ノンコアvsコンテキスト
昨日に引き続いて、もう一つ最近気になる用語。コア/ノンコア切り分けて後者はパッケージ製品(COTS: Commercial Off-The-Shelf)使って標準化押し付けでいいんじゃね、という言い方で、コアに対してノンコアって言ってるんだけど、ここで言う「コア」という用語の元々の話は、コアビジネス(誰が言い出した・理論化した用語?)⇒コアコンピタンス(ハメル&プラハラード)⇒コアvsコンテキスト(ムーア)という経営学の文脈から来ているはずなので、現代においてここは正しくノンコアでなくコンテキストと言うべき、と。
・コアビジネス:現時点で(正確には過去の或る時点から現時点までの期間において)相対的に大きな利益を上げている事業領域
・コアコンピタンス:利益を上げる源泉となっているもの(事業遂行上の能力capabilityなど)
・コア:利益を上げる源泉となっているものはそもそも他社と差別化されているべきだが、そのような差別化要素となるもの
コアコンピタンス(ハメル&プラハラード)とコア(ムーア)の区別は微妙だが、まあこんなところなのだろう。ムーアのコア概念は動的である点が特徴で、何でそうなっているかというと、企業の競争力を持続するにはどうしたらいいかという問題意識が強いからだと思われる。@ITの用語辞典がよくまとまっていて役に立つ。
コアコンピタンス - @IT情報マネジメント用語事典
ただし、経営や組織にとってコンピタンスが支配的になりすぎた場合、イノベーションを阻害されるコアリジディティ(硬直性)の危険があるという指摘がある。
というところからムーアのコア議論に繋がる。
ついでに、定義からして、或る一定の時点・期間においてはコアコンピタンス=コアであり得る、というのは栗原潔ブログの次のエントリに詳しい。
コアとコア・コンピタンスについてさらに:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:ITmedia オルタナティブ・ブログ



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