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2016/05/19

【雪山記録】鳥海山 2016/05/03

前日のショートルートで調子良かったのでロングルートに挑戦。越後駒での低いパフォーマンスからやり切れるか心配だったけど何とかなったし、2年前の前回より雪が少なくて下部は藪が大変だったが、北側ぐるっと周ったりと楽しめた。


前日に続いてちゃんと早起き出来た。前回は余裕こいて8時とかに出発していたけど、今回は色々心配なので5:45に出発。滑走道具も前回のようなスプリットボードとか舐めたやつでなく、アルペンスキー、軽い4frnt Raven + Dynafit Radical STのセット。

出発しようとしたら前日ポケットに入れておいたサングラスが壊れていることが発覚。今シーズンは途中で去年買ったユニクロの安いのを壊してあったのだが、今回はレイバンの昔から使ってるちゃんとしたやつを破損。もうサングラスは無いわけだけど、このピーカンで目の保護しないと大変なことになるので、仕方なしにゴーグルを着用。暑いし視野狭いけど、意外と曇らず最後まで快適だった。

しばらく遊歩道を板を担いで歩いていくわけだけど、全く雪が無い。前回は橋を渡ったところから雪があったけど、今回はあがりこ大王のところまで行っても雪は皆無。
P1070250
6:11、出発から30分弱。ぶなの間から鳥海山がよく見えるのだけど、写真だといまいち写ってないか。

その先も枯葉の上を藪漕ぎ。やっちまったかなーと思いつつ、先まで行けば雪があるのは確実なので我慢して進む。前回板を履いた標高600m辺りの沢状のところも微妙な残雪で、踏抜き地獄と化していた。
P1070252
帰りも滑れないわけで、時間が掛かる。

その先も微妙な量の雪。無理すれば板を履けないこともないが、先行トレース(駐車場に着いたときに一人板を背負って歩き出している人が居た。少なくとももう一つはトレースがあった)もツボ足で進んでいるようだし、担ぎで歩き続ける。

標高750m辺りの急登で次の台地に登る辺りまで結局担ぎ。その辺に滑り込んだトラックがあったしぼくも帰りは滑り降りたけど、完全に藪スキー。
P1070253
流石に藪をスキー履いて登るのは非効率なので標高差50mほどそのまま担いで、7:30、820m地点でようやく板を下ろしてスキン登高へ。
P1070256
それまでも良い雰囲気のぶなの森だったわけだが、やはり雪があると色々と良い。

7:50、標高900m付近の渡渉点は沢が口を開けていたけど、まだ余裕で渡れた。とはいえあと1週間ほどで厳しくなりそうな雰囲気だった。
P1070259
翌々日祓川から登ったときに一緒になったおじさんによるとベストは4月前半までで、公園から板を履いて行けるそうで、そのときに来てみたいものだが、遠くてなかなか。今回のように数日滞在して楽しむとなるとゴールデンウィークの連休になってしまう。今回のように雪が少ないと2時間近く板担いで歩くことにはなるが。

そんな苦労をしても再訪する気になるのは、越後駒と同様、ツアールートとして景観が非常に良いため。
P1070261
渡渉後、鳥越川右岸台地からの鳥海山。8:00、標高950m辺り。

8:30、もう一段登った標高1100m辺りにテントが張ってあった。
P1070262

この景色を眺めて過ごせるのは良いなあ。
P1070263

その手前で先行者の姿が見えて、追い付くかなと思ったが、その後ペースが上がったのか離されるばかり。9:25、標高1400m辺りで休憩、栄養補給など。快晴で気持ち良い。風も無くて暑く、この先の水の消費が心配になったが、風については杞憂ではあった。ぽかぽか陽気の下で横になって15分ほどゆっくりして再出発。

滑る予定のクライマーズレフト側の地形や雪の付き方を眺めながら(結局あまり役に立たなかったけど)淡々と歩いて、10:50くらいに標高1800m千蛇谷に。振り返ると絶景。
P1070270

少し下から風が出ていたのだけど、千蛇谷入ってしばらくすると強風に。風は強いが暖かいのでインナーのまま、というか風が強くて何も出来ない。耐風姿勢取りながら隙を付いて数歩進む、とかやっているので全くペースが上がらない。けど後ろから来たテレマーカーは何故か風にも動じずさくさく登っていた。体幹が異様に強いとかだろうか。

途中敗退も考えながら這うように進んで、千蛇谷入って1時間ちょっとかなあという想定より大分時間が掛かったが、何とか13:10に山頂着。相変わらずすごい風で、外したスキー板が飛ばされそうで、岩の間に刺す。展望楽しみに端の方に向かうが、体ごと吹っ飛ばされそうで楽しめない。そこそこで戻って滑降準備。ゆっくりする余裕も無いので栄養補給は滑り降りてから。とはいえ何だかんだ時間が掛かって、13:42滑降開始。

予定通り北面へ。既に幾つか滑った跡がある。同じところ行くのも微妙かなと思って左を見てみると岩の間がそれなりに空いている。何とかスキー板の幅で繋がっていて、麓から見て印象的な大斜面上部に出られた。こちらはトラックが入っていない様子。下から見る印象と違って意外となだらか。ともあれ大きくターンして楽しむ。メンツルザラメとは行かず、ところどころ固くて気を使いながらだけど。
P1070277
自分のトラックも見えなかったので、ひょっとしたら先行者居たのかもしれない。

登って来た方。
P1070279
ブッシュ帯があみだくじ状態。

斜面もそれほど面白くないし、先のことを考えると早めにトラバースに入った方がよさげなので、最初のブッシュ帯を左に行ったが、無理。ブッシュを乗り越え再度大斜面へ。少し降りたところから今度は谷に降りられた。高度落とさないようにトラバースして、隣の尾根状に乗る。標高1450m辺り、14:10くらいから10分くらい休憩。
P1070281
滑った新山斜面や七高山から続く崖を眺めながらまったり。こんなところ誰も来ないかと思いきや、少し上のボウル状斜面に滑降と登り返しトレースが入っていた。

そこからはGPS地図と地形を見比べながら、適当にトラバースして行く。ブッシュで分断されている斜面も多いので、気を使う。何とか無事に14:43、標高1100m辺りで登りルートに合流出来た。その手前から見た新山と七高山。
P1070288

雪が豊富なら1148m標高点の丸い山の先まで行ってもよさそうだが、今回は沢割れとかも心配だったので、あまり冒険せず。

15:05、標高750mで板を外して担ぎへ。そして早速ルートを外してしまう。雪があるうちは先行トレースを確認出来るのでまだ良いが、雪が無くなってから遊歩道合流まではたまにテープがある程度で全く道がないわけで、GPS片手に右往左往。16:30にあがりこ大王を通過、人工物が見えた時は安心した。
P1070294

あとはちらほら居る観光客に異様な風体で混じって遊歩道をてくてく歩いて、16:56駐車場に到着。ぼくが板を外した少し先で板担ぐ準備している横を抜いたはずの二人組が既に駐車場に居てびっくり。右往左往していたとはいえ行きのルートは大体見えるところに板わけで、いつの間に抜き返されたのか謎。違う道があるのかな。

レクリエーションの森には登山道具洗うための水道も完備なので泥や枯葉で汚れたブーツを洗わせてもらう。

入浴は前回同様、象潟方面へ降りて行ってすぐの鶴泉荘へ。靴擦れがべろっと剥けて痛いが、汗でどろどろの身体をお湯で流してさっぱり。

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