く。

一人登ってくる人とスライド。温泉入りに来た感じか。やはり意外と利用者多いな。そして湯の平山荘からの登山道は藪蚊がやたら居て、ハッカ油も無い無防備な状態のため食われまくってしまった。上部には蚊はおらず、蜂とか蝿とかブヨみたいなのとかばかりだったのだが、下部には胴体シマシマの憎いあいつが多い。

最後の一歩きだがペースは上がらず、1:40のコースタイムより少し遅れて14:15くらいに加治川ダムの林道終点、自転車デポ地点に到着。自転車無事でよかった。それがないとさらに2時間歩き。けど自転車なら楽ちんで、下り基調の道をすいーっと45分ほど、14:57に加治川ダム公園のゲートに到着、無事に車に帰着したのだった。
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林道では軽装というかTシャツ短パン装備一切無しで雨も気にせず歩いている人を追い抜いた。ぼくが車に着いて間もなく、かなり早く駐車場に戻っていたが、トレーニングか何かで林道を辿っていたのかな。

今回靴はアディダスFAST R GTX MIDで行ったのだけど、というか皮のミッドカット登山靴はソールがぼろぼろで使えるのはこれだけなのだけど、重荷でも特に問題無かった。小屋の靴箱見ると他は重い皮の登山靴ばかりだったけど、こういうので十分だな。
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湯の平温泉からの下山で再度汗かいたり雨に濡れたりしたので、月岡温泉で入浴して帰った。改めて見てみるとマメが意外と、左足親指小指のそれぞれ外側、右足親指外側、という感じで出来ていた。さらに鏡を見ると、右鎖骨辺りに擦過傷、ザックのショルダーベルトによる当たりか。肩周りにブヨとかに刺された跡多数。蜂に刺された跡の周辺が紫に、とかなり汚いことになっていた。自然と親しむって大変だなあ。

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